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再稼働反対各地で行動 川内 白衣の宣伝・・保団連が視察・講演会

 全国の地域医療に携わる医師、歯科医でつくる全国保険医団体連合会は11月22日、鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市内で「公害視察会」を行うとともに、JR川内駅西口広場で「福島の事故を忘れるな。川内原発稼働の中止を」と白衣を着て宣伝しました。

 「公害視察会」は今回で30回目。今年度は、川内原発から30キロ圏内の医療介護施設に実施した原発事故時緊急被ばく医療に関するアンケート調査結果によって明らかとなった問題点を踏まえ、川内原発を対象に、学習講演会と視察、交流をしました。視察会には全国から29人が参加しました。

 参加者は、鹿児島で再稼働反対運動に取り組む「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会」事務局長の向原祥隆氏と川内原発建設反対連絡協議会会長の鳥原良子氏、アンケート調査を行った鹿児島県保険医協会理事青山浩一氏の話を聞き、川内原発の現地視察をおこないました。

 川内駅でのリレートーク宣伝で「薩摩川内市は美しい自然とおいしい食べ物に恵まれています。この自然と食べ物を自慢して原発に頼らないまちづくりをしてください」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月24日より転載)