国際環境NGO「FoE Japan」は9月16日、日立製作所が凍結を表明していた英国での原発建設計画から撤退を決めたことについて「原発はもはや経済的にも社会的にも成り立たない。国際社会は脱原発を」とした声明を発表しまし
Articles by kyou yamamoto
原発回帰政権 進まぬ思惑・・エネ政策 転換今こそ
安倍政権は、福島原発事故後に求められた原子力・エネルギー政策の見直しを放棄し、原子力に固執し、再生可能エネルギーへの転換を阻んできました。一方で原発からの脱却を望んだ世論を背景に、政府の思惑通りには原発の再稼働は進んで
原発進める首相いらぬ・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は9月11日、首相官邸前抗議を行いました。投開票が迫る自民党総裁選の候補者はいずれも行き詰まった原発推進からの転換を示せないままとなっています。メンバーは「原発進める首相はいらない」「再稼働反
大洗研究所で分電盤火災・・原子力機構 放射線管理区域内で
茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構大洗研究所のナトリウム分析室で9月10日午前11時40分ごろ、火災が発生する事故がありました。 火災が発生したのは、同研究所内にあるナトリウム分析室放射性物質取扱室B。グローブ
福島に生きる 薬剤師 遠藤きよ子さん(69) 避難者が薬求め殺到
福島県須賀川市に住む遠藤きよ子さん(69)は2011年の「3・11」のとき、福島市内の保険薬局の保険薬剤師で薬局長を務めていました。 ■薬持たずバス連ね 福島市は東京電力福島第1原発から60キロ離れていましたが、昼も
原発・石炭火発 温存のしくみ 見直そう電力市場・・15環境団体、消費者庁に要請
政府・大手電力会社が、原発・石炭火力発電を温存し、再生可能エネルギー普及にブレーキをかける施策をすすめています。8月28日には、環境団体が連名で消費者庁に、CO2削減に逆行する電力市場=「容量市場」の見直しを求める提言
近隣3県、海洋放出懸念・・福島第1原発汚染水 意見聴く会 & 配管の亀裂 公開議論へ・・大飯原発3号機
近隣3県、海洋放出懸念・・福島第1原発汚染水 意見聴く会 東京電力福島第1原発事故で発生した放射能汚染水を処理した後に残る高濃度のトリチウム(3重水素)汚染水を薄めて海に流す案などの処分方法を検討している政府は9日、関
原発なくそう 一斉に・・長野・群馬・新潟 スタンディング
東京電力柏崎刈羽原発が立地する新潟県柏崎市で毎年集会を開いている「なくそテ原発」実行委員会は9月6日、長野・群馬両県と新潟県内の15地域で一斉にスタンディング宣伝をし、567人が参加しました。 今年はコロナ感染対策で
老朽原発 廃炉今すぐ・・大阪1600人 関電・政府に迫る
「老朽原発うごかすな!」の声を関西電力、政府に突き付けようと、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が9月6日、大阪市内で開かれ、1600人が参加しました。主催は同実行委員会。1000を超える団体、個人が賛同を寄せ
政治の転換今こそ 識者談話(続報)・・首都圏反原発連合 ミサオ・レッドウルフさん
安倍晋三首相の辞任表明をどう見るか。各界の識者の談話を引き続き紹介します。 原発ゼロへ抗議続ける 安倍首相は、仕事をしているイメージを振りまいて政権を維持してきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大のなか、国民
新内閣は原発ゼロに・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は9月4日、首相官邸前抗議を行いました。 安倍晋三首相の辞任表明を受けて行われる自民党総裁選。立候補を表明している3氏はいずれも安倍政権の一員として原発再稼働・輸出を推進してきた人物ばかりで
泊・核ゴミ問題聞き取り・・岩渕・畠山両氏が北電に
泊原子力発電所(北海道泊村)の再稼働を狙う北海道電力。日本共産党の岩渕友参院議員と畠山和也前衆院議員は9月4日、札幌市の北電本社で泊原発や最終処分場の問題について聞き取りました。真下紀子、菊地葉子両道議が同行しました。
IAEA・規制委の封印破損・・青森 原燃の六ケ所再処理工場
日本原燃(原燃)の六ケ所再処理工場(青森県六ケ所村)で今年8月、プルトニウムなどの監視のために国際原子力機関(IAEA)と原子力規制委員会が設置した封印の破損が見つかっていたことが3日分かりました。日本共産党の藤野保史
首相辞意に声明・談話・・原発ゼロ求め引き続き行動 反原連
首都圏反原発連合(反原連)は8月31日、安倍晋三首相の辞任表明を受けてステートメントを発表しました。 安倍政権が、民主党政権下で打ち出された段階的原発ゼロを撤回し、原発を「重要なベースロード電源」とするエネルギー基本
海に汚染水流すな・・福島で国と市民意見交換 公聴会求める
政府が東京電力福島原発事故による汚染水の海洋放出を狙う中、県内外の市民でつくる「これ以上海を汚すな! 市民会議」と経済産業省は9月3日、福島県いわき市で初の意見交換会を開きました。 市民会議メンバーで南相馬市に住む主
核のごみ 最終処分場ノー・・北海道寿都町民ら 岩渕・畠山氏らと懇談
日本共産党の岩渕友参院議員と畠山和也前衆院議員は9月3日、「核のごみ」最終処分場建設の調査地に意欲を燃やす北海道寿都(すっつ)町と、近隣のニセコ町、岩内町を調査し、市民や首長、漁業者から意見を聞き取りました。真下紀子、
福島第1で廃液漏えい・・3号機 基準超す放射性物質含有
東京電力は9月2日、福島第1原発3号機の建屋で高濃度の放射性廃液の漏えいが発生し、たまった廃液の移送を開始したと発表しました。漏えいは継続しているといいます。 東電によると、漏えいが発生したのは3号機の原子炉建屋に隣
六ケ所再処理工場 溶融炉運転、22年度に・・日本原燃が説明
日本原燃は8月31日、六ケ所再処理工場(青森県)の工事の詳細設計に当たる設計及び工事の計画の認可申請と使用前事業者検査についての考え方を、原子力規制委員会の審査会合で説明しました。2022年度上期中にガラス固化体をつく
震災後 発電しなくても原発に10兆円超・・市民団体が算出 消費者の負担に
東京電力福島第1原発事故後、発電をしていない原発の維持に10兆円も費やされているとする調査結果を原子力資料情報室が8月31日、発表しました。 原子力資料情報室は、電気事業連合会が過去に示した有価証券報告書を用いた各電
新潟8市町・原発30キロ圏内・・超党派議員研を設立
東京電力柏崎刈羽原発から半径30キロ圏の避難準備区域(UPZ)にある新潟県内8市町の議員有志は8月30日、新潟県見附(みつけ)市で原発再稼働の事前了解の対象を30キロ圏の自治体に拡大する、新しい安全協定の締結をめざした