真新しい学校で行われた卒業式。「この4月から、私たちはみずからが選び、信じた道を歩んでいきます」。震災の記憶を胸にした18人の巣立ちです▼津波によって多くの家が流され、町が壊された宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区。子
しんぶん赤旗
東日本大震災きょう8年・・避難なお5・2万人

東日本大震災は3月11日、発生から8年を迎えます。復興庁によると、避難者は5万1778人(2月7日現在)。そのうち、東京電力福島第1原発事故による避難者は約4万1千人です。 警察庁によると、死者は8日現在、12都道県
東日本大震災・福島原発事故8年 被災地から(3)・・見守りへ取り組み ここ来れば誰かいる
被災者の孤独死、孤立を防ぐための見守りは重要性を増しています。しかし、災害公営住宅に生活援助員らを配置するサポートセンターをつくっているのは宮城県では気仙沼市と南三陸町だけです。 「伴走型の活動」 サポートセンターの
大震災・事故から8年 各地でさよならの声・・女川廃炉へ連帯 岩手/電気買わへんぞ 京都/自然エネ100%に 大阪
大震災・事故から8年 各地でさよならの声・・女川廃炉へ連帯 岩手 大震災津波から8年を前に、「さようなら原発岩手県集会2019」が3月10日、盛岡市で開かれました。同実行委員会(44団体賛同)が主催し、360人が参加。
東日本大震災8年・・「置き去り」にしない復興こそ & 8年目を迎えるにあたって・・党幹部会委員長 志位和夫
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生からきょうで8年です。未曽有の大規模広域災害による犠牲と被害は甚大で、岩手、宮城、福島の3県を中心に5万人超が避難生活を続けるなど深刻な課題は山積したままです。避難の長期化、
原発事故 誰一人裁かれないなどあってはならない 東電刑事裁判・・結審を前に集会 旧経営陣に厳正判決を
東京電力福島第1原発事故を引き起こしたとして業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣3人の裁判について、厳正な判決を求める全国集会が3月10日、東京都内で開かれました。福島原発刑事訴訟支援団が主催し、約200人が
東日本大震災 被災3県議団長語る(2)・・福島 神山えつこさん

第2原発廃炉 決断迫る 福島県の発表だけでも今なお4万2000人を超える県民が県内外での避難生活を強いられています。震災関連死は2260人と増え続け、避難指示解除区域の居住率は23%と住民の帰還が進んでいません。 避
福島を忘れない3・9全国集会・・市民と野党の共同で原発ゼロへ 訴えから
東京・台東区で3月9日、開かれた「福島を忘れない3・9全国集会―市民と野党の共同で原発ゼロへ」(原発をなくす全国連絡会主催)のあいさつやスピーチ、発言を紹介します。 亡国政策やめよ 小田川義和・原発をなくす全国連絡会
東電は賠償逃れやめよ・・原発事故が奪った自然・暮らし 和解拒否に町民提訴

福島・浪江町 東京電力福島第1原発事故で全町避難を強いられた福島県浪江町の町民109人が、1人当たり1210万円の損害賠償を求めて福島地裁に裁判を起こしました。昨年11月に提訴。第二陣、三陣提訴が予定されています。いず
東日本大震災・福島原発事故8年 被災地から(2)・・孤独死防止 続く自治会の模索
岩手、宮城、福島の3県では恒久的住まいという位置付けの災害公営住宅約3万戸が、ほぼ完成しました。65歳以上の入居者は宮城県で4割超(うち3分の1が単身)、岩手県で55%(うち半数が単身)です。孤独死も年々増加しています
原発ゼロ実現の政治に・・「福島を忘れない」 全国集会に1300人

東京電力福島第1原発事故から8年を前に3月9日、「福島を忘れない3・9全国集会 市民と野党の共同で原発ゼロへ」が東京都台東区で開かれ、1300人(主催者発表)の参加者が、「原発ゼロは未来の希望」とのプラカードを掲げ、「
原発さよなら 響くコール 住民集会 津々浦々・・@札幌、@福井、@滋賀/ 国の姿勢に憤り

@札幌 「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委員会は3月9日、「さようなら原発北海道集会」を札幌市で開き、雪解けが進む市内を行進しました。 「原発なくてもうちらは生きてる」「原発いらない」。中心街を軽快
東日本大震災・福島原発事故8年 被災地から(1)・・戻れない訳は… 避難解除2年 浪江町

3月11日で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から8年になります。住まいや生業(なりわい)への不安、災害公営住宅で増加する孤独死とその根絶への努力、今も続く原発事故に伴う避難―。被災地からの報告です。(関連14面)
東日本大震災・福島原発事故8年 山間部除染 国の責任で・・福島・浪江町の吉田数博町長

東京電力福島第1原発事故に伴う政府による避難指示は、同原発が立地する双葉町、大熊町を除く地域では、帰還困難区域を除いて基本的に解除されています。しかし、放射線量への不安、買い物や交通、医療の整備の問題、避難先での生活の
被災者切り捨ての一方 東電ポンと1900億円・・東海第2支援 6割負担案 & 老朽原発支援 合理性はない・・いわき市民訴訟原告団長・伊東達也さん(原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員)の話

被災者切り捨ての一方 東電ポンと1900億円・・東海第2支援 6割負担案 原発専業の日本原子力発電が再稼働を目指す東海第2原発(茨城県東海村)をめぐり、電力各社と大手銀行による資金支援計画案が8日までに明らかになりまし
辺野古は「もんじゅ」と同じ道・・何兆円もの税金がムダに/普天間基地も返還されない
「夢の原子炉」。高速増殖炉「もんじゅ」は、かつてそう呼ばれていました。使用済み核燃料から取り出したプルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料で発電し、使用した以上の核燃料を生み出す―。 しかし、技術的な困難さからゆきづま
福島に生きる 生業訴訟原告 深谷敬子さん(74)・・原発の怖さ、声大にして

「8年間は今まで経験したことのない孤独感を味わいました。心も体もずたずたです」 福島県富岡町から同県郡山市に避難している深谷敬子さん(74)は今の心境をそう話します。 事故を起こした東京電力福島第1原発から約7キロ
東電 富岡町の廃炉資料館・・「敷地を超える津波 専門機関で検討中に3・11になった」

東京電力が福島県富岡町に昨年開設した廃炉資料館を見る機会がありました。印刷物に「事故を起こさないための反省と教訓を社内外に伝承する」と記しています。 福島第1原発事故を振り返る2階フロアの照明はスポットライトだけで暗
原発事故「子どもに負担」・・いわき市民訴訟 原告が証言

国と東京電力を相手に福島第1原発事故による被害の原状回復と損害賠償を求めている「いわき市民訴訟」(伊東達也原告団長)の第34回口頭弁論が3月5日、福島地裁いわき支部(名島亨卓裁判長)で開かれました。工藤史雄さん(41)
原発事故「子どもに負担」・・いわき市民訴訟 原告が証言

国と東京電力を相手に福島第1原発事故による被害の原状回復と損害賠償を求めている「いわき市民訴訟」(伊東達也原告団長)の第34回口頭弁論が3月5日、福島地裁いわき支部(名島亨卓裁判長)で開かれました。工藤史雄さん(41)