原発ゼロを実現するまで声を上げ続けようと7月12日、首都圏反原発連合(反原連)は首相官邸前抗議を行いました。参加者は、「安倍晋三は原発やめろ」「再稼働反対」とコール。終盤へと向かう参院選でも、しっかりと原発反対の意思を示そうと訴えました。
「すべての原発を廃炉に」などのプラカードが掲げられた官邸前。参加者からは、「原発を推進する議員には退場してもらおう」「安倍政権にノーの声を上げて、新しい政治をつくりたい」などの声が聞こえてきます。
「事故が起きるまでは、原発に賛成していました」と話した東京都新宿区の女性(79)は、毎週ひとりで参加しています。「こんな危険なものだとは知らなかった。反省の思いもあって毎年、福島へも行っています。安倍政権は、どの問題でも無責任です。未来をしっかり考えている人たちを選挙でも応援します」と話しました。
埼玉県越谷市から参加した60代の男性は、「地域を歩いていると、ソーラーパネルなど少しずつ自然エネルギーへの転換が進んでいるように感じます。それなのに、安倍政権は再生可能エネルギーに後ろ向きです。原発に頼らない政策を掲げる政党をみんなで応援して、良い結果が出るように頑張りたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2019年7月13日より転載)