格納容器内で9・7シーベルト・・福島第1原発 ロボット調査
東京電力は4月13日、核燃料が溶け落ちた福島第1原発1号機の格納容器内部1階西側で、ロボットを使って放射線量を測定したところ、毎時7〜9・7シーベルトだったと発表しました。人が浴びると、1時間以内に死亡する高線量でした。
東電によると、ロボットは10日に格納容器1階部分を走行した際、6ヵ所で線量を測定。温度は17・8〜20・2度でした。
一方、格納容器の地下階につながる開口部付近に、障害となる物は見当たらなかったといいます。
ロボットは格納容器内部の情報収集を目的に、10日に投入されましたが、走行予定距離の3分の2まで進んだ後、動かなくなりました。つながっていたケーブルは13日に切断しました。
(「しんぶん赤旗」2015年4月14日より転載)