「市民と野党の共闘のシンボル」の新潟県で第一声をあげた小池氏は、新潟市西区、東区の街頭2カ所で、県議選と同市議選で現有議席の絶対確保、さらなる前進を熱く訴えました。暮らし最優先の県・市政とともに、消費税増税の中止、国民健康保険料(税)の大幅値下げは可能だと強調。「共闘に全力をあげる共産党の前進は、『本気の共闘』実現の決定的な力になる」と力説し、大きな拍手と歓声が起こりました。
大激戦の県議選で、しぶや明治=現、新潟市東区(定数2)=、たけだ勝利=新、同市西区(3)=両候補が決意表明。しぶや候補は「消費税増税ストップの願いを、党派を超えて託してほしい」と訴えました。
自由党の森ゆうこ参院議員がメッセージで激励。西区で新社会党県本部の小林義昭委員長、元社民党参院議員の近藤正道氏が応援演説。「安倍政治を終わらせる希望の星は市民と野党の共闘」(近藤氏)と力を込めました。
小池氏は、原発事故の徹底検証、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働ストップという「オール新潟」の県民運動が県政を動かしていると強調。両選挙区で、地元紙の候補者アンケートで再稼働を「認めない」と明言したのは共産党だけであり、「再稼働NOの願いを共産党に」と呼びかけました。
しぶや候補の1議席の実績は抜群であり、原発事故の「三つの検証委員会」設置、農家への「戸別所得補償モデル事業」、「種子条例」など、全国注目の政策を進めてきたと紹介。「県民の命と暮らしを守る、なくてはならない宝の議席だ。自民党や原発推進議員に独占させるわけにいかない」と力を込めました。
市議選の、いがらし完二、いいづか孝子、平あや子の各市議候補=いずれも現=が決意表明。小池氏は現市政を「絵にかいたような逆立ち政治」と批判し、地元中小・零細企業の仕事づくりや国保料値下げを進めてきた党市議団の現有7から8への前進を訴えました。
(「しんぶん赤旗」2019年3月30日より転載)