原発の使用済み核燃料の再処理で出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)を地下に埋める最終処分場の建設事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は11月14日、経済産業省と同機構が開いた住民向け意見交換会で、委託先の業者が
Articles by kyou yamamoto
東京福島第1原発 この1週間
■11月6日 2号機タービン建屋の復水器内に残っている、事故当初に生じた高濃度放射能汚染水を処理するため、遠隔装置による水抜きを開始。別の建屋に移送した上で処理します。1号機復水器内の水抜きは8月までに完了。2、3号機復
巨大地震備え 社会全体で・・災害対策全国交流会
東京都内で開かれている災害対策全国交流集会(主催・同実行委員会)2日目の11月11日、東京大学地震研究所の平田直・地震予知研究センター長が「首都直下・南海トラフなど巨大地震災害に備える」と題して講演しました。 東大地震
福島第1作業員の傷病
東京電力福島第1原発で先月、作業員の病院への緊急搬送が2件相次ぎました。東電の公表方法に違和感を覚えました。1人は蜂に刺され入院(後に退院)、もう1人は作業に向かう途中倒れ病院で死亡が確認されました。しかし、基準に従い
党初代ボランティアセンター長・・故 宮前利明氏の顕彰碑
福島・南相馬 東日本大震災・東京電力福島第1原発事故後、京都府から福島県南相馬市に移住し、被前者支援の日本共産党南相馬市初代ボランティアセンター長を務め、3月に亡くなった宮前利明氏(当時68歳)の活動を顕彰する記念石碑
福島 心の復興途中を表現・・高校生がいじめ体験の劇
東京電力福島第1原発事故の避難先でいじめられた体験を基に作った創作劇を、福島県立ふたば未来学園高校(広野町)の演劇部(部員19人)が、相馬、双葉の両地域からなる相双地区の高校演劇コンクール(11月4日、南相馬市)で上演
再生エネで地域元気・・現場の声を政策に/福島 市民ら発電所フォーラム
地域で再生可能エネルギーをどう活用できるのかを交流する「市民・地域共同発電所全国フォーラム」(実行委員会主催)が11月2日から福島市で始まりました(4日まで)。フォーラムは今年で9回目、約200人が参加しました。 昨
浜岡原発 浸水対策に漏れ・・台風で雨水が流入 & 三菱原子燃料・・規制委が適合
浜岡原発 浸水対策に漏れ・・台風で雨水が流入 中部電力は10月31日、浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)で、浸水対策調査が行われていなかった箇所が8ヵ所あったと発表しました。台風22号が29日に静岡県沖などを通過した際、
COP23 参加者にきく㊦・・被害者の声高まる
WWF(世界自然保護基金)ジャパン気候変動・エネルギーグループ長 山岸 尚之さん 気候変動の現状 つい最近も米・カリフォルニア州で大火災が起きましたが、やはり背景には異常乾燥がありました。産業革命以降、世界の平均気温は
COP23inボン参加者にきく㊤温暖化交渉 着実に前へ
11月6日から17日までドイツ・ボンで開かれる地球温暖化対策の国連会議、COP23(国連気候変動枠組み条約第23回締約国会議)。米国のトランプ政権が、温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」からの離脱を表明するなか、
沈下後の基準 周知せず・・福島第1 水位逆転で東電報告
東京電力福島第1原発の地下水くみ上げ用の井戸の水位設定を誤り、建屋地下に滞留する放射能汚染水の水位よりも井戸の水位が低くなった問題で、東電は10月30日、原子力規制委員会の検討会で経緯を報告しました。 1号機の建屋近
東海地震判定会が最終会合・・気象庁新情報発表へ
気象庁は10月30日、東海地震に結び付く可能性がある地震や地殻変動を検討する「地震防災対策強化地域判定会」(会長・平田直東京大教授)の定例会合を開きました。11月1日正午から、南海トラフ地震につながる可能性がある地震や
南相馬 柳美里が出会う㉙・・人と土地を結ぶ絆
10月21日土曜日、衆院選の前日のことです。 JR常磐線の竜田駅(福島県双葉郡楢葉町)と富岡駅(双葉郡富岡町)の間の6・9キロの区間が、6年7ヵ月ぶりに運転を再開しました。 東京電力福島第1原子力発電所がレベル7
除染土の貯蔵を開始・・福島第1原発事故の中間貯蔵施設
環境省は10月28日、東京電力福島第1原発事故に伴う除染で生じた土や廃棄物を保管する中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)で、除染土の貯蔵を開始しました。 この日稼働したのは、放射性セシウムの濃度に応じて分別した除染土
東電福島第1原発 この1週間 & 原発事故問う福島で作品展・・伊達市の須藤さん
東電福島第1原発 この1週間 ■10月21日 2号機海側の護岸地下水(20日採取)の全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)濃度が、1リットル当たり約3万4000ベクレルとなり、この地点での過去最高値を
東海第2延長申請へ・・原電 福島第1原発と同型
日本原子力発電が、来年11月に原則40年の運転期限を迎える東海第2原発(茨城県)について、加年の期間延長を原子力規制委員会に申請する方針であることが10月27日、分かりました。周辺自洽体との調整状況なども踏まえ、近く正
「原発ゼロ」私はぶれない・・官邸前
首都圏反原発迎合(反原連)は10月27日夜、首相官邸前抗議を行いました。参加者は、国民の声を聞かずに原発推進の姿勢を続ける安倍政権に怒り、ドラムの音にあわせて「原発やめて社会を守れ」「安倍はやめろ」とコールしました。
福島第1作業員死亡・・昼の休憩後倒れ搬送
東京電力は10月26日、福島第1原発の50代の男性作業員が体調不良を訴え、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表しました。 車電によると、同日午後1時ごろ、構内の車両整備工場で、点検や修理にあたっていた下請け企業の作業
原発避難「責任取って」・・東京地裁で結審 原告側中学生が訴え
来年3月に判決 東京電力福島第1原発事故で、福島県から東京都などに避難した17世帯47人が、国と東電に総額約6億円の損害賠償を求めた訴訟は10月25日、東京地裁(水野有子裁判長)で結審し、判決が来年3月16日に指定され
大洗被ばく 事故報告書は不十分・・規制委原子力機構に再提出要求
原子力規制委員会は10月25日、日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で起きた5人の作業員の被ばく事故に関して原子力機構がまとめた最終報告書について、内容が不十分として、再提出を求めました。 事