福島県双葉町生まれの二階堂晃子(にかいどう・てるこ)さん(71)は、詩集『悲しみの向こうに─故郷・双葉町を奪われて』を2013年に発行。福島県現代詩人会奨励賞を受賞しました。 巻頭詩「生きている声」の一節には、こう記
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汚染水また外洋流出・・福島第1 排水路ポンプが停止 & 原告“不安、心晴れず” 伊方原発差し止め訴訟
東京電力は4月21日、福島第1原発の外洋につながる排水路で、流出防止のために設置したくみ上げ用ポンプが停止していたと発表しました。排水路の水が外洋に流れていることが確認されました。外洋への放出量や放射能濃度などは調査中
財界の原発比率提言、20%超目標 政府に圧力・・「脱原発リスク」を強調
安倍晋三政権が、2030年の電源構成をめぐり議論している最中、財界は相次いで原子力発電の比率を提言し、政府に圧力をかけています。 A 経団連は今年(2015年)1月に発表した「経団連ビジョン」の中で、原発を「重要なベ
“福島に生きる”本丸を正すたたかい・・生業訴訟原告団 南相馬市 荒木貞夫さん(71)
南相馬市の荒木貞夫さん(71)は、二つの裁判をたたかっています。 一つは、国と東京電力に原状回復と損害賠償を求める生業(なりわい)訴訟。もう一つは明治乳業争議団の一員として職場の民主化と労働条件の改善のたたかいです。
被ばく限度250ミリシーベルトに・・厚労省検討会が報告書 & 格納容器の水面ロボットが撮影
東京電力福島第1原発事故の作業員の健康管理に関する厚生労働省の専門家検討会は4月17日、原発で重大事故など緊急事態が発生した場合の作業員の被ばく限度を、現在の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げるべき
原発 憲法 話しあい行動しよう・・「アースデイ東京」開催
地球のことを考えて行動する日「アースデイ東京2015」が4月18日、東京・代々木公園で開かれ、若者や家族連れなどでにぎわいました。19日まで。会場には80を超えるNPO・NGO団体のコーナーとともに、フェアトレード(公
一義的に事業者の責任・・原発事故対応で藤野議員
原発事故の初動対応や制圧のために人員や重機の輸送を可能にする「原子力災害制圧道路」整備事業をめぐって、日本共産党の藤野保史議員は4月15日の衆院経済産業委員会で、「初動を含めて事故対応は一義的には事業者の責任だ。再稼働
「気候変動は人権侵害」・・オランダ 市民ら政府を提訴
【パリ=島崎桂】「気候変動は人権侵害にあたる」として、オランダ政府に気候対策の抜本的な強化を求める裁判が同国のハーグで始まりました。訴訟を準備したのは、再生可能エネルギーの拡充による「持続可能社会」への移行を求める非営
高浜差し止め 力に・・官邸前行動 政府は耳傾けよ
首都圏反原発連合は17日、首相官邸前抗議行動を行いました。福井地裁が高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分を決定したのに、「再稼働を進めるのが政府の一貫した方針」という安倍晋三首相。1300人(主催者発表)が参加し、
高浜差し止め 関電が異議・・福井地裁 & 田中規制委 委員長 発言に疑問
関西電力は4月17日、高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定を不服として、同地裁に異議と執行停止を申し立てました。 福井地裁は14日の決定で、原発で想定される地震の揺れ(基準地
東京地裁 避難勧奨解除は不当・・福島・南相馬の530人提訴
東京電力福島第1原発事故の影響で放射線量が局地的に高い「特定避難勧奨地点」に指定されていた福島県南相馬市の住民ら約530人が4月17日、まだ安全と言えないのに国が昨年12月に指定を解除したのは不当として、国に解除取り消
「高浜」再稼働政府にノー 新規制基準「信頼失っている」・・司法が断罪 これだけの欠陥
「新規制基準は緩やかにすぎ、これに適合しても原発の安全性は確保されていない」。関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を認めないという福井地裁の14日の仮処分決定は、新規制基準の不備を厳しく指摘し、原子力規制委
福井地裁決定受け止めよ・・藤野議員 規制委などに求める/衆院特別委
関西電力高浜原発の再稼働を差し止めた福井地裁決定(2015年4月14日)をめぐって、日本共産党の藤野保史衆院議員は4月16日の原子力問題調査特別委員会で、「地裁の判断は圧倒的世論と合致している。原子力規制委員会も安倍政
「再稼働粛々と進める」 民意・司法判断も無視・・福井地裁決定に菅長官
菅義偉官房長官は4月14日の記者会見で、関西電力高浜原発3、4号機再稼働は差し止めとした福井地裁の仮処分決定に関し、「(再稼働判断は)独立した原子力規制委員会が十分に時間をかけて、世界で最も厳しいといわれる新基準に適合
委員長「見直し」否定・・規制委 高浜差し止めに不満
原子力規制委員会の田中俊一委員長は4月15日の定例記者会見で、関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を差し止めた福井地裁の仮処分決定について、「私たちの取り組みが十分に理解されていない点があったと受け止めている」と述べまし
規制委、審理を非公開・・高浜原発再稼働許可の異議3件
今年(2015年)2月に原子力規制委員会が行った関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の設置変更許可に対し、行政不服審査法に基づく3件の異議申し立てが行われていることがわかりました。4月15日に開かれた規制委の定例
全審査の中止を要請・・再稼働差し止め受け住民側 & 滋賀の運動・・勇気づける/辻団長が談話
福井地裁が関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働を差し止める仮処分決定を出したことを受け、仮処分を申し立てた住民と弁護団は4月15日、原子力規制委員会に対し、再稼働の前提となる審査の手続きを直ちに中止するよ
福島原発避難者訴訟・・本人尋問中止に/裁判長異例の判断
東京電力に損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長)の第10回口頭弁論が4月15日、福島地方裁判所いわき支部(杉浦正樹裁判長)で行われました。福島県双葉町、浪江町、楢葉町など沿岸部の151世帯の住民が東京電
汚染水漏れ報告 基準緩める提案・・きょうから意見公募
原子力規制委員会は4月15日、東京電力が福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)での事故・故障なぞに関して、原子炉等規制法に基づく規制委への報告基準 を変更し、汚染水漏れの場合に新たな除外要件を設けるなどとする保安や防護に
高浜原発再稼働差し止め・・福井地裁が仮処分決定/弁護団が声明
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを求めた仮処分(福井県や関西の住民ら9人が訴え)の申し立てについて、福井地裁の樋口英明裁判長は4月14日、住民側の主張をほぼ全面的に認め、申し立て