首都圏反原発連合(反原連)は12月25日、今年最後の首相官邸前抗議行動を行いました。この日はクリスマスとあって、サンタクロースに扮(ふん)してアピールする人も。「子どもたちに原発のない社会をプレゼントしよう」と呼びかける人もいました。
地元で安倍政治に反対する集会やデモに参加しているという松山市の女性(38)は3歳の娘と初めて参加しました。「全国各地で声をあげ続けている人たちがいることに勇気づけられています。娘のためにも原発のない社会にしたい」
東京都足立区の女性(68)は「国民がこんなに怒りの声をあげているのに無視する政権は許さない。世論を広げ、来年は必ず原発を止めたい」。
同新宿区の男性(66)は「一人の力は小さいかもしれないが、一緒に行動する仲間を広げ、原発なくせの声をあげ続けていきます」と語りました。
日本共産党の藤野保史衆院議員、田村智子参院議員が国会正門前でスピーチしました。1200人(主催者発表)が参加しました。
来年の官邸前行動は1月8日からです。
(「しんぶん赤旗」2015年12月26日より転載)