伊方原発をとめる山口裁判の会は10月26日、山口県周南市で第7回総会を開きました。
木村則夫原告団長はあいさつで、2017年の提訴以来、30回にも及ぶ口頭弁論を重ねてきたことを振り返り、「8年間は大変なたたかいだったが、それを通じて多くの友人と出会えた」と話し、中国電力が上関町で計画する使用済み核燃料の中間貯蔵施設などの新たな課題にも力を合わせたいと語りました。
新たに共同代表となった松本あいらさん(グリーンコープやまぐち生活協同組合理事長)は、組合員の命を大切にするというグリーンコープの基本理念を紹介し、「原発と命は相いれない」と強調。「(伊方原発をとめる山口)裁判の会とともに脱原発運動を推し進めていきたい」と決意を述べました。
同会がたたかう四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた訴訟(山口地裁岩国支部)はすべての審理が終了し、来年2月26日に判決が出る予定です。
(「しんぶん赤旗」2025年11月4日より転載)