九州電力川内原発1号機の高経年化(老朽化)対策に関する原子力規制委員会の認可を取り消すよう、市民1973人が8月7日、規制委に行政不服審査法に基づく異議申し立てを行いました。 1号機は、7月で運転開始から31年。規制
原発
電力は十分 再稼働不要・・川内原発 差し止め訴訟原告が声明
九州電力川内原発1号機の再稼働が迫る中、運転差し止め訴訟の原告・弁護団が8月7日、県庁で記者会見し、「原発が稼働しなくても電力が不足することはなかった。断じて再稼働は許さない」との声明を発表しました。 森雅美弁護団長
福島県楢葉町の避難指示解除へ・・政府 & 浄化地下水放出 福島県漁連が要望書案
政府の原子力災害対策本部(本部長・安倍晋三首相)は8月7日、東京電力福島第1原発事故の影響で、ほぼ全域が避難指示区域に指定されている福島県楢葉町について、9月5日に避難指示を解除することを正式決定しました。全町避難した
原発比率30年度20%実現は困難・・国民の反発の機運のため/米調査会社がリポート
2030年度の原発比率を20〜22%としている安倍晋三政権の長期エネルギー需給見通しに対し、米国の民間調査機関が再稼働を進めても「10%にも満たないだろう」とするリポートをまとめています。一方、太陽光については、仮に公
志賀原発 活断層調査を・・北陸電に住民団体が要請 & 規制委 柏崎刈羽原発優先し審査へ
原発問題住民運動石川県センター(原発センター)、原発問題住民運動能登地域連絡センター、原発を考える石川女性の会の3団体は8月6日、北陸電力石川支店と原子力規制委員会志賀(しか)事務所に「活断層調査を求める要望書」を提出
高浜原発3号機 使用前検査申請・・関電 & 福島第1の3号機 核燃料集合体のハンドル部変形
関西電力は8月5日、新規制基準に「適合」したとする高浜原発3号機(福井県高浜町)について、再稼働に必要な使用前検査を申請しました。 関電によると、10月に核燃料を原子炉内に搬入し、11月上旬以降の起動を目指すとしてい
規制委 川内 老朽化対策を認可・・「再稼働に合わせたずさん審査」の声
原子力規制委員会は8月5日、九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、運転開始から30年の高経年化(老朽化)技術評価とそれに基づく長期保守管理方針を認可しました。運転を前提とした老朽化対策の技術評価について
「もんじゅ」また規定違反・・島根原発では記録「ねつ造」/規制委報告
大量の機器点検漏れが見つかり運転へ向けた活動が止められている日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で、機器の不具合や故障が発生した場合の管理に使う「保修票」などの報告書約800件(票帳約2300
川内原発運転強行・・安全置き去りの再稼働許せぬ
九州電力川内原発の1号機(鹿児島県)が、原発の安全性や事故が起きた場合の避難体制についての住民の不安を押し切って、8月10日にも運転を開始(起動)しようとしています。東京電力福島第1原発事故のあと全国の原発が次々と停止
川内原発再稼働やめよ 共産党鹿児島県委が国に要請・・避難計画・火山評価に不備
日本共産党鹿児島県委員会(野元徳英委員長)は8月4日、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(同県薩摩川内市)の再稼働問題で、避難計画の不備や火山影響評価のあり方について専門家らの批判などを指摘し、「再稼働はすべきでな
米、火力発電の排出規制 30年までにCO2削減32% ・・05年比 従来案より2ポイント上積み
【ワシントン=島田峰隆】オバマ米大統領は8月3日、地球温暖化対策として、国内の石炭火力発電による二酸化炭素(CO2)排出量を、2030年までに05年比で32%削減するとした規制強化策を発表しました。従来の案より2ポイン
高浜原発3号機工事計画・・原子力規制委が認可 & 核融合科学研究所で火災
原子力規制委員会は8月4日、関西電力高浜原発3号機(福井県)について、機器の具体的な設計内容を示した工事計画を認可したと発表しました。再稼働の前提となる手続きの一環ですが、福井地裁は再稼働を認めない仮処分決定を出してい
老朽化審査やり直しを・・市民団体が国会内集会
運転開始から32年目に入った九州電力川内原発1号機について、川内原発30キロ圏住民ネットワークなどの市民団体は8月4日、国会内で集会を開きました。1号機は運転開始から30年が経過するまでに必要な高経年化(老朽化)対策の
川内再稼働 中止迫る・・九電に住民 説明会を要求
九州電力が川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を8月10日にも強行しようと狙う中、「さよなら原発! 九州実行委員会」は3日、福岡市の九電本店を訪れ、公開質問状をもとに、再稼働中止と原発事業からの撤退を迫り
福島第1作業員死亡・・帰宅途中 体調不良 & 環境省 小規模火力発電 環境影響を検討
東京電力福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)で8月1日、下請け企業の30代の男性作業員が帰宅途中に体調不良を訴えて病院に搬送されましたが、死亡しました。 作業員は早朝から作業に従事。作業を終えて帰宅する途中、原発から
南相馬 柳美里が出会う③・・失われた暮らしを悼む
わたしは2012年3月から、臨時災害放送局「南相馬ひばりエフエム」で「ふたりとひとり」という番組のパーソナリティを毎週務めています。 臨時災害放送局というのは、暴風、豪雨、洪水、地震、大規模な火事その他による災害が発
“福島第1の敷地超える津波は予見できた”・・注目集めた都司東大地震研元准教授の証言
東京電力と国を被告に原発災害の原状回復と損害賠償を求めた「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の口頭弁論に、地震・津波研究の第一人者、元東大地震研究所准教授の都司嘉宣(つじ・よしのぶ)氏が原告側の証人とし
政府は公開説明会を・・真島氏「川内再稼動やめよ」
日本共産党の真島省三議員は7月29日の衆院経済産業委員会で、各種世論調査で6割が反対している川内原発(鹿児島県)再稼働について、九州電力と政府の責任で公開の住民説明会を開くよう求めました。 九電と経産省・原子力規制庁
“福島に生きる”連帯してくれる支援者・・福島原発避難者訴訟原告 渡邉克巳さん(68)
福島県富岡町からいわき市に避難している渡邉克巳さん(68)は、東京電力の福島原発事故後について「地獄へ突き落とされたかのようです」と話します。 渡邉さんは、1991年3月、22年間勤めた県立高校の英語の教員を退職し、
支援広げ勝利へ集会・・京都原発裁判支援ネット設立
集会後映画上映 京都地裁における大飯原発の差し止めを求める訴訟と、福島の原発事故による被害に対して損害賠償を求める京都訴訟の支援の輪を広げ、勝利しようと8月1日、京都市下京区で「京都原発裁判支援ネット」の設立集会が開か