福島県の佐藤雄平知事は4月25日、県庁で東京電力の広瀬直己社長と会談しました。福島第1原発で予定外の建屋に汚染水を誤移送した問題など相次ぐトラブルについて、「極めて遺憾。現場の状況把握やリスク管理がずさんだ」と厳しく批判
原発
応急仮設住宅無償延長を・・原発事故避難者 署名1万6000人提出/「ひなん生活をまもる会」
東京電力福島第1原発事故で首都圏に避難している人たちでつくる「ひなん生活をまもる会」(鴨下祐也代表)は4月25日、「応急仮設住宅」の無償提供期間の延長を求める署名約1万6000人分を政府に提出しました。 国は、原発事故避
凍土遮水壁の効果を確認(小規模実験で)・・福島第1
経済産業省資源エネルギー庁と東京電力は4月25日までに、福島第1原発で原子炉建屋周辺の土を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土遮水壁」について、同原発で実施した小規模実験で遮水効果を確認したことを明らかにしました。 凍土壁は
無原則の国費投入に・・原賠機構で参考人 大島堅一立命教授、倉林氏らが質問
🙄 参院経済産業委員会は4月24日、原子力損害賠償支援機構の業務に福島第1原発の廃炉や汚染水対策の支援などを追加する同機構法の改定案について、参考人質疑を行いました。 立命館大の大島堅一教授は、賠償と廃炉・汚染水対策は全
川内原発 「火山学者集め議論」・・規制委 対策見直し求める
原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は、4月23日開かれた規制基準の適合性審査会合で、優先審査している九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の火山対策について「しかかるべき段階で火山学者を集めて議論する」と述べました。原
「事故から何学んだ」・・規制委員長 電力会社を批判/「原子力安全推進協会」と初会合
設立の組織と初の意見交換 原子力規制委員会は4月22日、東京電力福島第1原発事故を受けて電力会社とプラントメーカーが原発の安全性を高めるために昨年(2013年)11月に設立した組織「原子力安全推進協会」と初の意見交換を行
福島第1・・操作のミスでアルプス停止、弁の操作ミスが原因か
東京電力は4月22日、汚染水から放射性物質を吸着して減らす装置「ALPS(アルプス)」の1系統(A系統)で運転を再開したところ、水の白濁と高いカルシウム濃度が確認されたため、約2時間後に停止したと発表しました。東電は、弁
原発なしで温暖化防止も・・IPCC報告書 再生エネで代替可能
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第3作業部会報告書に、地球温暖化を防ぐうえで原発は必須でなく、再生可能エネルギーで代替可能との記述があることが分かりました。原発依存をやめても、温暖化対策の費用が大きく増える
トルコ・UAEとの原子力協定 反対世論も地震の危険も無視 ・・首相が“安全神話”も輸出
トルコとアラブ首長国連邦(UAE)への原発輸出に道を開く原子力協定が18日に国会で承認されました。両協定の締結は昨年4~5月の安倍晋三首相によるトップセールスで実現したもの。輸出先トルコは原発反対世論が渦巻く「地震大国」
国と東電は責任果たせ 福島の被災者 怒りの総行動 ・・「原発なくすまでたたかう」
東京電力福島第1原発事故の放射能被害とたたかうふくしま復興共同センターと福島県農民連が4月22日、東京でおこなった「怒りの総行動」。福島県からバス7台、約300人が28万3236人の「原発ゼロ100万人署名」をもって参加
原発ゼロ28万人署名提出・・復興センターと福島県農民連
ふくしま復興共同センターと福島県農民連は4月22日、「原発ゼロ100万人署名」の第1次提出と、政府交渉などを行う「怒りの総行動」を東京都内でくりひろげ、28万3236人の署名を衆参両院に提出しました。 同行動は、エネル
“原発ゼロ必ず” 首相官邸前 エネ基本計画撤回を・・原発をなくす全国連絡会/東電本店前・・福島の声聞け 原発をなくす全国連絡会
エネ基本計画撤回を・・原発をなくす全国連絡会 全労連、全日本民主医療機関連合会、全国商工団体連合会、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は4月22日、原発を永久化して再稼働を推進するエネルギー基本計画の撤
“被災地の怒り続々 政府交渉” 県内全10基廃炉に・・ふくしま復興共同センター/国と東電は償って・・福島県農民連
ふくしま復興共同センターと福島県農民運動連合会は4月22日、衆院第1議員会館と衆院第2議員会館で政府交渉を行いました。同日に東京都内で行われた「怒りの総行動」の一環です。 県内全10基廃炉に・・ふくしま復興共同センター
川内原発再稼働 大争点に浮上 衆院鹿児島2区補選 27日投票・・再生エネこそ希望ある道 三島候補訴え
27日投票の衆院鹿児島2区補欠選挙では、今夏にも「全国一番手」に狙われる九州電力川内(せんだい)原発(薩摩川内市)1、2号機の再稼働が大きな争点に浮上しています。日本共産党の三島てらし候補(72)=新=は「再稼働にひと
昨年(2013年)11月から汚染水誤送か・・福島第1
東京電力は4月21日、福島第1原発で通常は使用しないポンプ4台が動き、移送予定にない建屋へ約203トンの高濃度汚染水が誤送されていた問題で、昨年(2013年)11月ごろからポンプが動いていた可能性も含めて原因調査をしてい
帰還判断へ住民懇談会・・福島・楢葉町 意見聞き、来月中に可否
東京電力福島第1原発事故で、ほぼ全域が避難指示区域に指定されている福島県楢葉町は4月21日、多くの住民が避難する同県いわき市で町政懇談会を開催しました。帰還の時期や条件について住民から意見を聴き、5月中に帰還の可否を判断
トリチウム濃度 放出基準下回る・・福島第1、停止井戸
東京電力福島第1原発の地下水バイパス計画で使用するくみ上げ用井戸から、放出基準を超える放射性物質が検出された問題で、東電は4月20日、くみ上げ停止中の井戸で18日に採取した水の放射性トリチウム濃度は、1リットル当たり12
福島第1 汚染水処理装置 機能強化を検討・・東京電力
東京電力が福島第1原発で放射能汚染水からセシウム濃度を低減させる装置について、機能強化を検討していることが4月20日分かりました。セシウム以外の放射性物質も取り除けるように改良し、タンクから汚染水が漏れた場合のリスクを減
楽器で「脱原発サウンドデモ」・・北海道の反原連
北海道反原発連合主催の「脱原発サウンドデモ」が4月20日、札幌市中央区で行われました。 ドラムや民族楽器などを持ち寄り、手作りのプラカードや横断幕を手に150人が参加し、思い思いのスタイルで道行く市民にアピール、中心街は
“福島に生きる” それでも農業を続ける・・産直組合郡山代表理事 橋本整一さん(74)
「これほど悪いことをして責任をとらない。こんな理不尽なことはない」。福島県郡山市の産直組合郡山の代表理事を務める橋本整一さん(74)は怒り心頭です。 生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!福島原発訴訟(中島孝原告団長)の原