【パリ=島崎桂】欧州連合(EU)は3月6日、ブリュッセルで環境相理事会を開き、2030年までの温室効果ガス排出量を1990年比で「少なくとも40%削減する」ことを正式に決定、同日中に目標値を国連に提出しました。 COP
原発
原発は絶対に廃炉・・官邸前抗議「再稼働ノー」& 原発ゼロ行動各地の予定 (下)
福島第1原発事故からまもなく4年となる6日、首都圏反原発連合(反原連)は、139回目となる首相官邸前抗議行動をしました。原発再稼働へ暴走する安倍晋三政権に対し、参加した1000人(主催者発表)は「原発いらない」「再稼働
知りたい 聞きたい・・「再生エネ賦課金」の会計報告は
電力会社が電気料金に上乗せして電力使用者から徴収している「再生エネ賦課金」の運営方法や負担者への会計報告はどうなっていますか?(東京都町田市、男性) 報告義務はありません 「再生可能エネルギー発電促進賦課金(再生エネ
仮設住宅は矛盾集中・・共産党福島・伊達震災・原発被災者支援センター事務局長 佐藤大河さん(28)
「力があればもっといろんなことができた」。日本共産党福島・伊達震災・原発被災者支援センター事務局長の佐藤大河さん(28)は、「3・11]」からの4年間の活動についてそう振り返ります。 全国からの支援物資やボランティア
福島事故4年 原発ゼロ行動計画・・全都道府県262カ所
東京電力福島第1原発事故から4年を迎える3月11日を中心に「原発ゼロ」「再稼働反対」などを訴える集会やデモ、パレード、ウオーク、講演会、学習会、宣伝・署名行動が全国各地で計画されています。本紙が5日までに都道府県のネッ
30キロ圏外は屋内退避 規制委が防災指針改定案・・意見公募へ
原子力規制委員会は3月4日、原発事故が起きた場合の原子力災害対策指針(防災指針)で、先送りにしていた半径30キロ圏外の住民の対応や東京電力福島第1原発の防災対策などを追加した改定案を了承しました。一般からの意見公募を5
“ノーニュークスデイ” 志位委員長が参加・・3月8日・都内で開催
日本共産党の志位和夫委員長は、3月8日に東京都内でおこなわれる「ノーニュークスデイ 反原発☆統一行動~福島を忘れるな!再稼働を許すな!」に参加して、国会前大集会でスピーチします。 統一行動は、首都圏反原発連合、原発を
汚染水流出 別の汚染源も・・規制委検討会で意見次々
東京電力福島第1原発敷地内の排水路を通じて高濃度の放射能汚染水が海洋に流出する状態が長期間続いた問題で、2号機原子炉建屋山側にある大物搬入口屋上から汚染水が流れ込んだとする東電の説明に対し「主な原因ではないのでは」と指
未点検機器 まだ5000個・・「もんじゅ」規制庁、実施求める
運転へ向けた活動が止められている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で、過去に未点検とされた機器のうち依然5000個近い機器の点検が実施されていないことがわかりました。3月4日の原子力規制委員会の定例会合で報
苦闘続く福島第1原発 現場のいま・・汚染水に追われ遠い廃炉
構内の森や桜並木は切り倒され、灰色のタンク群が広がります。水素爆発で大破した原子炉建屋は姿を変えましたが、内部の放射線量は依然高い。事故から間もなく4年。東京電力福島第1原発は汚染水対策に追われながら、遠い廃炉への道を
規制委審査ビデオ放映・・福井・高浜町民に向け
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働に同意を迫られている高浜町は3月3日、原子力規制委員会の審査概要をまとめた町民向けの説明ビデオを町有線テレビ放送で放映開始しました。住民説明会開催に否定的な野瀬豊町長が
福島第1の汚染水流出・・屋上と別に流入源か
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機の原子炉建屋山側にある大物搬入口屋上にたまった放射能汚染水が、排水路を通じて港湾外に流出していた問題で、この排水路に屋上とは別のルートから汚染水が流れ込んでいる可能性が
“大震災・原発事故4年”被災者の声・・帰りたいけど帰れない 伊藤吉夫さん(73)、天野正篤さん(76)/福島・双葉町
東京電力福島第1原発5、6号機の所在地である福島県双葉町は帰還困難区域が大半を占めます。町民のうち3000人近くが北海道から沖繩まで県外に避難し、4000人以上が福島県内に避難しています。 伊沢史朗町長は2月13日、
川内 再稼働させない 九電本店前・・住民説明会開催を 福岡
九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対し、九電に住民説明会の開催を要求する「福岡九電本店総行動」が3月2日、福岡市の九電本店前で行われました。鹿児島県内の93団体でつくる「ストップ再稼働!3・11鹿児島集
福井から再稼働ノー 20万超えた署名・・さらに広く 県集会
「高浜原発再稼働反対、大飯(おおい)原発再稼働反対」。東京電力福島第1原発事故の発生(2011年3月11日)から、もうすぐ4年となる1日、「3・11さよなら原発福井県集会2015inふくい~メモリアルアクション原発のな
“大震災・原発事故4年”被災者の声・・農地の除染まだなのに 福島・南相馬市 高崎次雄さん(68)、荒木千恵子市議(65)、渡部寛一市議(62)
福島県南相馬市は東京電力福島第1原発から20キロ圏内が大半の小高区、20〜30キロ圏内が大半の原町区、30キロ圏外が大半の鹿島区に分かれています。 震災・原発事故以前は10ヘクタールの田んぼで作付けをしてきた原町区北
“福島に生きる”井戸200本で安全確保・・新協地水株式会社取締役会長 谷藤 允彦さん(72)
谷藤允彦(たにふじ・よしひこ)さん(72)は、福島県郡山市で地質や地下水を調査する会社の会長です。 「地質調査業は、測量・設計業界の一部門や付属部分と見られてきましたが、独立した業界として認知されるようになりました」
常磐道が全線開通・・南北分断 解除
東京電力福島第1原発事故などの影響で工事が遅れていた常磐自動車道が3月1日、全線開通しました。事故により、南北に分断された原発周辺地域が高速道路で結ばれました。 開通したのは、最後の工事区間だった常磐富岡インターチェ
汚染雨水流出に、「深刻に反省を」・・規制委が東電社長に
原子力規制委員会は2月27日、東京電力の広瀬直己社長を原子力規制庁に呼び、原発の安全をテーマに面談しました。田中俊一委員長は福島第1原発で汚染された雨水が外洋に流出していた問題について「少し深刻に反省しないといけない。
川内1号機の再補正書提出・・九州電力 & タービン建屋1階で漏えい・・福島原発4号機
九州電力は2月27日、再稼働を目指す川内原発1号機(鹿児島県)について、最終的な審査に必要な「工事計画認可」の再補正書を原子力規制委員会に提出しました。2号機分と、1、2号機共通の「保安規定変更認可」の再補正は3月末ま