【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】 当地で開催中の国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)では、気候変動対策の一環として森林の保護・拡大の議論も活発に行われています。多くの国が森林保護を自国の温室効果ガ
Articles by kyou yamamoto
島根原発 断層東端の説明・・規制委が求める
中国電力島根原発2号機(松江市)について原子力規制委員会はい11月11日、新規制基準への適合性審査の会合を開き、同原発への影響が大きい活断層「宍道(しんじ)断層」について、断層東端の説明を改めて求めました。 宍道断層
福島第1 トリチウム汚染水処分方法“タンク貯留検討は”
東京電力福島第1原発で、汚染水処理装置で除去できない高濃度のトリチウム(3重水素)の処分方法をめぐり、11月11日に開かれた国の汚染水処理対策委員会の小委員会で、委員から「トリチウムの半減期(12年)を待つとか、別の方
核実験再開 歯止めなし・・日印政府 原子力協定に署名
安倍音三首相は11月11日夜、インドのモディ首相と首相官邸で会談し、両政府は日本からインドヘの原発輸出(核物質、資機材、設備・技術)を可能にする原子力協定に署名しました。 日本が核不拡散条約(NPT非加盟国と原子力協
福島原発1号機 カバーパネル解体
東京電力は11月10日、廃炉作業を進めている福島第1原発について、1号機を覆うカバーパネルの解体工事が完了したと発表しました。水素爆発で破損した建屋にある使用済み燃料プールから核燃料を取り出すために、周辺のがれきを撤去
放射性ナトリウム760トン・・もんじゅ廃炉で処分難題 原子力機構
政府が廃炉を含めた抜本的な見直しを進めている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、配管などに残っている放射性物質を含むナトリウムが約760トンに上ることがこのほど、原子力機構への取材で分かり
“福島に生きる”憲法大好き人間・・いわき市民訴訟原告団世話人 佐藤光義さん(80)
「人生最後のたたかい。負けるわけにはいかない」。いわき市民訴訟原告団世話人の佐藤光義さん(80)は、最高裁までたたかい敗訴した40年前の福島原発建設差し止め訴訟の雪辱をはたすことを誓っています。 ■英語教師38年間
再稼働・福島切り捨て政治ノー・・13日にふくしま集会
原発再稼働と福島切り捨て政治ノーを高く掲げた「国と東京電力は責任を果たせ! 11・13ふくしま集会」が11月13日、福島市飯坂町のパルセいいざかで開かれます。ふくしま復興共同センター(代表委員・斎藤富春県労連議長)が主
地元の怒りの声・・玄海原発、規制「適合」
原子力規制委員会が11月9日、九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)を新規制基準に適合すると認める審査書案をまとめたことに、原発が立地する同県では怒りの声が上がっています。 安全とはいえない 日本共産党の藤浦皓玄
原発半径30キロ圏・・離島17、避難に課題/退避施設未整備も
原子力規制委員会は11月9日、九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)が新規制基準を満たすと判断し、事実上の合格証に当たる審査書案をまとめました。玄界灘に面した同原発は、重大事故に備え住民の避難計画が必要な半径30キ
独CO2削減目標・・30年までに55% 50年までに95%
ドイツ政府は11月7日、これまでの二酸化炭素(CO2)削減目標を大きく上回る「2050年までの気候変動対策計画」で一致しました。ロイター通信やドイツ・メディアが報じました。モロッコのマラケシュでは国連気候変動枠組み条約
OECD 気候資金から石炭投融資除外・・日本の遅れ鮮明に
【マラケシュ(モロッコ)=島崎桂】温暖化対策での途上国支援に向け、先進国が2020年までに年1000億ドル(約10兆円)の資金拠出を目指す中、経済協力開発機構(OECD)が石炭関連への投融資を気候変動対策資金(気候資金
核開発 後押しやめよ・・日印原力協定反対/市民団体が集会
インドヘの原発など日本の核技術の輸出を可能にする「日印原子力協定」に両政府が今月にも署名するとの報道を受け、反対する市民らでつくる「日印原子力協定阻止キャンペーン2016」が11月7日、国会内で集会を開きました。インド
東京福島第1原発・・この一週間
■1日 原子炉の冷却などに使うために汚染水から塩分を取り除く淡水化装置のタンクから、約3トンがあふれ出ました。漏れた汚染水に含まれる放射性物質の濃度は、全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が1リット
原発政策の動き検証・・シンポ/コスト国民転嫁に警鐘
電カシステム改革の名で東京電力福島第1原発をはじめ原発の賠償・廃炉費用の負担を国民に転嫁しようとする政府の動きに、「電力システム改革と原子力政策の動きをどうみるか」と題した緊急シンポジウム(大島堅一・立命館大学教授のプ
“福島に生きる”優しい音色 被災者鼓舞・・トランペット奏者塩田静生さん(60)
トランペット奏者の塩田静生(しおた・しずお)さん(60)は、「原発ゼロをめざす須賀川の会」の人たちと福島県須賀川市内の大手スーパー前で月1回第2日曜日に原発ゼロをアピールする活動に取り組んでいます。 トランペットの果
日本に原発いらない・・金曜行動に応援・反響
原発再稼働反対、即時原発ゼロを求める金曜日行動が11月4日も各地で行われました。 シール投票で対話 ■石川 北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の廃炉を求める「どいね☆原発」の217回目の行動が金沢駅東口で
除染作業員が死亡・・福島 ショベルカーに挟まれ
11月3日午前10時10分ごろ、福島県富岡町小良ケ浜にある、東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む汚染土を保管する仮置き場で、除染作業員片岡正次さん(59)=茨城県下妻市=が横転したショベルカーに頭を挟まれ
“福島に生きる”責任と被害 明確にしたい・・元朝日新聞記者 福島原発かながわ訴訟原告団団長 村田弘さん(74)
「記者の問題意識がないと本当のことは見えない。どこまで事実を取材するかで深さがでる。イライラしてみている」 元朝日新聞記者で、福島原発かながわ訴訟原告団団長の村田弘さん(74)は、東京電力福島第1原発事故についての
汚染水3トンあふれる・・福島第1 水位計故障で
東京電力は11月1日、福島第1原発の原子炉の冷却などに使うために塩分を取り除く淡水化装置内のタンクから、汚染水約3トンがあふれ出たと発表しました。 汚染水に含まれる放射性物質の濃度は、全ベータ(ストロンチウム90など