福島第1原発事故発生直後の2011年4月に東電が行った放射能汚染水の海洋放出をめぐる状況も一部が明らかになりました。全国漁業協同組合連合会の部長は「だまし討ち以外の何物でもない」と怒りをあらわにしています。 11月1
しんぶん赤旗
電源喪失「備えしなかった」・・福島原発事故 旧保安院幹部語る/政府が調書公開
政府は11月12日、東京電力福島第1原発事故で政府の事故調査・検証委員会(政府事故調)が当時の原子力安全・保安院幹部らから聴取した際の調書を内閣官房のホームページで公開しました。 今回、新たに公開されたのは45人の個人と
高浜稼働40年超狙う・・関電 老朽原発の点検検討 &「大間」20年末を想定・・Jパワー社長が完成時期説明
関西電力が、稼働から約40年が経過する高浜原発1、2号機(福井県)について、20年程度の運転延長を目指し、特別点検の実施を検討していることが11月13日分かりました。政府が稼働期間が40年程度となる全国7基の原発につい
吉田調書 報道に「重大な誤り」・・朝日新聞 第三者機関が見解
東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」報道をめぐり、朝日新聞社が記事を取り消した問題で、同社の第三者機関「報道と人権委員会」は11月12日、「内容に重大な誤りがあり、公正で正確な報道を目指す姿勢に欠けた」とする見解をま
温室ガス削減目標・・安倍政権の遅れ際立っている
アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席が北京で会談し、地球温暖化を抑えるため2020年以降の温室効果ガスの削減で合意、米中がそれぞれの目標を公表しました。アメリカと中国の2国だけで世界の温室効果ガス排出の4割以上
核燃処理 再稼働路線やめよ・・井上氏「安全神話に不信感」/参院原子力特委
日本共産党の井上哲士議員は11月12日の参院原子力問題特別委員会で、使用済み核燃料処理という根本的な問題が解決できないもとで、「国が前面に出れば解決するかのように振りまいて、再稼働の議論が進められてきた。これ自体がまや
原発輸出推進に反対・・原子力損害補償 条約・法案は可決 衆院本会議 笠井議員
衆院本会議は11月13日、原子力損害の補完的補償条約(CSC)と、同条約のための原子力損害賠償資金補助法案など2法案を賛成多数で可決しました。日本共産党、みんな、生活、社民の各党は反対しました。 日本共産党の笠井亮議
汚染土試験搬入 初年4万立方メートル・・環境省が方針
東京電力福島第1原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は11月12日、同施設の運用開始後、最初の1年間で県内各地から汚染土計4万3000立方メートル程度を試験的に搬入する方針を明らかにしました。汚染土の
原発事故・いわき市民訴訟 元の生活に戻して・・福島地裁支部 原告が訴え & 川内原発 1400人異議申し立て
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めたいわき市民訴訟の第8回口頭弁論が11月12日、福島地裁いわき支部でありました。 原告側は、いわき市の中山間地でシイタケやナメコなどを栽培してきた高萩民雄さん(66)と佐藤一雄さ
トルコ原発予定地の活断層調査 不透明な業者選定・・笠井議員追及
日本共産党の笠井亮議員は11月12日の衆院外務委員会で、経済産業省が委託したトルコでの活断層調査の不透明な業者選定を追及しました。 経産省が日本原子力発電に委託し、さちに4社に再委託する同調査。トルコの原発建設予定地
自然エネ余剰量を検証「導入へ既存設備の活用を」・・環境団体がセミナー開く &川内原発再稼働「同意撤回を」・・保団連が声明
九州電力など電力各社が自然エネルギーによる発電設備の接続申し込みを保留している問題で、WWFジャパンが11月11日、東京都内でセミナーを開きました。 この問題では現在、経済産業省の新エネルギー小委員会のもとで、電力各
温暖化対策遅れ 警告・・再生エネ拡大・各国の迅速対応が必要/IPCC報告
国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が11月2日公表した第5次統合報告書は、温室効果ガスの排出継続と対策の遅れによる人類・生態系への被害を、これまで以上の危機感をもって警告しています。同時に、産業革命以降
川内原発の再稼働・・「同意」異常に急いだね
晴男 何がどうして、「再稼働はやむを得ない」になるんだろう。 秋平 鹿児島県の伊藤祐一郎知事が、九州電力川内原発の再稼働に同意した時の記者会見だろう。 晴男 そうだ。原発30キロ圏の9市町のうち3市の議会が再稼働に
川内原発再稼働・・虚構の「地元同意」
鹿児島県の伊藤祐一郎知事は7日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働への「同意」を、「やむを得ない」と表現しました。しかし、この「地元同意」は、住民の圧倒的多数の声を無視した「虚構」です。 福島の
再生可能エネ・・原発続ける力を振り向ければ
九州電力川内(せんだい)原発など原発再稼働の動きが強まる中、太陽光や風力、地熱など地球温暖化に結びつかないとされる再生可能エネルギーで発電した電力を、九電など一部の電力会社が買い取りを拒否していることが大問題になってい
福島第1原発 作業員3人が負傷・・タンク増設工事で鋼材落下 &汚染土搬入開始・・復興相「極めて困難」
東京電力は11月7日、福島第1原発でタンク増設工事中に鋼材が落下する事故が発生し、関連企業の作業員3人が負傷したと発表しました。そのうち1人は重傷で、一時、意識不明になりました。 東電によると、事故発生は同日午前11
川内原発 再稼働に鹿児島県「同意」・・「あきらめない」抗議続く 住民の不安置き去りにも批判
鹿児島県の伊藤祐一郎知事は117日、九州電力川内(せんだい)原発(薩摩川内市)の再稼働について「同意」を表明しました。住民らは早朝から約400人が県庁前で「われわれは絶対にあきらめない」と抗議の声を上げ続けました。日本
東京では官邸前抗議 ・・川内再稼働反対 国会請願デモも
「絶対に再稼働を認めない」「声をあげ続ける」―。117日夜、国会周辺では川内(せんだい)原発の再稼働に反対する二つの行動が行われました。首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前抗議行動と、全労連や新日本婦人の会(新婦人)
福島の教訓学び撤退を 川内再稼働「同意」・・まつざき県議の討論(要旨) 鹿児島県議会
鹿児島県の11月7日の臨時県議会で再稼働「同意」に対し反対討論した日本共産党の、まつざき真琴県議の要旨は次の通りです。 福島原発事故からいまだ12万5千人の人たちが避難生活を余儀なくされています。安全な原
自由法曹団 抗議の声明・・川内再稼働同意に
自由法曹団(荒井新二団長)は11月7日、「住民の意思を無視して鹿児島県薩摩川内市議会、同市長、鹿児島県議会及び同県知事が川内原発再稼働に同意したことに対し強く抗議する声明」を発表しました。 鹿児島県知事、「反対も多いが