来月で事故から8年になる東京電力福島第1原発。きょうにも2号機の原子炉格納容器の内部調査が実施されます。事故で溶け落ちた核燃料の性状を確認するためです。いまだにわかっていません▼先月末に構内を取材した際、東電は、全面マ
原発
原発の火山対策 泥縄 巨大噴火判断基準 具体化できず・・専門家「稼働に正当性ない」
原子力規制委員会は、安全研究の一環として、カルデラ(火山活動で生じた大きなくぼ地)に関する知見を蓄積するための研究を実施しようとしています。原発に深刻な影響を及ぼす巨大噴火のメカニズムを把握する調査が少ないとして、来年
伊方原発 定検間隔延長するな・・とめる会が四電に要請
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の定期検査の間隔の延長を地元との事前協議の対象とする安全協定の改定を受け、伊方原発をとめる会は2月8日、松山市の四電原子力本部を訪れ、定検の間隔延長をしないよう申し入れました。
「ゼロ法案」今すぐ審議を・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は2月8日、原発再稼働反対などを訴える首相官邸前抗議を行いました。寒さのなか、官邸前と国会正門前で「原発いらない」などと唱和しました。 参加者は、通常国会で「原発ゼロ基本法案」を早急に審議し
汚染地域広げないで 宮城・大崎・・放射能ゴミ焼却訴訟 “住民合意なし”
宮城県大崎市の住民124人が、稲わら・牧草などの8000ベクレル以下の放射能汚染廃棄物を住民合意なしに試験焼却するのは違法だとして、大崎地域広域行政組合を相手に公金支出の差し止めを求めた訴訟の第2回口頭弁論が5日、
原発ゼロ法案 国会審議早く・・市民と野党 決起集会
野党4党が共同提出した「原発ゼロ基本法案」の一刻も早い国会審議を求める決起集会が2月5日、国会内で開かれました。提出した立憲民主党、日本共産党、自由党、社民党、無所属の有志議員と原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連
原発事故対策 真摯に・・原住連 東電などに要請
原発問題住民運動全国連絡センターは2月4日、東京電力、電気事業連合会、原子力規制委員会に対し、福島第1原発事故の検証などを求め申し入れました。 東電に対して、被災者・被災地対策の真摯(しんし)な取り組みを求め、事故後
台湾 脱原発「変えず」・・蔡政権 自然エネなどへ転換
【北京=釘丸晶】台湾の蔡英文(さい・えいぶん)政権は1月31日、再検討を行っていた2025年までの脱原発政策について、これまで通り、脱原発の方針を進めることを決めました。エネルギー政策を担当する経済部(経済省)が発表し
原発推進こそ無責任・・反原連、官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は2月1日、首相官邸前抗議を行いました。冷え込む中、参加者は「未来のために原発やめろ」「再稼働やめろ」と声を上げました。 通常国会が召集されてから初の抗議。安倍晋三首相は、施政方針演説で原発
除染土どこへ? 地元に説明なく埋め立て実験・・住民不安「ばらまくな」の声
東京電力福島第1原発事故後、除染によって出た大量の汚染土をめぐって環境省は昨年、埋め立ての安全性を確認する実証事業を計画。福島県内と栃木、茨城で実施しています。「除染土を全国にばらまくな」という声が高まっています。(都
規制委から是正要求・・茨城 放射能漏えい施設 党聴取で判明
日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で1月30日に放射性物質が漏えいした問題で、事故が発生した施設が、核燃料廃棄物の保管状況が適切ではないとして国の原子力規制委員会から是正措置を求められてい
福島第1事故から8年 汚染水タンク増え続け・・毎日約100~150トン 余裕わずか
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故から3月11日で8年になります。東電は1月30日、事故収束作業が続く同原発構内を合同取材団に公開しました。本紙も参加しました。(三木利博) 構内では今も約4000人以
2019年予算案 エネルギー・中小業者・・新型原子炉の開発支援/中小企業対策費 一般歳出のわずか0・3%
2019年度当初予算案のエネルギー対策費は9104億円(18年度比82円減)です。新たな原発開発など将来にわたり原発を存続させる予算が並びました。 世界の潮流に背向け固執 小型炉などの新たな原子力技術の開発支援に6・
核燃料施設で放射能漏れ・・茨城・東海村 警報響き9人避難
日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で1月30日、核燃料物質の入った容器をグローブボックスの中から取り出す作業をしていた施設で放射性物質を検知する警報が発生し、施設内にいた作業者9人が室外に
核燃料つまむ「指」・・福島第1の2号機 内部調査機器公開
東芝エネルギーシステムズは1月28日、東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内を調査する機器を報道関係者に公開しました。底部に溶け落ちた核燃料(デブリ)を直接つまんで硬さなどを調べる機能を搭載。東電は2月中旬から下
東電 柏崎刈羽原発ケーブル火災・・「温度変化で断線」
東京電力は1月28日、昨年11月に柏崎刈羽原発(新潟県)で起きた地下トンネルのケーブル火災について、温度変化によりケーブルが縮んで断線したことが推定原因とする調査結果を明らかにしました。当初、警報場所の情報を消防に伝え
原発ゼロ基本法制定へ・・全国連絡会 市民と共同進める
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月26日、総会を東京都内で開きました。 ▽野党が共同提出した「原発ゼロ基本法」制定を求める国民的大運動を広げる▽「福島を忘れない 3・9全
女川原発県民投票 実現めざし市民集会・・仙台 党派超え250人
自民議員も「脱原発」 東北電力女川原子力発電所(石巻市・女川町)の再稼働の是非を問う県民投票の実現を目指す「みんなで決める会」の学習・討論集会が1月27日、仙台市で開かれました。市民や超党派の県議・市議など250人が参
原発ゼロの道開こう・・全国連絡会が交流集会
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月26日、野党が共同提出している「原発ゼロ基本法」制定をめざす運動をさらにひろげようと、「第5回原発ゼロをめざす運動全国交流集会」を東京都内
今年 原発ゼロ元年に・・反原連が官邸前抗議 藤野氏スピーチ
首都圏反原発連合(反原連)は1月25日、首相官邸前抗議を行いました。安倍政権が進めてきた原発輸出計画が次々と破綻する一方、安倍政権や財界は国内の原発の再稼働や老朽原発の運転延長に突き進んでいます。参加者は「原発輸出もう