関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた福井地裁判決(5月21日)は、原発の機能や構造の欠陥に関連して、原子力規制委員会で行われている、新規制基準の適合性審査の問題点もあぶり出すものとなりました。 (三木利博)
しんぶん赤旗
“福島に生きる”桑折町郷土史研究会会長 鈴木文夫さん(67)
福島県桑折(こおり)町に住む桑折町郷土史研究会会長の鈴木文夫さん(67)は、町史編さんなどに携わってきました。桑折町文化財保護審議会委員も務めています。 郷土史の研究に携わるようになったのは、営業の仕事
原発事故、声と音で・・上田崇順(たかゆき)さん
大阪の毎日放送アナウンサー。福島第1原発事故の収束に携わる労働者の実態に「声」と「音」で迫ったラジオドキュメンタリー「原発作業員が語る2年」が、放送人グランプリ2014の優秀賞に選ばれました。 「いまだ実感がわかない
川内原発再稼働許さない・・鹿児島 いちき串木野市民の集い
全国の原発再稼働の″突破□″に狙われる九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の30キロ圏内に全域が入る、いちき串木野市で5月24日夜、実効性ある避難計画がない中での原発再稼働に反対するよう市側に求めている「
気候変動問題と日本・・原発は温暖化対策にならない 低リスク低コストは再生エネ
東北大学教授・・明日香壽川さん 安倍自公政権は、原発再稼働の理由に温暖化対策をあげ、声高に強調しています。この問題をはじめ温暖化対策のあり方について、明日香壽川・東北大学教授(環境エネルギー政策)に話を聞きました。 &
原発ゼロへ「底力」を・・福岡・粕屋町で集い 笠井氏訴え
日本共産党福岡県委員会は25日、粕屋町で「再稼働許すな!原発ゼロへ―日本共産党はこう考えます」集いを開催し、党原発・エネルギー問題対策委員会責任者の笠井亮衆院議員が450人を前に講演しました。 笠井議員は、大飯原発運
「川内」再稼働ノー・・全労連九州ブロック協 地元で連帯
九州・沖縄8県でつくる全労連九州ブロック協議会は5月25日、川内(せんだい)原発のある鹿児島県薩摩川内市で、地元住民らと連帯して再稼働反対を訴え、パレードしました。参加した50人が「いのちと暮らしが一番大事」のプラスタ
住民歓迎 議会も支持・・裁判募金2,000万円超す 大間原発訴訟
函館市の大間原発差し止め訴訟・・紺谷市議の手記 市長が大間原発(青森県)の建設凍結を求めて提訴した北海道函館市。日本共産党市議団の紺谷克孝(こんたに・よしたか)市議に手記を寄せてもらいました。 4月3日、工藤寿樹函館
地下水バイパスの井戸・・上流側など汚染進む &ホースから漏れ &2回目の放出 &四電 地震動上げ
東京電力は5月23日、福島第1原発の地下水バイパスのくみ上げ用井戸の上流側に近い2カ所の地下水(21日採取)から、両地点の過去最高値となる1リットル当たり50ベクレル、同21ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベ
6・1&6・13行動・・川内原発の再稼動を許すな
安倍晋三政権は、全国で停止している原子力発電所を再稼働する突破口として、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)を再稼働させる動きを強めています。これにたいして全国で「再稼働許すな」の運動が広がっています。6
廃炉しかない浜岡原発・・共産党がシンポ 熱い議論
日本共産党静岡県委員会は24日、中部電力浜岡原発(御前崎市)4号機の再稼働に向けた審査申請がされている事態のもと、浜岡原発はどうあるべきか考えるシンポジウムを静岡市で開催し、130人が参加しました。「東海地震の震源域の
広範な人々の共有財産 運動に追い風、励みに・・勝訴うけ弁護団など院内集会 &関電社長 遺憾表明
大飯原発再稼働差し止め判決 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働差し止めを命じた福井地裁判決(5月21日)を受けて緊急院内集会が23日、国会内で開かれ、200人が参加しました。主催は大飯原発3、4号機運
6委員に原子カマネー・・規制委審査会 3000万円超受領も &福島第1 アルプス再開
6委員に原子カマネー・・規制委審査会 3000万円超受領も 原発や核燃料関連施設の安全性について原子力規制委員会に助言する審査会の委員6人が、原子力関連の事業者から資金提供を受けていたことが5月22日分かりました。自己
大飯差し止め判決の力 全国に 原発ゼロ 官邸前行動・・原告・弁護団も参加
首都圏反原発連合(反原連)は5月23日、「原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議行動を行いました。福井地裁が21日に関西電力大飯原発3号機、4号機の再稼働を差し止める判決を出してから初の行動です。3300人(主催者発表)の参
大飯再稼働認めるな・・原告ら福井県などに申し入れ
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働差し止めを命じた福井地裁判決から一夜明けた5月22日、原告側の弁護団と住民らは、福井県とおおい町に、大飯原発の運転再開を認めず原発推進政策を転換するよう申し入れました
憲法は再稼働認めない・・人権保障 原点から告発
日本国憲法は原発再稼働を認めていない・・。大飯原発(福井県おおい町)の3、4号機の運転を差し止めた福井地方裁判所判決は、政府が前のめりで進める原発再稼働にクサビを打ち込みました。歴史的な判決のポイントをみてみます。 人
福島第1 地下水放出、効果は未知数・・汚染水タンク漏れの影響懸念
東京電力は、福島第1原発の「地下水バイパス」による海への放水を開始しました。計画は、汚染水増加への抑制効果が期待される一方、本当に効果が得られるのかは未知数。また、地下水の動きが変わることで悪影響が生じたり、取水してい
「お金より命」認めてくれた」・・傍聴席 歓声と涙/原告団が勝利集会
「大飯原発3号機、4号機の原子炉を運転してはならない」。5月21日の福井地裁で行われた関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟判決で、冒頭、樋口英明裁判長が主文を読み上げると、傍聴席から拍手と歓声が
大飯再稼働差し止め 原発は人格権侵害・・福井地裁 福島事故後初 & 原発の本質的危険認める
福井県内外の住民189人が関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働差し止めを求めた訴訟で、福井地裁(樋口英明裁判長)は5月21日、2基について「運転してはならない」と言い渡しました。2011年の東京電力福島第
大飯原発差し止め・・再稼動阻止する大きな流れに
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の安全性が確保されていないと、住民が再稼働の差し止めを求めていた裁判で、福井地裁(樋口英明裁判長)が画期的な判決を出しました。住民側の訴えを認め、関西電力に運転再開の差し止め