■9月12日 東京電力は、組み立て式(フランジ型)タンクの解体をしていた30代の男性作業員が内部被ばくした原因の調査結果を公表。2重のゴム手袋の外側を外した後、内側の手袋に全面マスクの放射性物質が付着し、さらに、マスクを
原発
東電かばう規制委に怒り・・反原連官邸前
首都圏反原発連合(反原連)は9月15日、首相官邸前抗議を行いました。原子力規制委員会が、福島第1原発事故を起こした東京電力について、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)を運転する適格性があると容認しました。規制委員会が再稼
7年ぶり原子力白書・・原発固執政策を後押し
内閣府の原子力委員会(岡芳明委員長)は14日、「原子力白書」(2016年版)を決定しました。閣議に報告します。原子力白書の発刊は東京電力福島第1原発事故後初めてで7年ぶり。原子力利用で「羅針盤」の役割を果たすという同委
「核燃サイクル見直し必至」・・衆院原子力特委 藤野氏質問に専門家
衆院原子力問題調査特別委員会は9月14日、専門的見地から助言を得るための「アドバイザリー・ボード」(会長=黒川清・元東京電力福島第1原発事故の国会事故調査委員長)を開きました。アドバイザリー・ボードは、国会事故調の国会
旧動燃職員の遺品・・遺族に返還認めず 東京高裁
動力炉・核燃料開発事業団(動燃、現・日本原子力研究開発機構)の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故(1995年)の対応に当たっていた職員の遺族が、遺品の返還などを求めて、警視庁と東京都を相手取った訴訟の控訴審判決
“東電に運転資格ない”福島事故起こした責任果たされず・・規制委 不当容認
原子力規制委員会は、福島第1原発事故を引き起こした東京電力について、柏崎刈羽原発を運転する適格性を容認しました。規制委は、これで再稼働の前提となる新規制基準に「適合」したとする審査書案の取りまとめに向けて進むことになり
東電裁判勝利必ず・・福島3原告団が決起集会
福島地裁いわき支部で9月12日、東京電力福島第1原発事故で住民が東電などに損害賠償を求めた「いわき市民訴訟」の第25回口頭弁論と、「南相馬訴訟」の第9回口頭弁論が開かれました。また「福島原発避難者訴訟」の第3陣提訴が行
「審査書案」をあすは示さず・・柏崎刈羽で規制委
原発再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査で、原子力規制委員会は9月11日、東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)について、13日の定例会合では事実上の“合格証”となる「審査書案」を提示しないことを決めました。審査
放射性物質が作業中に付着・・事故の大洗研究棟
日本原子力研究開発機構は9月8日、大洗研究開発センター(茨城県大洗町)の燃料研究棟で、放射能で汚染されたビニール袋の片付け作業中、誤って床に落とし、作業員の服に放射性物質が付着したと発表しました。内部被ばくや外部への影
「原発停止」の現実・・偽りの「国富流出」論/減少した燃料輸入額
「原発を止め続けると国富が流出する」。国民の抵抗で原発の再稼働が進まないもとで、原発推進派は国民にこのような脅しをかけていました。しかし実際には原発がフル稼働していた時期よりも、火力発電の燃料となる原油や液化天然ガス(
東電・柏崎刈羽原発“審査適合”方針・・再稼働許されない
原子力規制委員会が9月6日、新潟県にある柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働をねらう東京電力に対し、原子力事業者としての「適格性について否定する状況にない」と評価しました。規制委は13日にも原発の新規制基準に「適合」したとす
東電に再稼働の資格なし・・反原連 官邸前で怒りの声
首都圏反原発連合(反原連)は9月8日、首相官邸前抗議を行いました。 東京電力が「福島原発事故の賠償のため」などとして狙う柏崎刈羽原発(新潟県)6、7号機の再稼働を原子力規制委員会が事実上容認していることに、「柏崎刈羽
原発事故 国は責任果たせ・・福島・浪江町 党国会議員団に馬場町長
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9月11日で6年半となるなか、7日から福島県で被災自治体や住民の要望を聞いている日本共産党国会議員団の高橋千鶴子、塩川鉄也、藤野保史の各衆院議員と岩渕友、山添拓の両参院議員は8
再エネ推進→燃料代節約→子育て支援策に充当・・森林資源生かした町/北海道下川町
日本共産党の畠山和也衆院議員と辰巳孝太郎参院議員らは9月8日、地元の森林資源を生かした木質バイオマスによる再生可能エネルギーを導入し、エネルギー自給の向上に取り組んでいる北海道下川町を訪れ、ボイラー施設や町有林などを調
柏崎刈羽 最終判断を持ち越し・・東電の「適格性」めぐり/規制委
原子力規制委員会は9月6日、福島第1原発事故を起こした東京電力が、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)を再稼働する原子力事業者としての適格性について議論しました。 田中俊一委員長は「適格性を否定する状況にはない」と東電の
東電と国は責任とれ/第2陣 福島生業訴訟・・原告ら被害救済訴え
国と東京電力を相手取った「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟第2陣(原告数295人)の第2回口頭弁論が9月6日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)で開かれました。原発事故による被害救済を求める裁判です。 原告
ウラン濃縮工場ボロボロ・・青森 日本原燃、停止の方針
日本原燃のウラン濃縮工場(青森県六ヶ所村)で排気ダクトに3ヵ所の穴が見つかったことが、5日までに分かりました。同工場では、保守管理上の問題がこれ以外にも発覚しており、原燃は稼働中の遠心機を近く停止し、核燃料物質を回収。
大飯原発訴訟審理尽くせ・・ネットで動画と署名訴え
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対する運転差し止め訴訟の控訴審(内藤正之裁判長)で徹底審理を求めている住民側は、裁判の不当な実態を告発する動画をネット上で流し、電子署名も開始して広く協力を呼びかけています
東電福島第1原発 この1週間 & 大飯3、4号機・・審査が終了 規制委
東電福島第1原発 この1週間 ■8月29日 1号機使用済み核燃料プールの冷却停止試験を終了しました。7月17日の冷却停止時の水温は32・5度でしたが、冷却再開時は39・5度。東電は、外気温か高い夏でも水温が運転上の制限(
福島第1 原発工事費水増しか・・清水建設 4000万円架空請求疑い & 福島第1 核燃料4体を不適切に保管
福島第1 原発工事費水増しか・・清水建設 4000万円架空請求疑い 東京電力福島第1原発事故で、事故後の工事を行っている清水建設などの共同企業体(JV)が、作業員の人数を水増しし、約4000万円を架空請求した疑いがある