原子力市民委員会は18日、「能登半島地震から問い直す原発稼働の危険性」と題して緊急のオンラインシンポジウムを開きました。 同委員会座長の大島堅一・龍谷大学教授は、今回の地震で原発の稼働そのものの危険が明らかになったと
原発
非常用発電機が自動停止・・志賀原発で試運転中
北陸電力は17日、能登半島地震で被害を受けた志賀原発(石川県志賀町)で、1号機の非常用ディーゼル発電機1台が、地震の影響を調べるために試運転したところ、15分後に自動停止したトラブルがあったと発表しました。 同原発で
美浜再稼働に抗議・・運転47年 「老朽原発うごかすな」
運転開始から47年以上たつ老朽化した関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)が18日に再稼働を強行されました。住民らは同社の美浜発電所や原子力事業本部の前などで緊急抗議行動を実施しました。 「老朽原発うごかすな!実行委
原発避難者山形訴訟二審判決・・国の責任を認めず 仙台高裁
東京電力福島第1原発事故で福島県から山形県に避難した住民669人が、国と東電に総額約20億4600万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が17日、仙台高裁(石栗正子裁判長)でありました。石栗裁判長は、国が規制権限を行使
レーダー 想定外ですまない原発事故
岸田文雄首相は能登半島地震後、2週間たった14日、初めて被災地を駆け足で訪問しました。テレビはその模様を伝えましたが、驚いたのは、今回の地震で北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)は変圧器が破損して油が漏れ、外部電源
能登半島1.1地震 志賀原発2キロの集落
避難路寸断 「不安だ」 北陸電力志賀原発からおよそ2キロの距離にある石川県志賀町の福浦集落。日本最古の木造灯台が現存する港町です。震災で瓦屋根がはがれ落ちた家屋や支柱にヒビが入るなどの被害を受けました。断水で住民らは、
老朽原発動かすな 福井の市民が行進
福井市で原発ゼロをめざす市民行進が11日に取り組まれ、「老朽原発動かすな」と声を上げました。原発問題住民運動福井県連絡会の主催で、東京電力福島第1原発事故が発生した2011年から毎月続けています。 林広員事務局長は、
志賀原発は廃炉に・・能登地震で問われる原発の危険性 山添拓参院議員に聞く
想定超えた揺れ/深刻なトラブル 能登半島地震によって北陸電力志賀原発(石川県志賀町)で、さまざまな深刻なトラブルが発生しました。設計上の想定を超える揺れが観測され、事故時の避難計画の非現実性など、地震によって見えてきた
能登地震 今こそ原発ゼロ 各地イレブン行動
救援募金呼びかけ 福島 福島市の駅前通りでは、ふくしま復興共同センター(代表委員・野木茂雄県労連議長)が能登半島地震の救援募金を呼びかけるとともに、防災強化や原発ゼロを訴えました。 マイクで救援募金への協力を訴えた野
能登半島1.1地震 志賀原発 想定超す揺れ/1・2号機 規制委で報告
石川県で最大震度7を観測した能登半島沖地震で、北陸電力志賀原発(同県志賀町)で想定された揺れを一部で上回る揺れが記録されていました。10日に開かれた原子力規制委員会の定例会合で報告されました。(関連13面) 原子力規
経済アングル 原発を拒否した町で
正月を襲った能登半島地震で大きな被害を受けた自治体の一つ、珠洲市は能登半島の北端にあります。1954年の市制施行当初、3万8000人を数えた人口は現在、1万2000人足らずと3分の1以下となっています。東日本大震災直後
地震国 原発やめよう・・東京・新宿 反西連が新年デモ
東京と埼玉を結んで走る西武鉄道の沿線住民などが集まる反原発西武線沿線連合(反西連)は7日、東京都新宿区で高田馬場ニューイヤー脱原発デモを行い、100人が参加しました。 能登半島地震で北陸電力・志賀原発がトラブルを起こ
油漏出 当初公表の5倍 志賀原発
北陸電力は5日、能登半島地震で被害を受けた志賀原発2号機(石川県志賀町)の変圧器から漏れた絶縁油の量について、当初公表していた約3500リットルではなく、5倍を超える約1万9800リットルだったと発表しました。降雨など
石川・志賀原発周辺のモニタリングポスト・・14カ所でデータ得られず
輪島市など 北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の周辺で、原発事故の際に住民避難の判断基準となる放射線量を測定する100カ所以上あるモニタリングポストのうち、14カ所でデータが得られない状態になっています。原子力規制委員会
年頭会見 企業献金触れず 原発問題語らず・・首相 “説明”放棄
「国民への丁寧な説明」と繰り返した岸田文雄首相の年頭記者会見(4日)は、その発言とは真逆に、必要な説明を放棄する“強権的”な姿勢をあらわにしたものでした。 根本切り込まず 政治資金パーティーをめぐる裏金問題が、昨年末
原子炉の調査 ロシア認めず・・ザポロジエ原発
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は3日、声明を出し、ロシア軍が占拠しているウクライナ南部ザポロジエ原発で、冷温停止中の原子炉3基に対するIAEA常駐職員の立ち入り調査が過去2週間、認められていないと明らかに
志賀原発、水位3メートル変動 津波高さ調査へ・・北陸電、取水槽説明を訂正
石川県能登地方で起きた最大震度7の地震で、北陸電力は2日夜、志賀原発1、2号機(同県志賀町)の敷地内にある取水槽の水位が約3メートル変動していたと発表しました。同社は同日午前の説明では「有意な変動はなかった」としていま
周辺原発 相次ぎ影響・・志賀 燃料プール一時冷却停止
震度7を観測した石川県志賀町に立地する北陸電力志賀原発では、1日の地震で使用済み核燃料貯蔵プールから水があふれ、一時的に冷却が停止しました。同原発1、2号機は定期検査で2011年から運転停止中でした。北陸電は「安全上、
主張 原発ゼロの日本へ・・逆行する自民党政治終わりに
原発回帰にかじを切った岸田文雄政権は、新たな原発建設を掲げるとともに、漁業者などとの約束を破り、福島第1原発の汚染水(ALPS処理水)の海洋放出を強行しました。 さらに、アメリカなどとともに世界の原発を2050年まで
きょうの潮流
原子力規制委員会が新潟県に立地する東京電力柏崎刈羽原発の「運転禁止命令」を解除しました。解除決定と合わせ東電に対し、「運転を適格に遂行するに足りる技術的能力がないとする理由はない」という、原子力事業者としての適格性も認