ワルシャワの国立競技場で開かれている国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)は11月22日、閉幕となりますが、資金援助問題をはじめとして先進国と途上国の対立が続いています。(ワルシャワ=浅田信幸) 2009
しんぶん赤旗
COP19・・温室ガス増の日本に世界が批判
【ワルシャワ=浅田信幸】石原伸晃環境相は11月20日、ワルシャワで開かれている国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)の全体会議で演説し、2020年までの温室効果ガス排出削減に関して、05年比で3・8%減(
汚染水どうする 共産党がシンポ・・解決へ英知を集め/幅広い参加者
福島第1原発の汚染水問題の解決へ、立場を超えて知恵を合わせようと、日本共産党主催の汚染水問題シンポジウムが11月21日、国会内で開かれました。技術者や科学者、産業界、漁業関係者など会場いっぱいの約170人が参加。活発に討
美浜原発破砕帯 来月に調査・・規制委
原子力規制委員会は11月20日、関西電力美浜原発(福井県美浜町)の敷地内にある破砕帯(断層)が活断層かどうか評価する専門家会合を設置することを決定しました。12月5日に第1回会合を開き、7、8の両日に現地調査を実施します
COP19で国連事務総長 温暖化対策不十分さを懸念・・地球の怒りに直面 閣僚級会合始まる
【ワルシャワ=浅田信幸】潘基文(パン・ギムン)国連事務総長は19日、ワルシャワで開かれている国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)で、フィリピンを襲い4000人を超える死者を出した台風30号の猛威に触れ、
原発事故の衛星画像隠す 災害対応より「秘密保全」・・政府の答弁とも矛盾 衆院特委で赤嶺議員追及
政府が東日本大震災の直後に福島第1原発の事故状況を撮影した衛星画像を、「秘密保全」を理由に事故当事者の東京電力に提供せず、事故対応に活用していなかったことが明らかになりました。11月20日の衆院国家安全保障特別委員会での
福島原発事故 避難住民 帰還後「個人線量が基本」・・規制委方針 「空間線量」から変更
原子力規制委員会は11月20日の定例会合で、東京電力福島第1原発事故で避難している住民の帰還に向けた防護措置のあり方などについて、「基本的考え方」をほぼ了承しました。これまで専門家による検討会合が4回開かれ、11日に案が
保守管理増員など・・原子力機構報告「もんじゅ」点検漏れで
多数の機器の点検漏れが見つかり、原子力規制委員会から運転再開準備の禁止命令を受けた高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、日本原子力研究開発機構は11月19日、保守管理要員の増員や未点検項目を自動検知するシステム
柏崎刈羽あす審査へ・・規制委 汚染水変わらぬまま
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働の前提となる新規制基準への適合性について、原子力規制委員会による初めての公開での審査会合が11月21日開かれることが分かりました。原子力規制庁の森本英香次長が
海側観測井戸 全ベータ上昇・・福島第1原発
東京電力は11月17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1、2号機間の海側の観測用井戸で同日採取した地下水から1リットル当たり2100ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)が検出された
福島第1 4号機プール・・核燃料取り出し開始
東京電力は11月18日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)4号機使用済み核燃料プールからの燃料取り出しを開始したと発表しました。燃料プールには1533体の燃料が保管されています。取り出した燃料は共用プールに移送して冷却
福井の原発事故で汚染・・琵琶湖20%が基準超 滋賀県予測
福井県若狭湾の原発群で福島第1原発事故と同じような事故が起こった場合、隣接する滋賀県の琵琶湖の湖面のうち最大で20%程度が、飲料水基準を超える放射能で汚染される―。11月18日に開かれた滋賀県の地域防災計画見直し検討会議
原発被害者 現場と支援策にずれ・・星北斗・星総合病院理事長に聞く
原子力規制委員会は5人の外部専門家を招き9月に「帰還に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」を立ち上げ会合を重ねています。「場当たり的対応ではだめ」「原発労働者の健康被害をきちんとつかむべきだ」など、原発被害者への支援
オール国見でたたかう・・原発事故損害賠償を求める 秦 二三男さん(58)
「オール国見でたたかっていく」というのは、東電原発事故損害賠償を求める(福島県)国見の会代表世話人の秦二三男(はた・ふみお)さん(58)です。 国と東京電力に原状回復と損害賠償を求める福島原発訴訟の原告団の一員として福島
即時原発ゼロへ決断を・・参院農水委 紙氏が要求
日本共産党の紙智子議員は11月14日の参院農水委員会で、即時原発ゼロの政治決断を行うよう要求しました。 紙氏は、「原発ゼロに踏み切り、その前提で再生可能エネルギーを推進することこそ、福島第1原発事故を体験した国民が強く求
原子炉製造の責任問う・・参考人質疑 東芝副会長に塩川氏
日本共産党の塩川鉄也議員は11月12日の衆院経済産業委員会での参考人質疑で、東芝・佐々木則夫副会長に原発輸出のトップセールスを推進する政府方針について問い、佐々木氏は「世界標準の安全性を確保した上で確実に輸出していく。ト
政府の温暖化対策・・批判回避の偽装は通用しない
安倍晋三政権が、日本の温室効果ガスの2020年までの排出目標を、05年比で「3・8%減」とすることを決定しました。国際的に基準となる1990年比では「3・1%増」となり、実質的に“増加目標”にほかなりません。 地球温暖化
全国革新懇交流会/原発ゼロ声上げ続ける・・レッドウルフさんあいさつ
堺市で11月16日に開会した全国革新懇の交流会には、先の市長選で橋下・大阪維新の会による市政乗っ取りに対して、“堺のことは堺で決める”と広範な市民の共同で勝利した竹山修身市長から「1981年の結成以来、平和、民主主義、生
汚染水問題の解決へ・・共産党と原子力学会が懇談
深刻な問題になっている東京電力福島第1原発の放射能汚染水問題をめぐって日本共産党の笠井亮、宮本岳志両衆院議員らは11月15日、日本原子力学会と国会内で懇談しました。党が9月に発表した緊急提言を各界に届けるなかで実現したも
人類の存亡より経済成長・・安倍政権の温暖化対策
安倍政権は11月15日、2020年までに温室効果ガスを05年比で3・8%減らすという「暫定目標」を発表しました。1990年比25%減としていた目標を撤回し、地球環境や人類の存亡より経済成長を優先する内容になっています。