首都圏反原発連合(反原連)は5月17日、「即時原発ゼロ」を求める首相官邸前抗議行動を行いました。高速増殖炉「もんじゅ」に運転再開中止命令が出て、核燃サイクルの破綻が明らかなのに、原発の再稼働・輸出に突き進む安倍晋三内閣。
しんぶん赤旗
見積もりよりも少量・・汚染水漏れ 東電が発表
東京電力の広瀬直己社長は5月16日、福島復興本社(福島県楢葉町)で記者会見し、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の地下貯水槽から漏れた汚染水の量は当初の見積もりより大幅に少なかった可能性があると発表しました。地下貯水槽
原子力機構に処分内容伝達・・規制委/再発防止の体制 文科省整備指示
原子力規制委員会は5月16日、日本原子力研究開発機構の鈴木篤之理事長を呼び、多数の点検漏れが見つかった高速増殖炉「もんじゅ」の問題で、保守管理体制の再構築など必要な措置を実施するまで、運転再開に向けた活動を中止することな
「大飯原発を停止せよ」「再稼働反対」・・あす首相官邸前行動
首都圏反原発連合による首相官邸前抗議行動が5月17日、午後6時から8時まで、首相官邸前および永田町・霞が関周辺でおこなわれます。「大飯原発を停止せよ」「再稼働反対」「すべての原発即時廃炉」と訴えます。 官邸前と国会正門前
安全軽視の原発事業者・・規制委で非難・苦言 日本原電‥「活断層」調査が遅い、もんじゅ‥作文しその場しのぎ
「活断層」調査が遅い・・敦賀原発・日本原電に 原子力規制委員会の専門家チームによる日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)敷地内の破砕帯調査で2号機原子炉直下に活断層があるとの初の評価書がまとまりました。昨年(2012年)
もんじゅ再開中止指示/敦賀2号直下は「活断層」・・「違法状態是正せず」 規制委
原子力規制委員会は5月15日の定例会合で、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の運転再開準備の中止指示を命令することを決めました。原子力機構が目指すとしてきた今年度内の運転再開は不可能な状況とな
高速増殖炉もんじゅ 廃炉しかない・・停止命令で済まない数々の危険
原子力規制委員会は5月15日の定例会合で、日本原子力研究開発機構(原子力機構)の高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開停止を命令することを決めました。1万件近い機器の点検を怠っていたことが発覚したのを受けたものですが、もんじゅ
静岡 浜岡原発は廃炉に・・運転停止から2年 市民ら中部電・県に要請
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の全原子炉が運転停止となって2年の5月14日、中電や県に対しての浜岡原発廃炉要請行動などが行われました。 主催は「浜岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会」(原発なくす静岡の会)な
原発「稼働ゼロ」米が妨げ・・原発㊤/日米従属経済
一昨年(2011年)の東京電力福島原発事故を受け、「原発ゼロ」を切望する声が国内外で高まっています。しかし、日本が「原発ゼロ」へ向かうことを、米国が根底で妨げています。 「エネルギー安全保障の観点から、原子力重視の姿勢を
福島・東電は慰謝料増額を・・浪江7300人申し立て 今月下旬
東京電力福島第1原発事故で精神的苦痛を受け続けているとして、福島県浪江町の住民約7300人が東電に慰謝料の増額などを求め、裁判外の紛争解決手続き(ADR)を行う原子力損害賠償紛争解決センターに今月下旬、和解の仲介を申し立
福島に生きる 「三春の滝桜」の子孫木を増やす・・近内耕一さん(80)
国の天然記念物に指定された日本三大巨桜の一つ、福島県三春町の「三春の滝桜」の子孫木を増やす仕事を続けている人がいます。同町で農業を営む近内(こんない)耕一さん(80)です。 滝桜は、樹齢1000年を超え、樹高12メートル
福島原発 地下水放出 結論持ち越し・・県漁連 風評被害を懸念
福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は5月13日、同県いわき市で県漁協組合長会議を開き、東京電力が福島第1原発の汚染水増加対策として敷地内で地下水をくみ上げ、海に放出する計画について協議しました。地下水は原子炉建屋で放射性
もんじゅ再開中止指示へ・・規制委 管理体制問題を重視/市田氏 廃炉強調
多数の機器で点検時期の超過が見つかった日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会は5月13日までに、未点検機器の整備などが完了するまで、運転再開に向けた準備を進めないよう指示
ご当地電力サミット 太陽光・小水力・地熱・温泉熱・・中小企業経営者ら交流
経済界からも脱原発・再生可能エネルギーを推進しよう−。そんな考えで昨年(2012年)3月に設立した「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」(鈴木悌介世話役代表)。5月11日に東京都内で総会・全国ご当地電力サミ
原発ゼロの日本を・・第2回大震災・原発事故シンポ
笠井議員が発言 「第2回大震災・原発事故シンポジウム~今私たちは何をすべきか」が5月12日、茨城県つくば市で開かれ、80人が参加しました。主催は、「平和と民主主義に根ざした研究を考える会」(筑波研究学園都市革新懇)。 日
福島第1原発 事故原因解明へ 規制委が検討開始・・2年経過多くの未解決問題
東京電力福島第1原発事故の原因究明をおこなうための検討会を原子力規制委員会は先月から、開始しました。今後は月1回程度開催するとしています。 現場検証は困難 これまでに、政府や国会、東電などが事故調査の報告書をまとめていま
東電下請けに改善命令・・長崎労働局 違法な二重派遣
厚生労働省長崎労働局は、東電福島第1原発事故の緊急作業で作業員を雇用した長崎県内の5次下請けのM工業と、同県内のYエンジニアリングなどに対し、二重派遣であり職安法違反を認定。これら供給元に対し2カ月を期限に是正報告書の提
福島第1 1号機電源喪失・・東電「電線が先」
東京電力は5月10日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故で1号機の交流電源が喪失したのは電線が機能喪失したためで、その時点では非常用ディーゼル発電機は動いていたとみられると発表しました。異常が発生したときに記録され
中間貯蔵施設 大熊町で調査・・17日から環境省
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から2年2カ月。全町民が福島県内や県外で避難生活していた浪江町。日本共産党のいわぶち友参院選福島選挙区予定候補らは5月9日、馬場いさお町議の案内で4月1日に放射線量によって帰還困難、
「3断層の連動」考慮を・・大飯原発評価会合 規制委が指摘
国内で唯一稼働している関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機が新規制基準案の地震・津波対策に適合しているかどうかを確認する原子力規制委員会の評価会合が5月10日開かれました。 規制委は、大飯原発の敷地・敷地周辺の3