東京電力などが福島県浜通り地方に石炭火力発電所を計画し、″原発事故の地を今度は地球温暖化の根源地にするのか″と怒りの声が上がっています。同県いわき市では7日、学習集会が開かれ、「石炭火力発電所建設をやめさせる会」が発足
Articles by yamamoto
原発の危険性を住民に押し付け・・「川内」運転容認 福岡高裁支部の不当決定
九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の運転差し止めを住民が求めた仮処分申し立ての即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部(西川知一郎裁判長)は4月6日、申し立てを退ける決定をしました。どのようなことが起きても原子炉か
再稼働申請の前提違う・・藤野氏 高浜原発で関電を批判/衆院特別委
日本共産党の藤野保史議員は4月7日の衆院原子力問題調査特別委員会で、住民の安全を無視して高浜原発の再稼働を強行しようとする関西電力の姿勢を批判し、再稼働の適合審査を行う原子力規制委員会の新規制基準を抜本的に見直すよう求
川内原発停止認めず 不当決定に抗議・・福岡高裁支部 支援者ら「私達は屈しない」
稼働中の九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の運転差し止めを周辺住民ら12人が求めた仮処分申し立ての即時抗告審で、福岡高裁宮崎支部(西川知一郎裁判長)は4月6日、住民側の申し立てを棄却する決定を出しました。
石炭火力発電由来のCO2が激増・・「需給見通し」を上回るペース
安倍晋三政権が2015年に策定した「長期エネルギー需給見通し」では、30年にはエネルギー起源の二酸化炭素(CO2)排出量の4分の1を石炭火力発電が占めることになります。安倍政権がCO2を大量に排出する石炭火発を推進して
高浜原発緊急停止「安全影響なし」・・規制委
原子力規制委員会は4月6日、関西電力高浜原発4号機(福井県)で2月末に原子炉が緊急停止したトラブルの評価を行った結果、「原子炉の安全に影響を与えるものではない」と判断しました。 国際原子力・放射線事象評価尺度(INE
海洋排水濃度 基準値に接近・・福島第1 処理計画ほころび
東京電力福島第1原発の建屋周囲の井戸(サブドレン)などから汚染地下水をくみ上げて処理した後、海に排出する「サブドレン計画」。排水に含まれる放射性物質のうち、トリチウム(3重水素)濃度が1月中旬以降高まり、排出基準値であ
高浜の差し止め 5月10日異議審・・大津地裁 & 伊方3号 使用前検査・・7月下旬の再稼働狙う
高浜の差し止め 5月10日異議審・・大津地裁 関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定を不服として関電が申し立てた保全異議について、同地裁は4月5日までに、5月10日に第1回審尋を
地権者3割に 補償額を提示・・中間貯蔵整備 & 研究炉の対応 学会から聴取・・原子力
地権者3割に 補償額を提示・・中間貯蔵整備 環境省は4月5日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設(福島県大熊、双葉両町)の用地取得に向け、2016年度中に地権者の約3割に当たる790人
電力自由化と原発延命策 立命館大学教授 大島堅一さんに聞く(下)・・リスクは国民、儲けは事業者
−−こうした原発延命策をどうみていますか。 大島堅一 原発延命策が実施された大きな理由は、電力システム改革(電力自由化など)にあります。4月から小売りの全面自由化、2020年をめどに「総括原価方式」の料金制度がなくな
東海再処理施設 高レベル放射性廃液固化作業・・機器トラブルで停止
日本原子力研究開発機構は4月4日、東海再処理施設(茨城県)にある高レベル放射性廃液の固化作業を行う施設で、機器が作動しないトラブルが発生したと発表しました。復旧に時開がかかるため、施設の運転停止を決めたといいます。施設
原発に経済効果ない・・衆院経産委 藤野氏が誤り指摘
日本共産党の藤野保史議員は4月1日の衆院経済産業委員会で、原発が地域経済に恩恵をもたらすという“経済神話”の誤りを指摘し、廃炉に向かう自治体への支援を抜本的に強めるよう求めました。 藤野氏は、経産省所管の「エネルギー
電力業界 脱炭素に背・・倉林氏 CO2大量排出を批判/参院経産委
日本共産党の倉林明子議員は3月31日、参院経済産業委員会で、電力業界による二酸化炭素(CO2)大量排出の実態を告発し、温室効果ガスの排出削減に取り組む世界の流れに逆行すると批判しました。 「京都議定書」(1997年の
電力自由化と原発延命策 立命館大学教授 大島堅一さんに聞く(上)・・損害賠償に限度額を設ける
安倍政権は、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ原発を将来にわたって使い続けるため、さまざまな原発延命策の具体化を推し進めています。環境経済学が専門の立命館大学の大島堅一教授に聞きました。 (三木利博) −
“福島に生きる”大堀相馬焼を海外に・・移住し陶芸学ぶ 五藤かおりさん(23)
関西外国語大学を今年卒業した大阪府門真市出身の五藤かおりさん(23)は、「福島に骨を埋める覚悟」で住民票を福島に移し、福島県民になりました。 原発事故に伴い同県浪江町大堀から二本松市に移転した浪江の陶芸家協同組合の工
原発事故5年の報道記録を発刊・・福島民報社 & 東電福島第1原発 この1週間
原発事故5年の報道記録を発刊・・福島民報社 福島民報社は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から5年間の報道記録『ふくしまは負けない 2011〜2016』を発刊しました。 A4判でフルカラー、216ページ。5年間
規制委員長ら「圧力」・・川内原発モニタリングポスト報道/住民「トンチンカンな対応だ」
原発事故が起こった際に住民避難を判断するためのモニタリングポスト(放射線量測定局)の態勢について論じた朝日新聞の報道について、田中俊一原子力規制委員長が「犯罪的」など強い言葉で非難しています。原子力規制庁は同様の報道を
94万人が避難対象・・静岡県 浜岡原発の事故想定
静岡県は3月31日、中部電力浜岡原発(同県御前崎市)で重大事故が発生した場合の広域避難計画を策定しました。原発から31キロ圏内にある11市町の住民約94万人が対象で、受け入れ先は県内のほか関東や東海、北陸の計12都県に
反原連の原発ゼロへ・・官邸前抗議5年目に
首都圏反原発連合(反原連)が毎週金曜日に呼びかけている首相官邸前抗議は4月1日、5年目に入りました。189回目の今回は700人(主催者発表)が参加。原発推進の姿勢を変えようとしない安倍晋三政権に対し、「原発を続ける限り
プルトニウム累増・・使うあてのない再処理中止を
原子力発電所を運転すると、高い放射能を出す使用済みの核燃料がたまり続け、その管理が大問題になります。政府や電力会社は、使用済みの核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、再び燃料として使う「核燃料サイクル」を目指してき