原発の使用済み核燃料に含まれる半減期の長い物質を分類・変換し、高レベル放射性廃棄物を減らす技術の研究開発について、文部科学省の作業部会は10月30日、日本原子力研究開発機構などの加速器施設(J‐PARC、茨城県東海村)に
しんぶん赤旗
大阪府死者13万人想定・・南海トラフ避難迅速なら8800人
大阪府は10月30日、南海トラフ巨大地震の発生時に避難行動が遅れた最悪の場合、府内の死者が津波などで13万3891人に達するとの被害想定を災害対策検討部会に報告しました。国の想定は最大9800人で、13倍以上に増えました
サラリーマンも怒ってる・・東京・新橋 「脱原発☆スーツデモ」
「サラリーマンも怒っているんだ!」―。会社帰りの人たちが行き交うビジネス街の東京・新橋で10月30日夜、「脱原発☆スーツデモ」が行われ、スーツを着た400人以上の参加者が「原発やめよう」「再稼働反対」と声をあげ、東電本店
排水溝の全ベータ・・タンク近くで上昇
東京電力は10月30日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の排水溝で29日に採取した水から検出した全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が依然として高い濃度にあり、汚染水漏えいタンク近くでは前日の6
福島第1原発4号機プール 来月から燃料取り出し・・原子力規制委が実施計画を認可/専門家ら疑問も
原子力規制委員会は10月30日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)4号機の使用済み燃料プールから燃料を取り出すための実施計画を認可しました。現在、規制委による使用前検査が進められており、11月中旬から燃料の取り
伊方原発も地震の脅威・・運転差し止め訴訟原告側指摘
1002人の原告が四国電力を相手取り伊方原発(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めている訴訟の第6回口頭弁論が10月29日、松山地裁(西村欣也裁判長)でありました。 原告側が提出した準備書面を陳述。原発は地震の強振動という
作業員の確保「数年後は心配」・・東電副社長
東京電力の相沢善吾副社長は10月28日、福島街興本社(福島県楢葉町)で開いた定例記者会見で、福島第1原発の作業員確保について「中長期的には非常に心配だ」と述べ、数年後は確保が難しくなるとの認識を示しました。 相沢副社長は
汚染水の地下御蔵も・・福島第1 5・6号機廃炉で検討/排水溝下流で放射能上昇/堰の水 3700トン移送/地下貯水槽で“浮き上がり”
東京電力の石崎芳行副社長(福島復興本社代表)は10月29日の記者会見で、福島第1原発5、6号機を廃炉にした場合の対応に関連し、放射性物質を含む雨水の一時的な貯蔵施設として、タービン建屋の地下の利用を検討していることを明ら
来月2日、なくせ原発ふくしま大集会・・「オール福島」のとりくみ 成功へ全国の連帯広がる
11月2日に福島市(荒川運動公園)で開かれる「なくせ!原発 安心して住み続けられる福島を! 11・2ふくしま大集会」(同実行委員会主催)にむけて、保守層も含めた「オール福島」のとりくみや全国の連帯が広がっています。 市田
原発汚染水問題・・オール福島の声にこたえよ
東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題は、ますます深刻な事態になっています。原発への態度の違いをこえて危機打開に英知と総力を結集すべきときです。日本共産党は、その立場から、「緊急提言」を行いました。臨時国会の衆参の代表質
排水溝で放射能再上昇・・福島第1 最高4万5000ベクレル
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の排水溝の水の放射能濃度が再上昇していることが明らかになりました。東京電力が10月28日、発表しました。 東電によると、排水溝から27日に採取した水を分析して、300トンの汚染水漏れが
規制委員長 東電社長と非公開面談・・福島第1 作業環境の問題など
原子力規制委員会の田中俊一委員長は10月28日、放射能汚染水漏れが続く東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の現状などについて、東電の広瀬直己社長と初めて面談しました。約1時間行われ、冒頭以外は非公開。終了後の会見
福島に生きる 避難者の孤独死防ぎたい・・双葉町仮設住宅自治会長 小川貴永さん(43)
「避難者の孤立死を防がないとだめです。すでに5人も亡くなっています」。小川貴永さん(43)は、福島県郡山市にある「双葉町富田若宮前仮設住宅」の自治会長です。双葉町民57世帯109人が避難生活をしています。 10日発見でき
原発集中地域を調査 情報規制の多さ実感・・福井JCJ全国交流集会
日本ジャーナリスト会議(JCJ)は10月25~27の3日間、「JCJ全国交流集会2013 in福井」を開催。原発集中立地域である福井県の嶺南(れいなん)地域を巡り、原発の現状を調査するなどしました。 25日に訪れた敦賀市
堰2カ所直接排水・・福島第1 汚染水タンク群
東京電力は10月26日、福島第1原発の放射能汚染水を貯蔵するタンク群を囲む堰(せき)2力所で、たまった水を外部に直接排出したと発表しました。台風27号の接近に伴う降雨が、原子力規制委員会の認めた緊急対応を取れる状況に当た
福島第1 津波の高さ 測定できず・・県沖でM7・1 計器故障のまま/大津波の恐れある余震・・アウターライズ正断層型
10月26日午前2時10分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード7・1の地震があり、東北と関東で最大震度4の揺れを観測しました。気象庁は福島、岩手、宮城、茨城各県と千葉県九十九里・外房に津波注意報を出しました。 津波注
規制委 地下貯水槽利用を容認・・排水手順「東電が守れる範囲で」
東京電力が福島第1原発の汚染水タンクを囲む堰(せき)でたまった放射性物質を含む水を地下貯水槽に移送するとしていることに、原子力規制委員会は何ら問題にせず容認する姿勢であることが10月25日、明らかになりました。 規制庁の
放射能で海を汚すな・・雨の首相官邸前抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月25日、雨のなか原発に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発では、放射能汚染水の流出や放出が相次ぐという非常事態が続いています。 この日は、台風接近のため官邸前の抗議エリア
石川・志賀 海岸部に活断層形跡・・13万年前以降 科学者会議などが発見
日本科学者会議石川支部、原発問題住民運動石川県連絡センターなど4団体は10月24日、北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)北2キロの福浦(ふくら)地区海岸部で13万~12万年前以降に動いた活断層の形跡を発見したと発表し
堰の水 直接排出追認・・福島第1 規制委が転換
東京電力福島第1原発で放射能汚染水が貯蔵されたタンク群を囲むせきの水について、東電が定められた手順を守らず直接排水を繰り返していた問題で、原子力規制委員会の汚染水対策作業部会は10月24日、これまでの姿勢を転換し、東電の