関西電力の高浜原発３、４号機（福井県高浜町）について福井地裁が再稼働を認めない仮処分を決定したことを受け、日本共産党京都府議団は１４日、烏丸御池（からすまおいけ）交差点（京都市中京区）で街頭宣伝をしました。

　昨年１２月に福井県内外の住民らが再稼働差し止めの仮処分を申し立てていたもの。

　光永敦彦府議団幹事長は、今回の決定は、人格権を最優先とする大飯原発の運転差し止め判決の内容を重視・継承したものだと強調。「今回の決定を踏まえて、高浜原発の再稼働を絶対にやめさせる取り組みを一緒に進めていきましょう」と呼びかけました。

　上原裕見子新府議は「選挙戦でも、安倍政権のすすめる原発再稼働反対の立場で訴えてきました。日本のすべての原発の再稼働をやめさせ、廃炉に向けた運動と論戦に、引き続き全力で取り組んでいきたい」と力を込めました。

（「しんぶん赤旗」２０１５年４月１５日より転載）