きょうの潮流

 来月で事故から8年になる東京電力福島第1原発。きょうにも2号機の原子炉格納容器の内部調査が実施されます。事故で溶け落ちた核燃料の性状を確認するためです。いまだにわかっていません▼先月末に構内を取材した際、東電は、全面マ

原発の火山対策 泥縄 巨大噴火判断基準 具体化できず・・専門家「稼働に正当性ない」

 原子力規制委員会は、安全研究の一環として、カルデラ(火山活動で生じた大きなくぼ地)に関する知見を蓄積するための研究を実施しようとしています。原発に深刻な影響を及ぼす巨大噴火のメカニズムを把握する調査が少ないとして、来年

2019年予算案 エネルギー・中小業者・・新型原子炉の開発支援/中小企業対策費 一般歳出のわずか0・3%

 2019年度当初予算案のエネルギー対策費は9104億円(18年度比82円減)です。新たな原発開発など将来にわたり原発を存続させる予算が並びました。 世界の潮流に背向け固執  小型炉などの新たな原子力技術の開発支援に6・