関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に対し、県内外の住民189人が運転差し止めを求めた裁判の第7回口頭弁論が3月5日、福井地裁(樋口英明裁判長)で聞かれました。 審理の焦点を、冷却機能の確保と使用済み核燃料プール
しんぶん赤旗
大震災3年・・定点観測
奇跡の一本松 岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」。海水により根が腐り、2012年枯死が確認されました。伐採され、幹には防腐処理などが施された後、レプリカの枝葉を取り付け13年7月に復活しました。 (写真=右側の上から11
大震災から3年 被災地は今②・・命綱の制度復活・拡充を/医療・介護費免除
「私、肺がんなの」。宮城県石巻市の仮設住宅に1人で暮らす女性(60)は、ポツリとつぶやきました。 津波で自宅を流され、働いていた居酒屋も倒産し失業。「震災前は、病院と無縁だったのに、仮設住まいで病気がちになって、1年前に
福島事故から3年 原発ゼロ行動・・46都道府県 160カ所超で計画
東京電力福島第1原発の事故から3年となる3月11日を中心に、各地で「原発ゼロ」「再稼働反対」などと訴える集会やデモ、宣伝・署名行動、講演会が計画されています。本紙が6日までに都道府県のネットワークを通じて調べたところ、4
東日本大震災3年 学生客にぎわう・・宮城・南三陸町の「さんさん商店街」
「なに食べようか」「やっぱり『キラキラ丼』でしょ」・・。2月25日でオープンから2年を迎えた宮城県南三陸町の仮設商店街「さんさん商店街」は、お昼どき、復興ボランティアの学生の団体客でにぎわっていました。 イクラなど海の幸
大震災から3年 被災地は今①・・住まい 仮設から出られない
多くの命を奪った大津波、大量の放射能を拡散した東京電力福島第1原発事故。未曽有の被害をもたらした東日本大震災から3月11日で3年。1000日以上を経ながらも、いまだに厳しい被災地の現状と課題を検証します。 (東日本大震災
子どもの体力、低下深刻・・被災地調べ
東日本大震災の被災地では、子どもの体力低下が深刻化しています。狭い仮校舎での生活やバス通学で体を動かす機会が減っており、教育関係者は手軽にできる運動を取り入れるなどして歯止めをかけようとしています。 岩手県が毎年実施して
77校なお仮校舎・・被災3県 復旧わずか3割
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の公立小中学校のうち約半数の77校が、3年たった今も仮校舎での授業を強いられています。修繕や新築による学校再開は3割にとどまり、東京電力福島第1原発事故が起きた福島を中心に、3
日本大震災3年 「不屈丸」に決意こめ・・岩手・大船渡カキ養殖魚家/仮設でひなまつり 仙台
「必ず復興するという心意気を高く持とうと、船の名前は『不屈丸』にしました」。東日本大震災で被災した岩手県大船渡市のカキ養殖漁家、新沼治さん(68)=大船渡民主商工会会長=は、復興への決意をその名に込めた船と、船名が染め抜
3・9大統一行動成功へ・・原発ゼロヘ心一つに
首都圏反原発連合、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションが9日に東京都内で行う「NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)原発ゼロ☆大統一行動」。成功にむけてとりくむ人たちの声を紹介します。 3
東日本大震から3年・・力合わせ少しずつ前に /震災関連死2900人超
マリンパル女川おさかな市場 「女川名物のサンマの昆布巻きはいかがですか・・」。宮城県女川町の「マ リンパル女川おさかな市場」に威勢のいい声が響きます。 地元で水揚げされた鮮魚や水産加工品を扱う同市場。2011年3月11日
エネ計画もう一つの危険・・石炭火発で温暖化加速
原発に注目が集まる傍らで、もう一つ危険な動きが進んでいます。安倍晋三政権が策定したエネルギー基本計画案で、原発と並び「重要なベースロード電源」と位置づけられた石炭火力発電の推進です。 石炭火発は温室効果ガス排出量が他の電
財界、国に「繰り返し説得を」、「原発ゼロ」に反論迫る・・うそも100回言えば
安倍晋三政権に対し財界は、原発を推進させることを主眼に据えています。政府は、「エネルギー基本計画」案と同時に発表した意見公募に、政府としての「反論」を掲載しました。財界の意向に沿って「原発ゼロ」の世論を抑えようとする安倍
3・9大統一行動・・原発ゼロへの新たなうねり
東日本大震災と東京電力福島第1原発の事故から3年。今年の「3・11」は、「原発ゼロ」を求める国民世論と、原発の恒久化をもくろむ安倍晋三政権との正面からの対決の中で迎えます。3年前の原発事故が起きた11日をはさんで、首都・
原発ゼロ、平和求めて・・JCJ集会 震災遺構など報告
東日本大震災から3年を前に「原発ゼロへ、平和を求めて」をテーマに、日本ジャーナリスト会議(JCJ)は3月2日、「3月集会」を東京都千代田区で開きました。 専修大学文学部教授の山田健太ゼミナールの学生は“自分たちの目で震災
避難住民、14地裁で提訴へ・・国・東電に損害賠償請求
東京電力福島第1原発事故で福島県やその周辺から避難した住民らが事故発生から3年となる11日を控え、生活基盤を奪われたとして国と東電に慰謝料などの損害賠償を求める訴訟を14地裁で起こすことが3月2日、分かりました。仙台、さ
移転用地 首長に任せて 町長、国の対応を批判・・岩手・大槌 3年の集い
岩手県大槌町で3月2日、被災者本位の要求実現を目指し、「東日本大震災津波 三年のつどい」が開かれました。東日本大震災津波救援・復興県民会議が主催し、会場いっぱいの約250人が参加しました。 大槌町の碇川豊町長が「3・11
「福島を忘れない」・・原発ゼロの未来つくろう 名古屋大集会
東日本大震災・福島第1原発事故の発生から3年を控えた3月2日、名古屋市で「3・11さよなら原発in愛知 明日につなげる大集会」(同実行委員会主催)が開かれました。会場を熱気で包んだ1500人の参加者は、集会後に市内をパレ
配管弁をすべて施錠・・福島第1 汚染水漏れ東電が防止策
東京電力は2月28日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で100トンあまりの高濃度汚染水がタンクから漏れた問題で、再発防止策を発表しました。 水漏れは、満水状態のタンクにつながる弁が本来閉まっているはずなのに開いていた
南海トラフ地震がれき推計・・東日本大震災の11倍
環境省は2月28日、南海トラフ巨大地震が起きた場合、津波や火災で倒壊した建物などのがれきと津波堆積物の総量が最大で東日本大震災の約11倍に当たる3億4900万トンに上るとの推計を明らかにしました。全国の焼却施設や埋め立て