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「川内」再稼働ノー・・全労連九州ブロック協 地元で連帯

再稼働反対を訴え九州電力川内営業所前でコールする参加者たち=5月26日、鹿児島県薩摩川内市
再稼働反対を訴え九州電力川内営業所前でコールする参加者たち=5月26日、鹿児島県薩摩川内市

 九州・沖縄8県でつくる全労連九州ブロック協議会は5月25日、川内(せんだい)原発のある鹿児島県薩摩川内市で、地元住民らと連帯して再稼働反対を訴え、パレードしました。参加した50人が「いのちと暮らしが一番大事」のプラスターーを手に、「未来を守ろう」「子どもを守ろう」とコールし、市民にアピールしました。

 同ブロックは24、25の両日、同県阿久根市で組織拡大強化交流集会を開催。集会を終えた参加者らが同市に駆けつけました。

 パレード前に、楳本(うめもと)光男同協議会議長は「川内原発の再稼働を阻止するため市民のみなさんとともに全力を挙げたい」とあいさつ。日本共産党の井上勝博市議は、「大飯原発再稼働差し止め判決に励まされた」と述べ、住民アンケート(「さよなら原発いのちの会」作成)の約280人中、9割が再稼働に「反対」と回答したことを紹介し、連帯のあいさつをしました。

 薩摩川内市の障害者福祉施設で働く和田史隆さん(42)は、過酷事故が起きた際の要援護者の避難計画ができていないとして「身体障害者はもちろん、知的障害者が落ち着いて安全に避難できるのかとても心配だ。再稼働はやめて廃炉作業に移ってほしい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2014年5月26日より転載)

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