首都圏反原発連合(反原連)は7月14日、首相官邸前抗議を行いました。鹿児島県で11日に最大震度5強の地震が発生。しかし、九州電力は川内原発(同県)の稼働を継続しています。参加者は、「川内原発いますぐ止めろ」「地震の国に原発いらない」と訴えました。
横浜市から毎週参加しているという男性(55)は「地震が起きた時には少なくとも危険を最小限に抑えるために原発を止めるべきなのに、止めない。事業者としてとても無責任で、許せない」と語りました。
国会正門前エリアでは参加者がスピーチしました。
「久しぶりに参加しました」と切り出した女性は「全国の人たちと心を結んで、私も声をあげていきます」。
川崎市の男性は「東京電力の旧経営陣の刑事裁判が始まった。対策を怠った政府、東電の責任を追及していこう」と呼びかけました。
この日、700人(主催者発表)が参加しました。日本共産党の池内さおり衆院議員が国会正門前で「市民社会の底力が社会を大きく動かしている。私たちが声をあげる先には希望ある未来がある。一緒に声をあげ続けていく」とスピーチしました。
(「しんぶん」赤旗2017年7月15日より転載)