原子力規制委員会と東京電力は1月10日、東電福島第1原発の敷地境界付近の放射線量が、汚染水をためるタンクなどの影響で、廃炉に向けた実施計画の基準「年1ミリシーベルト未満」の8倍に当たる8ミリシーベルトに上り、試算した10
Articles from 2014
捨てていた温泉の湯で発電・・約120世帯分供給 自然エネ実験中/長崎・雲仙市 小浜温泉

海に沈む夕日の名所で知られる長崎県雲仙市の小浜温泉。豊富で高温のお湯を使った発電の取り組みが注目されています。 (武田祐一) 「これまで捨てられていたお湯を使って発電するので、環境への影響が少ない」というのは一般社団法人
家族バラバラ 苦渋の選択わかって・・普通の暮らし取り戻したい/福島→大阪 母子避難

原発賠償関西訴訟原告団代表・・森松明希子さん(40) 「普通の暮らしを奪われた、普通の人が、普通の暮らしを取り戻すために立ち上がるしかない」・・。こう語るのは東京電力福島第1原発事故で、福島県郡山市から大阪市に母子避難し
「スロー地震」発生?・・房総沖で2年3カ月ぶり・・国土地理院
国土地理院は1月10日、千葉県の房総半島沖で、地下にあるプレートの境界がゆっくり滑る「スロー地震(スリップ)」とみられる現象を観測したと発表しました。同様の現象は2011年10月以来で、観測史上最短の2年3カ月ぶりの発生
アルプスの水処理再開・・福島第1原発
東京電力は1月10日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、停止中だった汚染水の放射性物質を減らす装置(ALPS=アルプス)の水処理を再開させたと発表しました。 アルプスは、7日に放射性物質を吸着させた廃棄物の保管容器
原発ゼロ署名広げよう・・福島市で推進委 取り組みを交流
放射能汚染水対策、県内原発全基廃炉と「原発ゼロ」の決断などを求め、福島県で取り組みが始まっている「原発ゼロ100万人署名運動」を一気に広げようと、福島市で1月10日、第1回署名推進委員会が開かれました。 同署名運動は、ふ
放射能汚染土、中間貯蔵施設 建設の是非問う住民投票を請求・・福島・楢葉町
東京電力福島第1原発事故の除染で発生する放射能汚染土などを保管する中間貯蔵施設をめぐり、建設候補地の一つである福島県楢葉町の住民グループは1月10日、松本幸英町長に同施設建設の是非を問う住民投票条例の制定を直接請求しまし
被災地復興・原発ゼロ 全国で「イレブンアクション」・・東京では全労連
2011年3月11日に起きた東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2年10カ月。被災地の早急な復旧・復興や原発ゼロの実現を呼びかける「イレブンアクション」が毎月11日前後に全国でおこなわれます。東京では、全労連が1月
ノーニュークスデイ 3月9日に統一行動・・原発ゼロ求め反原連など
首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションの3グループは1月10日、3月9日(日)に東京・日比谷野外音楽堂や国会周辺で原発ゼロを求める統一行動「NONUKESDAY(ノーニュークスデイ
エネ計画 意見公募1万9000件・・菅官房長官が表明
1月10日に開かれた新規制基準での審査会合で関西電力は、高浜原発の敷地内の破砕帯(断層)について、水抜き坑、試掘抗における地質観察についての結論として、敷地内の断層の連動を否定。 これに対し、規制委側から「水抜き坑
今年こそ原発ゼロに・・官邸前で抗議行動/笠井・吉良議員もスピーチ

首都圏反原発連合(反原連)は1月10日、首相官邸前で今年最初の抗議行動を行いました。この冬いちばんの寒波が到来して身を切るような寒さのなか、1900人(主催者発表)の参加者は「今年こそ原発ゼロ」「原発稼働に固執するな」な
原発のウソ・・安倍政権のエネルギ一計画案にみる

安倍晋三政権が閣議決定をめざしているエネルギー基本計画案は、原発について安定していて、運転コスト(費用)が低く、温暖化対策としても優れている、理想のエネルギー源と描きます。実態は、全く逆さまです。 (佐久間亮) 本当に安
放射能汚染 あばき続ける・・獨協医科大学准教授 木村真三さん

私は福島でホームステイをしながら放射能汚染の調査を続けています。共に暮らし、一緒に泣き笑いするなかで、住民が抱える多くの問題やその解決策も見えてきます。 罰せられても 秘密保護法が成立しましたが、私は、調査してデータを積
大飯原発を現地調査・・規制委
原子力規制委員会は1月9日、再稼働の前提となる新規制基準での審査を受けている関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)を現地調査しました。更田豊志委員は終了後、「施設や設備の状況にはそれほど時間がかかるとは思えない」と
半年以上公表せず・・東電 ストロンチウム濃度 福島第1/クレーン不具合 汚染水処理中断
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海水や地下水から検出した放射性物質ストロンチウム90の濃度について、東京電力が測定値を得ているにもかかわらず、別の測定結果と矛盾するため「分析中」として半年以上も公表していないことが
原発 手抜き審査 重大事故対策 事業者任せ・・規制委、独自解析せず

原発の新規制基準の審査をめぐり、原子力規制委員会による重大な“手抜き審査”の懸念が1月9日までに浮上しました。規制委は、原発の重大事故対策が有効かどうかを評価するため、事業者が提出した結果をチェックする独自の解析、いわ
きょうの潮流・・原発稼働ゼロが、2013年9月から続く
稼働する原発がゼロという日が昨年9月から年を越して続いています。原発ゼロを願う国民世論を強く感じます。 その世論を無視するように政府や電力会社は原発の再稼働へ前のめりです。電力各社は競うように、原子力規制委員会に新規制基
高浜原発の審査 対策状況を確認・・規制委
原子力規制委員会は1月8日、再稼働の前提となる新規制基準での審査を進めている関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の現地調査を行い、重大事故の対策状況を確認しました。 規制委の更田豊志委員は審査について「設備に関
「原発ゼロ実現可能」エネルギー転換ドイツはいま・・クリストフ・ピストナー博士に聞く

東京電力福島第1原発事故を契機に脱原発・自然エネルギー普及のエネルギー転換を進めるドイツ。その経過や、原発をめぐる日独両国の違いなどについて、独エコ研究所・原子力工学・施設安全部のクリストフ・ピストナー博士に聞きました。
「もんじゅ」PC ウイルス汚染・・機構発表
日本原子力研究開発機構は1月6日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、職員のパソコン(PC)1台がウイルスに感染し、情報が外部に漏えいした可能性があると発表しました。PCにはもんじゅの運転管理に関するデータは含まれ