東京電力は1月18日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機原子炉建屋1階北東側の主蒸気隔離弁室の扉付近から、床に設置されている排水口へ水が流れていると発表しました。同日午後2時40分ごろ、3号機原子炉建屋のがれき撤
しんぶん赤旗
ベトナム原発 今年の着工断念・・福島事故受け 20年まで延期も
ベトナム各紙1月16日付の報道によると、グエン・タン・ズン首相は15日、同国中南部ニントゥアン省で今年に予定されていた初の原子力発電所の着工を断念し、2020年まで延期する可能性に言及しました。(面川誠) ベトナムは東南
再処理工場の初審査会合・・規制委過去に火砕流到達
原子力規制委員会は1月17日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の新規制基準への適合性審査の初会合を開きました。再処理工場は、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出し、国が進める核燃サイクル計画
規制委員会 審査の現場から・・大飯、高浜原発周辺地質を議論
原発再稼働の前提となる1月17日の新基準への適合性審査会合で、関西電力は大飯、高浜両原発の敷地近く(周辺5キロ圏内)のリニアメント(線状地形)などの地質構造について、いずれも問題はないと説明しました。 規制委側は、活
柏崎刈羽原発 断層「厳正な審査を」・・敷地内外研究会が規制委に要請
新潟県の柏崎刈羽原発活断層問題研究会は1月17日、県庁で記者会見し、原子力規制委員会に、新規制基準に対する適合性審査が始まった東京電力柏崎刈羽原発の敷地と周辺の断層に関する厳正で科学的な審査を行うよう要請したことを発表し
「原発ゼロ」こそ推進を 官邸前行動・・「再稼働に反対」/宇都宮氏、吉良氏スピーチ
首都圏反原発連合(反原連)は1月17日、首相官邸前抗議行動を行いました。柏崎刈羽原発(新潟県)を再稼働させるとした東京電力の再建計画を認定するなど、原発を推進する安倍晋三政権に、怒りの声が上がりました。1900人(主催者
第26回党大会 中央委員会報告での、東日本大震災復興策と即時原発ゼロのたたかい
東日本大震災からの復興――国民のたたかいで災害対策のまともなルールを 決議案第13項は、東日本大震災からの復興についてのべています。 未曽有の大震災から3年がたとうとしています。被災地では懸命の努力が重ねられていますが、
トリチウムは800兆ベクレル・・福島第1汚染水
東京電力は1月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で貯蔵されている放射能汚染水に含まれる放射性物質のトリチウム(3重水素)が800兆ベクレル以上あるという試算を、政府のトリチウム対策を考える部会で明らかにしました
女川と島根 初審査・・規制委 共に福島第1と同型
原子力規制委員会は1月16日、昨年(2013年)12月末に再稼働に向け新規制基準の適合性審査の申請を行った、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)と中国電力島根原発2号機(松江市)について、初めての審査会合を行い
美浜原発 断層追加調査へ・・活動性判断データ不足
関西電力は美浜原発(福井県美浜町)敷地内破砕帯(断層)に関して追加調査を行う方針を、1月15日の原子力規制委員会の専門家会合で示しました。会合は昨年12月に行われた規制委専門家チームの現地調査の評価をするために開かれたも
原子力機構「もんじゅ」虚偽報告・・保全計画確認 作業中を「完了」
日本原子力研究開発機構は、1万点を超える機器の点検漏れが発覚した高速増殖炉「もんじゅ」で、原子力規制委員会の指摘を受けて見直した、機器の保全計画の確認作業が終わっていないにもかかわらず、見直しが「完了した」と規制委に報告
過去最悪240万ベクレル 福島第1の海側地下水
東京電力は1月14日、福島第1原発2号機タービン建屋海側の観測用井戸で13日採取した地下水から、全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が1リットル当たり240万ベクレル検出されたと発表しました。9日採
原発固執 雇用規制緩和も、財界代弁し政策決定に関与・・経団連次期会長の榊原定征氏
経団連の次期会長に東レ会長の榊原定征(さかきばら・さだゆき)氏が内定しました。榊原氏は政府の産業競争力会議の民間議員を務めています。会議の場で財界利益の代弁者として、安倍政権の政策決定に関与してきました。 多くの国民が「
規制委員会 審査の現場から・・地震時の強度考慮が不十分
原発再稼働の前提となる新基準適合性審査会合で1月14日、九州電力は川内原発1、2号機の使用済み核燃料貯蔵施設への重量物落下防止策を説明。規制委側からクレーンのレール強度評価などが地震時の考慮が不十分との指摘を受け、再度説
福島原発生業訴訟 東電過失の有無 審理へ 福島地裁裁判長が明言・・原告側「大きな一歩」 “大地汚された怒り…過ち認めて
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟第4回口頭弁論が14日、福島地裁(潮見直之裁判長)で開かれました。 争点の一つは、東電の過失の有無を審理するかどうか。被告は原子
廃炉こそ福島の声・・安倍政権が狙う原発推進「エネルギー基本計画」に怒り
安倍晋三内閣は、原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけて推進するエネルギー基本計画を閣議決定しようとしています。これにたいして、原発事故の被害に苦しめられている福島県から怒りの声があがっています。
伊方原発とめまっしょい・・☆松山でシール投票
伊方原発停止2周年の1月13日、「伊方原発とめまっしょい☆若者連合」は、松山市の坊っちゃん広場で「伊方原発、これからどうしたい?」シールアンケートに取り組みました。7人が参加。38人の青年らと対話し、「伊方原発再稼働反対
避難指示の4月解除案・・旧警戒区域で初 田村市で3者会合
東京電力福島第1原発から20キロ圏内の福島県田村市都路(みやこじ)地区で1月12日、国と市、地元住民の3者会合が開かれ、政府側が同地区に設定してある避難指示を4月に解除する意向を示しました。実現すれば旧警戒区域で初。参加
大銀行“損しない“カラクリ”・・東電向け融資 原発賠償より自らへの弁済優先
取りはぐれない「私募債」に無担保から置き換えさせる 福島第1原発事故を引き起こした東京電力への貸し手責任が問われるメガバンク(巨大銀行)などの金融機関は、弁済期限が到来した、もともと無担保だった東電の借入金を、「私募債」
「全神話」見破る力を・・福島県民政協が教育集会
「『安全神話』を見破る力を、命を守り平和を創る学びを、子どもたちとともに」をテーマにした集会が福島市で1月11日と12日に開かれました。福島県民教協(福島県民間教育研究団体協議会)が主催し、教職員、保育士ら121人が参加