東京電力は11月30日、柏崎刈羽原発1〜7号機(新潟県)全てで、中央制御室床下などに敷設されている安全設備関連のケーブルが規制基準に違反し分離されていなかったと発表しました。これまで6、7号機で見つかっていましたが、違
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危険な投資 石炭火発・・再生エネ導入の障害にも & 経産省部会 核燃事業延命狙う・・国関与の新法人設立案示す
2020年以降の地球温暖化対策について議論する国際会議(COP21)が、11月30日からパリで始まりました。交渉の行方に世界が注目するなか、日本の石炭政策に厳しい視線が注がれています。 日本では現在48基の石炭火力発
“福島に生きる”映像作家 世界に伝える・・佐藤千穂さん(30)リユルカさん(31)
「すべての人が向き合わなければならない問題です」。フランスから来日して福島の家族の今を撮る映像作家の佐藤千穂さん(30)、リユルカさん(31)夫妻はそう言います。 フランス人のルカさんは「千穂と出会わなかったなら日本
避難住宅の継続を・・17年3月打ち切り 被災者が集会/東京
東京電力福島第1原発事故で避難指示区域以外の避難者(自主避難者)に対する住宅の提供が2017年3月末で打ち切られようとしている問題で、福島県外に避難を続ける被災者が11月28日、東京都内で集会を開き、「避難住宅から追い
COP21あす開幕「2度未満」へ 新たな枠組み・・先進国と途上国の差異化焦点に
COP21あす開幕/課題と各国は パリで11月30日、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開幕します。産業革命期(1850年頃)に比べ世界の気温上昇を「2度未満」に抑えるために、すべての国を対象にし
川内再稼働1カ月 やっと説明会・・原発マネーを受領 県が招いた教授
九州電力川内原発2号機の再稼働強行から1カ月余り。同意した鹿児島県は、きょう11月29日になって、ようやく住民説明会を開きます。説明会では、原発業界から寄付を毎年のように受けている大学教授が「安全対策」についての説明者
きれいな地球 子らに残そう・・COP21の成功へ行進/ 東京・千代田
気候変動対策の国連会議(COP21)が開かれるのに合わせ、「アースパレード2015―気候をまもる、パリへの行進」が11月28日、東京都千代田区で開催されました。約1000人が参加しました。 催しは、ブラジルやドイツな
東通原発 活断層前提に審査 ・・規制委 耐震評価見直しも
東北電力東通(ひがしどおり)原発1号機(青森県東通村)について原子力規制委員会は11月27日、新規制基準への適合性審査会合を開きました。規制委は、敷地内を通る複数の断層が「将来動く可能性がある」ことを前提に議論する方針
自民に巨額原発マネー 3億円(12年) 5億円(13年) 7億円(14年)・・再稼働・原発輸出を後押し/14年政治資金報告
電力会社や原子力関連企業などでつくる原発利益共同体の中核組織「日本原子力産業協会」(原産協会)の会員企業が2014年に、少なくとも計7億1000万円を自民党の政治資金団体「国民政治協会」に献金していたことが、総務省が1
原発企業との癒着許すな・・官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は11月27日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。原発輸出や再稼働を推進する安倍晋三内閣に、「原発企業との癒着は許されない」と怒りの声があがりました。 埼玉県狭山市の男性(75)は「原発メー
石炭火力発電 新設計画48基 「脱炭素」逆行日本・・全て稼働ならCO2 年1億4100万トン 環境NPOが告発
全国で次々とすすむ石炭火力発電所の新規建設計画が計48基(2350万キロワット)に上り、これらが全て稼働した場合、推計で年間約1億4100万トンの二酸化炭素(CO2)が排出されることが、11月26日までに分かりました。
高浜3・4号機再稼働計画延期・・関電 & 美浜3号機の運転延長申請
関西電力は11月25日、高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働時期の計画を1カ月程度遅らせ、それぞれ来年1月下旬と同2月下旬にすると原子力規制委員会に報告しました。 関電によると、規制委が行っている再稼働の前提となる検
原発の有毒ガス対策へ・・規制委 検討会設置し議論
原子力規制委員会は11月25日の定例会合で、原発内にタンクで保管されている塩酸やアンモニアなどの化学物質が漏れた場合、中央制御室での作業が困難になる可能性があるとして、有毒ガス対策について検討会を設置し議論することを決
「もんじゅ」に問題・・発電機部品落下
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で、非常用ディーゼル発電機の部品をクレーンで移動中に落下させて、部品の一部を変形させていたことが、11月25日の原子力規制委員会で報告されました。 報告によると、請負業者
CO2削減 日本の目標低すぎる・・COP21向け環境団体が集会 & 志賀原発1号機で不適切敷設
11月30日から仏パリで始まる第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)を前に、パリ合意にむけた日本の役割」などについて話し合うイベントが24日、国会内で開かれました。環境NGOのネットワークCAN−Jap
「訓練」表記せず避難指示・・志賀原発住民に誤メール
北陸電力志賀原発(石川県志賀町)の事故に備えた原子力防災訓練が11月23日、同県や富山県などで行われました。志賀町は「訓練」の表記を付け忘れたまま、避難指示を携帯電話のエリアメールに送信。8分後に修正して再送信しました
再稼働反対各地で行動 川内 白衣の宣伝・・保団連が視察・講演会
全国の地域医療に携わる医師、歯科医でつくる全国保険医団体連合会は11月22日、鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市内で「公害視察会」を行うとともに、JR川内駅西口広場で「福島の事故を忘れるな。川内原発稼働の中止を」と白
女川原発 安全性問う・・仙台市民らがシンポ
東北電力が女川原発2号機の適合性審査を申請し再稼働へ進もうとするなか、仙台市内で11月23日、「市民による女川原発の安全性を問うシンポジウム」(主催・同実行委員会)が開かれ、530人が参加しました。 原子炉格納容器の
近づくCOP21・・温暖化対策の効果的な合意を
異常気象や生態系の破壊を引き起こす地球の温暖化対策について話し合う国連の会議が、11月30日からフランスのパリで始まります(12月11日まで)。温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスを削減するための20
“福島に生きる”手間惜しまず果実育て・・果樹農家 畠雄一さん(47)幸子さん(47)
畠雄一さん(47)と妻の幸子(ゆきこ)さん(47)は、福島市飯坂町でモモ2・8町歩、リンゴ1反歩、洋ナシ1反歩、サクランボ1反歩、梅若干を栽培する果樹農家です。 両親は昭和30年代の中ごろ、稲作や桑、養蚕が中心だった