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川内原発再稼働許さない・・鹿児島 いちき串木野市民の集い

 全国の原発再稼働の″突破□″に狙われる九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の30キロ圏内に全域が入る、いちき串木野市で5月24日夜、実効性ある避難計画がない中での原発再稼働に反対するよう市側に求めている「避難計画を考える緊急署名の会」は、「ストップ!原発再稼働いちき串木野市民の集い」を開きました。

 同会の署名活動は5月に開始、目標は人口の半分にあたる1万5千人以上。第1次集計が26日に行われます。

 あいさつした石神斉也(まさなり)会長は「今も福島の人たちは厳しい避難生活にある。このまま再稼働を許すわけにはいかない」と述べました。

 講演した日本初の宇宙飛行士の秋山豊寛さんは、福島原発事故で福島県田村市から京都府に避難しており、「安全神話は吹き飛んだ。自ら命を絶った農家の人もいる」と告発。『地元が嫌だと声を上ければ再稼働できない」と語りました。

 元国会事故調査委員の田中三彦さんは「川内が再稼働されれば、他の原発も動かされる。本当に止めてもらいたい」と発言。「反原発・かごしまネット」代表の向原祥隆さんは「火山活動や活断層について、まともに調べていない」と九電の対応を批判しました。

 原発事故後、仙台市から、いちき串木野市に避難している女性(44)は「事故が起きれば、今までの生活がなくなってしまう。川内原発の再稼働をストツプさせたい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2014年5月26日より転載)

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