首都圏反原発連合(反原連)は11月27日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。原発輸出や再稼働を推進する安倍晋三内閣に、「原発企業との癒着は許されない」と怒りの声があがりました。
埼玉県狭山市の男性(75)は「原発メーカーなどから自民党に大きなお金が動いているのは許せない。子どもや孫のためにも原発やめさせないといけない。寒くなったけど、ここで行動を続けるよ」といいます。
埼玉県深谷市の女性(67)は、夫(69)と一緒に参加しました。女性は「福島の避難者が、家族ばらばらになったりしてつらい思いをしているのに、平気な顔をして再稼働を進める安倍政権が許せません」といい、夫は「途切れなく運動を続けることが大切だと思い、ここに来ています」と語りました。
日本共産党の藤野保史衆院議員が国会正門前でスピーチしました。行動には800人(主催者発表)が参加しました。
(「しんぶん赤旗」2015年11月28日より転載)