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共産党と希望語る/福島 市田氏迎え集い

つどいで講演する市田氏(左)と小山田候補(右)=26日、福島市

日本共産党福島・相馬地区委員会は26日、福島市で市田忠義副委員長を迎えて、党や政治情勢について語るつどいを開き、5人が入党を決意しました。

 福島県楢葉町出身の小山田ともこ参院福島選挙区候補は、高校時代に福島第1原発事故で家族4人がばらばらに避難することになり、アパートで1人暮らしをしていたこと、避難中に原発反対のデモと出合い共感したことなどを紹介。「原発ゼロが私の活動の原点です」と訴えました。

 市田氏が、「総選挙で共産党が後退したのはなぜ?」という質問に、党員や「しんぶん赤旗」読者減少による自力不足により、「いい政策があっても有権者に届けることができなかった」「SNS戦略のたち遅れ」「自力の活(い)かし方の工夫が必要」と説明。「日本共産党支持ではないが政治に関心がある人や、暮らしをよくしたいと思っている人とも広く対話する『500万人の要求対話・アンケート』運動に取り組み、SNS運用とともに改善の努力をしています」と話しました。

 入党を決意した69歳の女性は「弱い人の立場に立つ共産党に共感してずっと応援してきた。体調の心配もあり踏み出せなかったが、今日、共産党の価値観を再確認して一歩踏み出せた」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2025年2月28日より転載)