首都圏反原発連合(反原連)は6月4日、川内原発再稼働反対と原子力規制委員人事の撤回を求める抗議行動を、同委員会の事務局である原子力規制庁前で行いました。参加者は、「川内原発再稼働反対」「原発やめろ」と声を上げました。
この日の行動は、川内原発の再稼働に向けて審査を進める規制委員会に抗議し、地震学者の島崎邦彦委員長代理に代わり、原発推進派で前日本原子力学会会長の田中知氏を任命しようとする安倍内閣を批判するものです。
川崎市の加藤恵子さん(68)は「川内原発の両辺にはいくつもの火山があり、噴火の危険性が高い。重大な事故の危険がある以上、再稼働はやめるべきです。それに、再稼働を進めるために委員を変えようとするなんておかしい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2014年6月5日より転載)