
関西電力役員らの金品受領問題を調査してきた第三者委員会は、高浜町の元助役森山栄治氏(故人)の要求に応じた関連企業への工事発注や情報提供を便宜供与と認定した。「地元重視」の名の下で強引な要求が繰り返され応じ
関西電力役員らの金品受領問題を調査してきた第三者委員会は、高浜町の元助役森山栄治氏(故人)の要求に応じた関連企業への工事発注や情報提供を便宜供与と認定した。「地元重視」の名の下で強引な要求が繰り返され応じ
関西電力役員らの金品受領問題を調査した第三者委員会(委員長・但木(ただき)敬一元検事総長)は3月14日、大阪市内で記者会見し報告書を発表した。金品を渡していた高浜町の元助役森山栄治氏(故人)からの要求に応じ、関電が森山
今年に入って四国電力伊方原発3号機(愛媛県)、関西電力高浜原発3号機(福井県)の使用済みMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料が原子炉から取り出されました。原発で本格的な発電後に取り出されたのは初めてです。使用済
晴男 東日本大震災から9年たったね。 秋平 もう9年、というべきか。まだ9年、というべきか。 晴男 被災地をみると、防潮堤ができたり、道路も整備され、かさあげした住宅地に新しい家が並んだり、一見すると復興が進んでい
3月12日、福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の仙台高裁判決を受け、原告、弁護団、支援者らは口ぐちに喜びと今後の運動への決意を語りました。 早川篤雄原告団長は裁判所の門前で、「『正義が通った』と感激し、震える思い
東京電力福島第1原発事故で避難指示が出された福島県沿岸部の楢葉町、浪江町、大熊町、双葉町、富岡町などの住民216人が東電に約18億8000万円の損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の控訴審判決が12日
震災から9年がたち、ハード面の復興は目に見えて進んでいる印象を与えますが、被災者の生活再建、心の復興は大きく遅れ、道半ばの状況です。 まず、住まいの再建はまだ終わっていません。全壊や大規模半壊などで、家を再建するため
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、全労連、全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は、原発からの撤退とエネルギー政策の転換を訴える「イレブン行動」を東京・新宿駅前で行い、原発ゼ
岩手では1月末までに、自宅を流された被災者のうち建設購入、補修再建、賃貸アパートへの入居で63%が自立再建をしました。災害公営住宅には5009世帯・8872人が入居し、合計84%の被災者が住宅を確保したことになります。
フクシマを忘れない・・長野・飯田 原発ゼロへアピール 長野県飯田市で3月11日朝、「フクシマを忘れない」「脱原発」をアピールする行動に35人が参加しました。アピール行動は「3・11フクシマを忘れない実行委員会」の呼びか
台湾の環境団体などは3月10日、東京電力福島第1原発事故から9年に合わせ、南部の高雄市内の公園で、脱原発を実現し、自然エネルギー100%の社会をめざすための行動を呼び掛ける記者会見を行いました。台湾メディアが伝えました
魚とれず存続の危機 岩手県の三陸沿岸は漁業・水産加工業が基幹産業です。大震災の津波で壊滅的被害を受けた漁港、冷蔵施設、水産加工場が再建されています。しかし、ここ数年、深刻なのは漁獲高の減少です。 「震災から9年で建物
首都圏反原発連合(反原連)は3月11日、東京電力福島第1原発事故9年、首相官邸前抗議開始8年にあたってステートメントを発表しました。 安倍政権について、原発事故の現実からいっさい学ぶことなく、また圧倒的多数の国民世論
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、被災地では犠牲者を悼む人びとの姿がありました。死者1万5899人を出し、いまだに2529人の行方が分かっていません。避難生活を続けている人も4万7737
陽光に映える真新しい駅舎。駅前はロータリーがつくられ、役場の連絡所も隣接しています。14日のJR常磐線全線再開通に向けて再建された双葉駅です▼福島第1原発から約4キロ。駅周りの道路や歩道は整備が進んでいますが、近くの店
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年の3月11日、被災地では「あの日を忘れない」と追悼の碑に手を合わせ、献花する人たちの姿がたえませんでした。 福島県浪江町請戸の大平山霊園は、福島第1原発から5キロに位置し
東京電力・福島第1原発の事故発生から9年。3号機では昨年、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機の原子炉建屋では初めてとなる使用済み核燃料プールからの燃料取り出しが始まりました。しかし当初計画から4年以上の遅れと
東京電力福島第1原発事故で福島県から北海道に避難した被害者253人が、精神的苦痛を受けたとして国と東電に対し約42億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3月10日、札幌地裁でありました。武藤貴明裁判長は89人に約
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から3月11日で9年。住まいを失い、いまなお避難生活を続けている人は復興庁の調べで約4万8千人(2月10日現在)。原発事故の影響で、避難指示が解除されても故郷に戻れる人は少なく、解
東京電力福島第1原発事故で、福島県富岡町に出されていた避難指示の一部が3月10日午前6時、解除されました。対象は、放射線量が比較的高い「帰還困難区域」内で14日に全線で運転再開するJR常磐線の夜ノ森駅周辺。同町の帰還困