四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の廃炉を求め、愛媛県内で署名に取り組んできた「原発のない暮らしを求めるえひめ県民署名の会」は9月6日、中村時広知事に6万3731人分の署名を提出しました。 署名は昨年5月から今年7月末
原発
今夏の東電管内 猛暑でも電力安定供給・・太陽光が貢献 原発不要 改めて立証
記録的猛暑が続いたこの夏。エアコン使用で電力需要は増加しても、東京電力管内の電力供給はほぼ安定的だったことが分かりました。東電はピーク時間帯の需要の安定に「太陽光発電の役割があった」と話しています。2016年から3年連
防災週間に考える②・・地震列島の“死角” 内陸「ひずみ集中帯」に注目
活断層ない所も 「内陸地震は活断層だけで起こるものではない。活断層がなくても、ひずみが大きい場所は活断層と同程度の危険性がある」 京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、日本列島の中でひずみがたまりやすい「ひずみ集中帯
70年かけ79施設廃止・・原子力機構が方針案
日本原子力研究開発機構は8月31日、原子炉等規制法の対象である79施設の廃止措置実施方針案を発表しました。70年間で対象施設すべての廃止措置と廃棄物の処理・処分などを完了させるとしています。費用については検討中としてお
防災週間に考える①・・地震列島の“死角” 震度6弱でも住宅被害甚大
地震列島・日本―。6月18日に発生した大阪府北部地震(マグニチュード=M6・1)では、高槻市、茨木市などで震度6弱を記録し、ブロック塀の倒壊による死者を出したほか、交通や電気、ガスがストップするなど都市部における地震の
海を汚すな 原発やめろ・・官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は31日、首相官邸前抗議を行いました。東京電力福島第1原発事故で増え続けている高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水の処分について、国の委員会が海洋に放出する案を提示。福島県民、国民の反対
トリチウム汚染水・福島公聴会・・海洋放出反対 相次ぐ
東京電力福島第1原発事故で増え続けている高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水の処分方法をめぐり、国の汚染水処理対策委員会の小委員会は30日、一般の意見を聞く公聴会を福島県富岡町で開きました。団体・個人の計14人が
もんじゅ廃炉へ第1段階・・核燃料取り出し始める
日本原子力研究開発機構は8月30日朝、廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の使用済み核燃料の取り出し作業を始めました。核燃料取り出しには30年を要し、廃炉作業の第1段階に当たります。準備段階でトラブルが相
トリチウム汚染水処分/他の放射性物質残留に疑念
解説 東京電力福島第1原発で発生し続けている放射能汚染水から、水素の同位体であるトリチウム(3重水素)を取り除くのは、現在の技術では困難なため、タンクを増設してため続けています。トリチウム汚染水の貯蔵量は、現在約92万
トリチウム汚染水 海洋放出でいいのか・・東京 市民団体が学習会
「海洋放出ありきでいいの?」―。東京電力福島第1原発事故で発生した放射能汚染水の処分方法をめぐって30、31の両日に福島県富岡町などで公聴会が開かれるのに先立ち、原子力市民委員会などの市民団体は29日、東京都内で学習会
再稼働ゆるさない・・鹿児島 川内ゲート前 市民が抗議
定期検査で停止していた九州電力川内(せんだい)原発2号機の再稼働予定の29日午後9時を前に、同日午前、市民団体「ストップ川内原発!3・11 鹿児島実行委員会」が原発のゲート前で抗議行動を行いました。 県内外から約40
原発・・夏も居場所なし
暑い日が続いています。どこでも冷房設備は大活躍。一方、東京電力福島第1原発事故直後のような電力不足は話題になりません。 省エネルギーによる需要抑制と、再生可能エネルギー拡大による供給力上昇が効果を発揮しています。
原子力機構の作業員にプルトニウム付着事故
日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で、作業員1人のあごなどにプルトニウムが付着する汚染事故があったことが、26日までに明らかになりました。 原子力規制委員会の資料によると、今月6日、作業
柏崎刈羽 原発液状化対策など調査・・再稼働認められない/藤野・井上・武田議員ら
県議候補が同行 藤野保史衆院議員と井上哲士、武田良介の両参院議員は24日、新潟県の東京電力・柏崎刈羽原子力発電所を訪れ、同原発の液状化対策を中心に構内や建屋内部を視察しました。渋谷明治県議、武田勝利、遠藤玲子、平良木哲
地震予測「長期評価」で対策とらず・・東電の責任浮き彫り 刑事裁判
東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の勝俣恒久元会長、武黒一郎、武藤栄の両元副社長の計3人の刑事裁判が東京地裁(永渕健一裁判長)で続いています。初公判は昨年6月。今年1月の第2回公判
福島に生きる・・生業訴訟第2陣原告 俳人 菅野サキさん(79)/廃炉まで目を離さずに
福島市松川町に生まれ育った菅野サキさん(79)は、1949年8月に起きた謀略・弾圧事件、松川事件のことを今も覚えています。 横転した機関車 「その日、サイレンが鳴り、周辺を見渡すと火の気は見えませんでした。『機関車が
大飯・高浜 “同時事故”避難訓練・・原発30キロ圏に3府県、数十万人 住民ら参加約1万7300人
関西電力の大飯原発(福井県おおい町)と高浜原発(同高浜町)の同時事故を想定した原子力防災訓練が25日実施されました。26日までの日程で、国や福井、京都、滋賀3府県など約190機関と、約1万7300人の住民らが参加します
放射能汚染水 トリチウム以外放出容認・・規制委員長 “薄めれば出せる”
原子力規制委員会の更田豊志委員長は22日の定例会見で、東京電力福島第1原発で高濃度放射能汚染水の処理後に除去しきれずに残った、トリチウム(三重水素)以外の他の放射性物質の海洋放出を認める姿勢を示しました。 福島第1原
高浜4号機 再稼働許すな・・福井 県庁・発電所前で宣伝
オール福井反原発連絡会は22日、関西電力が狙う高浜原発4号機(福井県高浜町)の再稼働を許さないと、福井市の県庁前でスタンディングに取り組み、高浜発電所前でも「再稼働反対」と訴えてアピールしました。 関電は定期検査で止
いわき避難者訴訟第2陣 低額賠償判決を批判・・福島地裁支部 原告側が意見陳述
福島県楢葉町、浪江町、双葉町など浜通りの住民が東京電力福島第1原発事故で避難生活を余儀なくされたとして東京電力に損害賠償を求めた福島原発いわき避難者訴訟第2陣の32回口頭弁論が22日、福島地裁いわき支部(名島亭卓裁判長