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原発ゼロへ「底力」を・・福岡・粕屋町で集い 笠井氏訴え

(写真)集いで講演する笠井衆院議員=5月25日、福岡県粕屋町
(写真)集いで講演する笠井衆院議員=5月25日、福岡県粕屋町

 日本共産党福岡県委員会は25日、粕屋町で「再稼働許すな!原発ゼロへ―日本共産党はこう考えます」集いを開催し、党原発・エネルギー問題対策委員会責任者の笠井亮衆院議員が450人を前に講演しました。

 笠井議員は、大飯原発運転差し止めを命じた福井地裁判決を紹介。日本全国が、判決で「原発の運転で人格権が侵害される」とされた原発250キロ圏内だとし、「安倍政権は判決の立場で原発ゼロの決断をすべき」だと断じました。

 鹿児島・川内原発再稼働計画について、自然災害や避難計画でまともな対策を取らない電力会社や国の姿勢を批判。再稼働阻止に向けた全国の脱原発行動など一点共同の広がりをのべ、「再稼働許さず原発ゼロの実現目指し、九州の底力を発揮しよう」と呼びかけました。

 「原発とめよう!九電本店前ひろば」の青柳行信代表は、「1万人集会など市民の力で原発を止め続けてきた。力を合わせ原発の無い社会をめざそう」と連帯あいさつをしました。

 いっせい地方選福岡県議候補5氏全員で行った福島現地視察について、真島省三候補が代表して報告しました。

 茨城県で被災し、「共産党の原発なくせの姿に感動」したという男性(30)など、会場で3人が入党しました。

(「しんぶん赤旗」2014年5月26日より転載)

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