首都圏反原発連合(反原連)は12月18日、首相官邸前抗議を行いました。「核燃サイクル、もうあきらめろ」「核のゴミを増やすのやめろ」と訴えました。
日本原燃が16日に、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料加工工場(青森県六ケ所村)の完成時期を、2022年度上期から24年度上期に延期すると発表。同じ敷地にあり、燃料の元になるウランやプルトニウムを取り出す再処理工場も竣工(しゅんこう)時期の延期を繰り返しています。
メンバーは東日本大震災で被災した東北電力女川原発(宮城県)など全国の再稼働を狙う菅政権を批判し、「菅政権は原発やめろ」「再生エネこそがベースロード(電源)だ」とコールしました。
(「しんぶん赤旗」2020年12月19日より転載)