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これからも声上げ続ける 川内原発前で抗議・・ “危険と隣り合わせイヤ”

(写真)川内原発の正面ゲート前で訴える真島省三衆院議員=8月11日、鹿児島県薩摩川内市
(写真)川内原発の正面ゲート前で訴える真島省三衆院議員=8月11日、鹿児島県薩摩川内市

 「われわれは再稼働を許さないぞ」「フクシマのことを忘れるな」。8月11日午前10時半、九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働が強行されたとの一報が入ると、同原発の各ゲート前に詰めかけた約400人から激しい怒りの声が沸き起こりました。


 

早朝から座り込みの抗議行動が続けられていた正面ゲート前では、ただちに再稼働に抗議する集会が開かれました。

鹿児島県いちき串木野市に住む男性(64)は、同原発の1号機は運転開始から31年が経過した老朽原発だと指摘。「きわめて危険な状態で、いつ重大事故が起こるか分からない」と不安を語りました。

大学4年生の女性は、福岡市から連日の抗議行動に参加しています。「再稼働のスイッチが押されてしまったことは悲しいし、悔しいです」と涙ながらに語り、「原発事故と隣り合わせでは、安全な社会にはなりません。私はこれからも声を上げ続けます」と決意を込めました。

集会には日本共産党の真島省三衆院議員と、まつざき真琴鹿児島県議が駆けつけました。

真島氏は、どの世論調査でも再稼働「反対」が圧倒的多数だと述べ、「これからもたたかいは続きます。がんばっていきましょう」と力強く呼びかけました。

まつざき県議は「怒りの思いでいっぱいです。火山噴火の予知や地震対策、避難計画の実効性などで課題が山積するもとで、みじんの道理もない再稼働です」と批判しました。

(「しんぶん赤旗」2015年8月12日より転載)

 

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