原子力規制委員会は12月17日、新基準への適合性審査会合で加圧水型原子炉(PWR)の再稼働申請を行っている北海道電力、関西電力、四国電力、九州電力の重大事故対策の前提になるコンピューターを使った解析コード(計算プログラム
原発
海側観測用井戸 全ベータ急上昇・・福島第1
東京電力は12月17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機北の海側の観測用井戸(0‐3‐2)で、16日に採取した地下水から1リットル当たり6万3000ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性
ドイツ「脱原発」 エネ政策転換を加速・・メルケル内閣、担当相を新設
【ベルリン=時事】ドイツのメルケル首相が率いる中道右派、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と大連立政権を樹立する中道左派、社会民主党(SPD)は12月15日午後、同党の閣僚を発表し、副首相兼経済相として入閣するガ
「原発に代わる技術がスジ」(安倍首相の妻)・・世界の原発市場が大きく変化
安倍晋三政権が早期の原発再稼働をめざす背景には、「福島原発事故後も、国際的な原子力利用は拡大を続ける」(エネルギー基本計画案)という考えがあります。エネ計画案には「原発輸出を含む原子力技術を提供する」との一文もあります。
タンク周り井戸 トリチウム上昇・・福島第1原発
東京電力は12月16日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、大量の汚染水漏れがあったタンク近くの観測用井戸(E‐10)で14日に採取した地下水から1リットル当たり2万2000ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出した
「基盤の電源」事故に無反省・・「エネ基本計画」、「原発ゼロ」の世論に背(鈴木剛)
経済産業省が、福島原発事故後初となる新しいエネルギー基本計画の原案をまとめました。原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置付け「必要とされる規模」を確保するとして、「原発ゼロの日本」を求める国民世論に背を向けて原発利用
「収束宣言」2年・・「即時原発ゼロ」の政治決断を
2年前(2011年)の今日(12月16日)、当時の民主党政権の野田佳彦首相は、東京電力福島原発事故の「収束宣言」をおこないました。それから2年たった現実は、事故の「収束宣言」がまったくの誤りであったことを示しています。
雪の行進「原発ゼロ」・・山形 参加者、秘密保護法懸念
山形県の幸せの脱原発ウォーキング実行委員会は12月15日、山形市内の公園で集会を開き、その後市内をウォーキングしました。 雪が舞う中、プラカードやノボリ旗を掲げ、原発即時ゼロを訴えました。 集会で60歳代の男性は「中間貯
原発終わらせよう 街頭ライブで訴え・・「12・22 再稼働反対☆国会大包囲」参加を
「12・22 再稼働反対☆国会大包囲」を大勢の参加者で成功させようと15日、東京・新宿駅東口でカウントダウンライブ(主催・同実行委員会)が行われました。 「さあ、原発を終わらせよう」と書いた横断幕を掲げ、「国会大包囲」の
原発はいらない 福島県内全て廃炉を・・「会」を結成
福島県内の幅広い人たちが呼びかけた「福島県内の全原発の廃炉を求める会」結成集会が12月15日、福島県二本松市で開かれ、会場をぎっしり埋める450人が参加しました。 会結成を呼びかけたのは、元県女性団体連絡協議会会長、平和
原発とは共存できない 再稼働止めよう・・川内に1800人
九州電力川内(せんだい)原発の立地する鹿児島県薩摩川内市で12月15日、「集まろう ストップ再稼働!12・15in川内」集会があり1800人が参加、同原発の再稼働反対と廃炉を訴えるアピールを採択し、市街地をパレードしまし
世界の原発事情さぐる・・NHKのBS
NHKの「BS世界のドキュメンタリー」(BS1)では、12月16日深夜0時から4夜連続で「シリーズ原子力発電の今」を放送します。 16日はフランス編。ドイツ、スイス、ベルギーなどで脱原発政策が打ち出された一方、フランスは
原発関連施設に指導を・・規制委に東海村住民ら国に求める 大門議員が同席
東海第2原発のある茨城県東海村の核燃料加工会社JCOやJ‐PARC(実験施設)など原発関連施設で生じている問題が周辺住民に大きな不安を与えているとして12月13日、同村や常総市の市民らが、原子力規制委員会など国の関係者に
山口 上関原発建てさせない・・来年の県民集会「多く賛同者を」
来年(2014年)3月8日に山口市の維新百年記念公園内で開かれる「上関(かみのせき)原発を建てさせない山口県民大集会」(同実行委員会主催)の成功をめざして12月14日、山口市内で賛同者集会が開かれ、超党派の市民ら約150
福島第1汚染水漏れタンク周りの井戸・・トリチウム上昇/4号機プール被ばく対策へ
東京電力は12月14日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、大量の汚染水漏れがあったタンク近くの観測用井戸で12日に採取した地下水から1リットル当たり2万1000ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出したと発表しまし
エネ基本計画案了承 「原発ゼロ」投げ捨て・・「基盤電源」明記
経済産業省の資源エネルギー調査会基本政策分科会(会長・三村明夫新日鉄住金相談役名誉会長)は12月13日、原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけるエネルギー基本計画案を了承しました。原案段階の記述に「基盤となる」と
東通原発で4回目調査・・活断層で規制委
東北電力東通原発(青森県東通村)の敷地内に活断層があると指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家調査団は12月12日、4回目の現地調査を実施しました。今回新たに調査したのは取水口などを横切る「f‐1」断層。調査団は
地下水汚染 最悪を更新・・福島第1
東京電力は13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1、2号機間海側の観測用井戸で12日に採取した地下水から1リットル当たり180万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が検出されたと発
玄海廃炉こそが安全・・井野東大名誉教授が陳述
佐賀県議会で武藤議員質問 佐賀県議会原子力安全対策特別委員会は12月13日、九州電力玄海原発3、4号機の再稼働申請にあたり、東京大学の井野博満名誉教授を参考人招致し、原子力規制委員会の新規制基準に対する考えや意見を聞きま
島根原発適合性審査・・県議会が「事前了解」 共産党は反対
島根県議会は12月13日の本会議で、中国電力・島根原発2号機の新規制基準への適合性確認審査に係る事前了解願を賛成多数で了承しました。日本共産党の尾村利成県議は「放射性物質の被害を防止する手段を持っていない」と反対しました