原水爆禁止日本協議会(日本原水協)は3月11日、東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から9年にあたって声明を発表し、福島に寄り添い、原発ゼロ、自然エネルギーへの転換を求めました。 いまも苦しむ被災者に心からのお見舞
Articles by kyou yamamoto
川内原発1号機 停止・・テロ対策施設遅れ 全国初
九州電力川内原発1号機(出力89万キロワット、鹿児島県薩摩川内市)は3月16日、意図的な航空機衝突などのテロ対策のために義務付けられた「特定重大事故等対処施設」(特重施設)の設置が期限に間に合わないため原子炉を停止しま
行き場のない使用済みMOX燃料(上)・・再利用 見通し立たない
今年に入って四国電力伊方原発3号機(愛媛県)、関西電力高浜原発3号機(福井県)の使用済みMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料が原子炉から取り出されました。原発で本格的な発電後に取り出されたのは初めてです。使用済
東日本大震災から9年たったね・・倍政権の被災地切り捨て政策を許さないたたかいを
晴男 東日本大震災から9年たったね。 秋平 もう9年、というべきか。まだ9年、というべきか。 晴男 被災地をみると、防潮堤ができたり、道路も整備され、かさあげした住宅地に新しい家が並んだり、一見すると復興が進んでい
仙台高裁 福島原発事故・避難者訴訟・・原告ら“正義が通った”
3月12日、福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の仙台高裁判決を受け、原告、弁護団、支援者らは口ぐちに喜びと今後の運動への決意を語りました。 早川篤雄原告団長は裁判所の門前で、「『正義が通った』と感激し、震える思い
東電の責任断罪 故郷喪失に慰謝料・・仙台高裁 福島原発事故・避難者訴訟
東京電力福島第1原発事故で避難指示が出された福島県沿岸部の楢葉町、浪江町、大熊町、双葉町、富岡町などの住民216人が東電に約18億8000万円の損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の控訴審判決が12日
東日本大震災・福島原発事故9年 被災3県議団長に聞く(下)・・東日本大震災・福島原発事故9年 被災3県議団長に聞く(下)
震災から9年がたち、ハード面の復興は目に見えて進んでいる印象を与えますが、被災者の生活再建、心の復興は大きく遅れ、道半ばの状況です。 まず、住まいの再建はまだ終わっていません。全壊や大規模半壊などで、家を再建するため
原発ゼロ実現へ声あげ・・全国連絡会がイレブン行動
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、全労連、全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は、原発からの撤退とエネルギー政策の転換を訴える「イレブン行動」を東京・新宿駅前で行い、原発ゼ
東日本大震災・福島原発事故9年 被災3県議団長に聞く(中)・・岩手 斉藤信さん 被災者の孤独死防げ
岩手では1月末までに、自宅を流された被災者のうち建設購入、補修再建、賃貸アパートへの入居で63%が自立再建をしました。災害公営住宅には5009世帯・8872人が入居し、合計84%の被災者が住宅を確保したことになります。
フクシマを忘れない・・長野・飯田 原発ゼロへアピール & 島根原発の稼働中止訴え・・松江 党県議団、市議団が宣伝 & 原発事故終わっていない・・大分 九電前でスタンディング
フクシマを忘れない・・長野・飯田 原発ゼロへアピール 長野県飯田市で3月11日朝、「フクシマを忘れない」「脱原発」をアピールする行動に35人が参加しました。アピール行動は「3・11フクシマを忘れない実行委員会」の呼びか
脱原発・低炭素社会を・・台湾 環境団体 “福島の教訓生かせ”
台湾の環境団体などは3月10日、東京電力福島第1原発事故から9年に合わせ、南部の高雄市内の公園で、脱原発を実現し、自然エネルギー100%の社会をめざすための行動を呼び掛ける記者会見を行いました。台湾メディアが伝えました
東日本大震災・福島原発事故9年 被災地から(4)・・漁業・水産加工業のいま 岩手県
魚とれず存続の危機 岩手県の三陸沿岸は漁業・水産加工業が基幹産業です。大震災の津波で壊滅的被害を受けた漁港、冷蔵施設、水産加工場が再建されています。しかし、ここ数年、深刻なのは漁獲高の減少です。 「震災から9年で建物
「原発廃炉時代」の幕開けに・・反原連抗議8年
首都圏反原発連合(反原連)は3月11日、東京電力福島第1原発事故9年、首相官邸前抗議開始8年にあたってステートメントを発表しました。 安倍政権について、原発事故の現実からいっさい学ぶことなく、また圧倒的多数の国民世論
東日本大震災・福島原発事故から9年・・復興まだまだ 各地で追悼
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、被災地では犠牲者を悼む人びとの姿がありました。死者1万5899人を出し、いまだに2529人の行方が分かっていません。避難生活を続けている人も4万7737
きょうの潮流
陽光に映える真新しい駅舎。駅前はロータリーがつくられ、役場の連絡所も隣接しています。14日のJR常磐線全線再開通に向けて再建された双葉駅です▼福島第1原発から約4キロ。駅周りの道路や歩道は整備が進んでいますが、近くの店
3・11東日本大震災 悲劇の海原 見つめ9年・・原発事故なければ家族も… 福島・浪江
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年の3月11日、被災地では「あの日を忘れない」と追悼の碑に手を合わせ、献花する人たちの姿がたえませんでした。 福島県浪江町請戸の大平山霊園は、福島第1原発から5キロに位置し
福島原発避難者訴訟 12日判決・・弁護団幹事長 米倉勉弁護士
避難解除後も続く故郷喪失 被害長期化・固定化が進む 東京電力福島第1原発事故から9年。福島県沿岸部の楢葉町、浪江町、大熊町、双葉町、富岡町などの住民が東電に損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長、216人
東日本大震災・福島原発事故9年 被災地から(2)・・介護需要急増 福島県(下)
国の支援継続が必要 東京電力福島第1原発事故後、周辺自治体で急増した介護需要。福島県葛尾(かつらお)村の馬場弘至副村長は「周辺自治体は同じ悩みを持っている」と語ります。介護保険サービスの給付費増大と、それに伴う介護保険
ベルリン 福島に連帯 反原発デモ
【ベルリン=伊藤寿庸】東京電力福島第1原発事故から9年を前に、ベルリンのブランデンブルク門前で3月7日、反原発を訴える集会が開かれました。参加者は自然エネルギーを象徴する手作りのかざぐるまを手にデモ行進しました。 ベ
東日本大震災・福島原発事故9年 被災地から(1)・・介護需要急増 福島県(上)
長引く避難生活で… 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から3月11日で9年。暮らしは、生業(なりわい)は――「被災者の今」を現地から報告します。 原発周辺自治体では、事故後、介護の必要な人が急増し、高止まりの状況