原発再稼働阻止の運動を呼びかけている「再稼働阻止全国ネットワーク」は8月27日、東京都港区にある原子力規制庁前で抗議行動を行いました。参加者は「止めるぞ!志賀も川内も」と書かれた横断幕を持ち、「川内原発再稼働反対」「審査書案を撤回しろ」とコールし、規制庁に申し入れました。
鹿児島県から参加した「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長は、再稼働について「原子力規制委員会も政府も責任を押し付けあっています。地元住民は大多数が再稼働に反対です。福島の事故も収束していないのに、再稼働なんて認められません」とマイクを握り訴えました。
港区の職場から休憩時間に自転車で駆けつけた阿部めぐみさん(63)は「次世代のためにも絶対に原発再稼働を許してはいけません。お金よりも命が大切です」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2014年8月28日より転載)