原子力規制委員会は5月30日、東京電力の小早川智明社長を呼び、臨時会議を開きました。東電が日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)の再稼働に必要な資金を支援することなどに批判が相次ぎました。 日本原電は4月、東海第
しんぶん赤旗
歴史耐える判断を・・いわき市民訴訟 原告陳述

福島地裁支部 国と東京電力を相手に福島第1原発事故による被害の原状回復と損害賠償を求めている「いわき市民訴訟」(伊東達也原告団長)の第29回口頭弁論が5月30日、福島地裁いわき支部(名島亭卓裁判長)で開かれました。裁
13~15メートルの津波考えるべきだ・・福島県沖 歴史地震第一人者が証言 & 廃炉燃料 大飯3、4号機に・・関電が規制委に申請
13~15メートルの津波考えるべきだ・・福島県沖 歴史地震第一人者が証言 東電裁判 東京電力福島第1原発事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣3人の第13回公判が5月30日、東京地裁(永渕健一裁判長)
放射性物質漏えいに不信・・川内再稼働中止 県民の会要請 & 東海第2運転延長に反対・・茨城 東海村元村長が講演

放射性物質漏えいに不信・・川内再稼働中止 県民の会要請 鹿児島 原発ゼロをめざす鹿児島県民の会は5月30日、九州電力が定期検査中の川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉をこの日起動し、6月5日に発
福島に生きる・・残りの人生 絵手紙に込め

福島原発神奈川訴訟原告 山田俊子さん(77) 「残りの人生どうしたらいいの。たたかうしかない」。福島原発かながわ訴訟原告の山田俊子さん(77)は原告に加わった動機についてそう語っています。 2011年3月11日は、茨
再エネ外交推進を・・井上氏 原発固執改めよ/参院外防委

日本共産党の井上哲士議員は5月29日の参院外交防衛委員会で、外務省が設置した気候変動に関する有識者会合が、「再生可能エネルギー外交」を求める提言をし、河野太郎外相も国際会議で再エネ外交を宣言したことにふれ、安倍政権が成
第5次エネ計画案・・原発推進の硬直姿勢を改めよ
経済産業省が先にまとめた国の「第5次エネルギー基本計画」案に批判と懸念の声が相次いでいます。計画案が原発推進にあくまで固執する姿勢を鮮明にするとともに、世界で急速に進む再生可能エネルギー拡大の流れから日本が取り残される
原発空調ダクトの腐食・・柏崎刈羽2号機でも
新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発2号機で、新たに空調ダクト継ぎ手部で腐食による隙間が見つかりました。東電が5月24日に発表しました。 23日の原子刀規制委員会で、全国の7原発12基で空調ダクトの一部に腐食や穴が見つか
“原発ゼロヘ声あげよう”反原連官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は5月25日、首相官邸前抗議を行いました。 安倍政権は、原発を「重要なベースロード電源」とする「第5次エネルギー基本計画」を7月にも閣議決定しようとしています。反原連のメンバーは、幅広い団体
“東電に原発動かす能力ない”・・新潟・刈羽村 説明会で住民批判 /「規制委なぜ許可」

東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の適合性審査に関する住民説明会が5月 20日、前日の新潟県柏崎市に続いて刈羽村で開かれました。県と柏崎市、刈羽村の共催で約80人が参加しました。 説明会では、審査をした原子力規
エネルギー基本計画見直し・・専門家に聞く

安倍政権は2030年を見据えたエネルギー政策の方向性を示す「第5次エネルギー基本計画」を、今夏にも閣議決定しようとしています。5月16日に示された計画案は、電力量に占める原発の割合を30年度に20~22%にするなどとし
東電柏崎刈羽 規制庁が審査説明・・原発許可取り消しを/住民から厳しい批判

東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機が新規制基準に適合したとして、原子力規制委員会が設置変更申請を許可した審査結果に関する新潟県と柏崎市、刈羽村共催の説明会が5月19日、柏崎市内で開かれました。市民ら
汚染水処分 夏に公聴会・・福島第1原発
東京電力福島第1原発の汚染水タンクにたまり続けている高濃度のトリチウム(3重水素)を含む放射能汚染水の処分方法をめぐって、経済産業省の小委員会が5月18日の会合で、国民の意見を聞くための公聴会を夏ごろに開催することを決
島根原発3号機了解願い提出へ & 高浜原発4号機定期検査で停止
島根原発3号機了解願い提出へ 中国電力は5月16日、建設中の島根原発3号機(松江市)をめぐる原子力規制委員会への新規制基準適合性審査申請に関連し、立地自治体である島根県と松江市に、22日に事前了解願いを提出すると発表し
原発推進やめて・・反原連 官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は5月18日、首相官邸前抗議を行いました。参加した600人(主催者発表)は、いまだに原発に固執し続ける安倍政権を批判。ドラムの音にあわせて「原発やめて子どもを守れ」「原発推進今すぐやめろ」とコ
柏崎刈羽6・7号許可取り消せ・・藤野氏「液状化で前提崩れる」
原子力規制委員会は東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が新規制基準に適合しているとして昨年末、設置変更申請を許可しましたが、東電はその後に重要な施設が液状化の影響を受ける可能性を認めました。この問題で、日本共産党の
“九電冊子は不適切” ・・田村氏質問に 原子力規制委員長/不正確な記述で「安全神話」復活

日本共産党の田村貴昭議員は5月18日、衆院環境委員会で質疑に立ち、九州電力が玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の“安全性”を宣伝するために作成したリーフレットについて「安全神話」を復活させるものだと批判しました。原子力
石炭火発増認めるな・・田村貴氏 世界の流れに逆行/衆院環境委

日本共産党の田村貴昭議員は5月15日の衆院環境委員会で、石炭火力発電の新増設は認めるべきでないと求めました。 田村氏は、政府が気候変動による被害を軽減する適応策と、温室効果ガス排出を削減する緩和策を「車の両輪」とする
原発固執 30年先も・・政府審議会 エネ計画案了承/30年度原子力20~22%

経済産業省の審議会は5月16日、2030年度の電源構成比率を原子力20~22%、再生可能エネルギー22~24%などと定めた政府目標の実現に全力を挙げると明記した「第5次エネルギー基本計画」案をおおむね了承しました。50
エネルギー基本計画見直し・・策定過程の情報開示求める/笠井議員

日本共産党の笠井亮議員は5月16日、衆院経済産業委員会で、「エネルギー基本計画」の見直しをめぐり同日の審議会に提出された政府案の策定過程の情報開示を求めました。 笠井氏は、政府の骨子案では依然として原発を「ベースロー