鹿児島県は10月22日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)についての5回の住民説明会を踏まえ、補足的な説明会を29日午後7時から8時40分の予定で、日置市伊集院文化会館で開くことを発表しました。 同原
しんぶん赤旗
温暖化ガス EU 40%削減合意・・30年までに実現 目標引き上げ
【パリ=島崎桂】欧州連合(EU)は10月23、24の両日、ブリュッセルで開いた首脳会議で、2030年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で40%削減することで合意しました。 EUのこれまでの目標は「20年までに2
〝伝統文化途絶えた〟・・福島原発避難者訴訟 原告が陳述/地裁いわき支部
東京電力福島第1原発事故でふるさとを奪われ、避難生活を余儀なくされている、富岡町、双葉町、楢葉町、広野町、南相馬市、川俣町の住民が東京電力に完全賠償を求めている「福島原発避難者訴訟」(早川篤雄・原告団長)の第7回口頭弁
「処分場反対」1500人訴え・・栃木・塩谷町 & 規制委が順次 事業者と意見交換
東京電力福島第1原発事故により発生した指定廃棄物の最終処分場をめぐり、環境省の小里泰弘副大臣は10月22日、栃木県内の候補地である塩谷町の国有林を視察しました。内閣改造で就任後、現地を訪れるのは初めて。周辺には住民ら約
建屋カバー解体着手・・福島第1原発1号機 & 地下水バイパス ポンプに異物
東京電力は10月22日午前、福島第1原発1号機原子炉建屋を覆うカバーの解体作業に着手しました。カバーを外したときに放射性物質を含む粉じんが舞い上がるのを防ぐため、まずは屋根に穴を開け、飛散防止剤を散布。12月初旬までに
原発は危ない よくわかった・・川内再稼働 いちき串木野市で説明会 鹿児島 &反対団体 鹿児島知事らに要請
九州電力川内(せんだい)原発の再稼働について、鹿児島県などが主催する原子力規制委員会の住民説明会が10月20日夜、いちき串木野市で開かれ429人が参加しました。同日午前、同原発が立地する薩摩川内市の市議会原発対策調査特
川内原発 火山への対応説明・・九電、具体策示さず
原子力規制委員会は10月21日、原発再稼働の前提となる規制基準への適合性審査会合を開き、九州電力川内原発(鹿児島県)1、2号機の「保安規定変更認可」と、1号機の「工事計画認可」の補正申請に関し、初の公開審査を行いました
川内原発 再稼働求める陳情採択・・薩摩川内市議会委 共産党は反対
鹿児島県の薩摩川内(さつませんだい)市議会原子力発電所対策調査特別委員会は10月20日、川内原発1、2号機の「一日も早い再稼働を求める」陳情を賛成多数で採択しました。日本共産党は反対しました。 同陳情は、川内商工会議
再生エネより原発優先・・「固定価格買い取り制度」を大幅見直し
経済産業省が大規模太陽光発電所の認定を凍結するなど、再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」を大幅に見直す検討に入ったことに対し、普及の後退を懸念する声があがっています。 経産省は太陽光偏重を改め、他の再生可能エ
官邸前・・「原発ゼロ」言い続ける
首都圏反原発連合(反原連)は10月17日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。川内(せんだい)原発の再稼働をめぐる住民説明会で不安や反対の声が相次いでいるのに、再稼働へ突き進む安倍晋三政権。1700人(主催者発表)の参加
再生エネより原発か 買い取り拒否・・塩川氏が批判/衆院経産委
日本共産党の塩川鉄也議員は17日の衆院経済産業委員会で、九州電力など五つの電力会社が太陽光など再生可能エネルギーの新たな買い取りを拒否している問題を取り上げ、「再生エネルギーよりも原発を上に置く『原発最優先給電』だ」と
温暖化対策COP21への課題・・気候ネットワーク理事 平田仁子さん
政治的機運つくった国連サミット・・日本政府の対応遅れ はっきり 国連本部で122力国の首脳が参加して開かれた気候変動サミット(9月23日)は、温暖化ガスの二大排出国である米国と中国が2020年以降の枠組みづくりに意欲を
多核種除去設備 新型ALPSを公開・・福島第1 従来型はトラブル続き & 22日からカバー解体
東京電力は10月16日、福島第1原発(福島県双葉町、大熊町)で高濃度汚染水からトリチウム(3重水素)以外の放射性物質を十分低い濃度まで除去することを目的にした増設・高性能多核種除去設備(ALPS)と放射性ストロンチウム
きょう官邸前行動 & 原発ゼロ 再稼働反対 全国279カ所で定例行動・・新たに49カ所 本紙集計
「原発ゼロ」「再稼働反対」を訴える首都圏反原発連合(反原連)の首相官邸前行動が、きょう(10月17日)午後6時から8時まで行われます。 反原連は、九州電力川内原発をはじめ原発の再稼働に向けて猛進する政府に抗議の声をあ
川内原発住民説明会開く・・怒り・不安の声 噴出/鹿児島・阿久根
鹿児島県薩摩川内市の九州電力川内(せんだい)原発再稼働について、新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の審査に関する住民説明会が10月14日、原発30キロ圏の同県阿久根市で開かれました。原発の安全性に
十分な時間的余裕 確保できる時期に・・延長申請で規制委
原子力規制委員会は10月15日、運転開始から40年を超えて運転する原発の延長申請に関連して、規制基準への適合性審査に要する期間を考慮して、「十分な時間的余裕が確保できる時期」に申請するよう事業者に求めることを決めました
再生エネの買い取り制度・・経産省が見直し開始
経済産業省は10月15日、有識者による総合資源エネルギー調査会新エネルギー小委員会を開き、大規模な太陽光発電の認定を一時停止するなど、再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度」を見直す検討に入りました。現状について議
福島2号機 海側地下水で上昇 & 建屋4カ所漏えい検知・・台風19号の影響か & 北海道電再値上げ了承
福島第1原発2号機の海側で10月13日に採取した地下水に含まれる放射性物質の濃度が上昇し、放射性セシウムや全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)など5項目で過去最高値を更新しました。東京電力が同日、
「コントロール」(首相)とは程遠く トラブル相次ぐアルプス・・汚染水対策 福島第1〝赤信号〟
「(東京電力福島第1原発の)汚染水はコントロールされている」という安倍晋三首相の発言(2013年9月)から1年余。首相は今も「全体として状況はコントロールされている」(10月1日、国会答弁)と発言していますが、現状は「
“福島に生きる” 若者の夢かなうように・・いわき市民訴訟原告 阿部節子さん(58)
福島県いわき市の阿部節子さん(58)の長男(27)は、2009年に脱サラし、いわき市に戻り農業を始めました。長男は、新規就農支援事業を活用して仲間5人と有機栽培に挑戦しました。アスパラ、ソラマメ、パプリカ