首都圏反原発連合(反原連)は11日、九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働強行に対する緊急の首相官邸前抗議行動を行いました。仕事帰りのサラリーマンや高校生など1800人(主催者発表)の参加者から「国民の声を無視するやり方は許せない」の声があふれ、「川内原発今すぐ止めろ」の声があがりました。
官邸前抗議行動に初めて参加した東京都町田市の高校3年生(17)は「福島の状況を見たら動かす選択肢なんてありえない。原発がなくなるまで声をあげ続けます」と語りました。
神奈川県茅ケ崎市の男性(50)は「生きるのに原発なんていらんばい」のむしろ旗を手に参加。「原発事故で生まれ育った南九州の自然が壊されるのはいやです。“原発はいらない”の意思を示し続けていきます」
長野県松川村から朝一番に出たという男性(69)は「国民の声を聞かない安倍政権のやり方に怒りを覚えます。地元でも声をあげ続けます。国民が声をあげ続ければ、必ず原発はなくせます」と話しました。
日本共産党の藤野保史衆院議員がスピーチしました。
(「しんぶん赤旗」2015年8月12日より転載)