過酷事故を起こした電力会社の賠償責任に上限を設け、それを超えた分を税や電気料金で国民に負担させるかどうか―。原発などの事故に備えた賠償制度(原賠制度)の見直しに向けた内閣府の専門部会が9月3日開かれ、集中的な議論が始ま
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米山さんで再稼働推進止めよう・・新潟知事選 小池書記局長が応援
各党代表訴え (写真)米山隆一知事候補(右から2人目)の応援演説をする小池晃書記局長(左から3人目)と、左から森裕子、中山均、竹内功(右端)の各氏ら=2日、新潟・新潟駅前 「頑張れ!」「いいぞ!」―日本共産党の小池晃書
汚染広げる原発ノー・・反原連が首相官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は9月30日夜、首相官邸前抗議を行いました。臨時国会で、東京電力福島第1原発事故の放射能汚染水について、「状況はコントロールされている」と偽り、原発を推進する安倍晋三首相。参加者は「原発やめろ
経産省 原発廃炉に国民負担・・初会合 新電力に上乗せ検討
経済産業省は9月27日、東京電力福島第1原発の廃炉費用、一般の原発廃炉費用などについて、すべての国民に負担を求める仕組みの検討を始める有識者会合「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」の初会合を開きました。10月に
南相馬 柳美里が出会う⑯・・それぞれの、ふるさと
東京電力福島第1原子力発電所の立地自治体である双葉町と大熊町、第2原発の立地自治体である楢葉町と富岡町がある双葉郡は、首都圏に電気を送る「電源地帯」でした。 しかし、2011年に起きた原発事故によって双葉郡の大半の地
原発なくても電力余裕・・今夏需給 使用率95%超えず
記録的な猛暑にもかかわらず、この夏、電力は原発がなくても十分な余裕を保っていました。沖縄を除く九つの電力管内の7~8月の電力使用率を本紙が調べたところ、出力が最大となった日に使用率が95%を超えた管内は皆無でした。
原発事故と漁業考える・・事故5年半 福島市でシンポ/北日本漁業経済学会
東京電力福島第1原発事故の下での福島県漁業の今後を考えるシンポジウムが9月23日、福島市で開かれました。主催は北日本漁業経済学会。 二平章会長が「震災から5年以上たった福島の現状と問題点を探りたい」と開会あいさつ。「
パリ協定実施へ討論・・京都で日中韓の市民・NGO
日中韓の市民や環境NGOが集い、パリ協定実施に向け東アジアの役割を考える「東アジア気候フォーラム2016」が9月24日、京都市の龍谷大学で開かれました。気候ネットワーク、東アジア環境情報発伝所などが主催し、学生ら約80
福島第2原発・再稼働・・地元同意義務付けか/政府検討
政府が、東京電力福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)について、地元自治体からの同意を再稼働申請の条件として義務付ける特例法の制定を検討していることが9月23日、明らかになりました。施行後3年間で地元同意を得られなければ
井戸水位また地表超え・・港湾の放射能濃度は過去最高 福島第1
降雨が続いた影響で、東京電力福島第1原発の護岸近くで地下水位が再び上昇し、観測用の井戸の水位が9月23日午前7時に、地表面の約3センチ上に達しました。一方、隣接する港湾内の海水の放射能濃度が21日に過去最高となりました
“臨時国会” 原発問題・・再稼働推進世論と矛盾/藤野保史衆院議員に聞く
——安倍政権は、原発再稼働を進め、2030年には発電電力量のうち20〜22%を原発で賄う思惑を持っていますが。 たたかいと結び 藤野 決して思惑通りになっていません。その背景には、国民の世論と運動があります。 これ
“福島に生きる”「原発ゼロ」発信続ける・・「生業訴訟」原告 河井千代恵さん(59)
「国にウソをつかれてきた5年半だった」と「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(中島孝原告団長)原告の河井千代恵さん(59)は言います。「物の見方が変わりました。国や大企業は平気で国民をだますことを知りま
東通・女川再稼働延期へ・・東北電 安全対策工事が遅れ
東北電力は9月22日、東通原発1号機(青森県東通村)と女川原発2号機(宮城県石巻市、女川町)について、2017年4月以降としてきた再稼働の時期を延期する方向で調整に入りました。再稼働の前提となる安全審査が長期化する中、
廃炉費用国民に転嫁・・経産省 東電支援へ来月議論開始/検討委員会に東電社長参加
経済産業省は9月20日、東京電力福島第1原発(1F)の廃炉費用支援などを検討する「東京電力改革・1F問題委員会」(東電委員会)を新たに設置し、来月初めから議論を始めると発表しました。国による廃炉費用の支援強化は、電気料
新たな高速炉推進 ・・「もんじゅ」は廃炉含め見直し
政府は21日、「核燃料サイクルを推進するとともに、高速炉の研究開発に取り組む」との方針を確認しました。日本原子力研究開発機構が運営する高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)については、「廃炉を含め抜本的な見直しを行う」
井戸水位一時地表こす・・福島第1原発 台風降雨で上昇
東京電力は9月21日、福島第1原発の護岸近くで台風16号の降雨により地下水位が上昇し、観測用の井戸で一時地表の高さを超えたと発表しました。21日午前7時前に地表から約5センチの高さにまで上昇しました。 東電によると、
震源地付近に原発密集・・韓国・慶州地震 環境団体「老朽化原発廃炉に」
地震が少ない韓国で9月12日、観測史上最大規模マグニチュード(M)5・8の「慶州地震」が起きました。現地メディアは、揺れに慣れていない韓国の人々を恐怖に陥れたと報じています。震源地の同国南東部、慶尚北道慶州付近には原発
排気筒底 58万倍 セシウム・・福島第1
東京電力福島第1原発の1、2号機排気筒の底部にあるドレンサンプピット(雨水集水槽)のたまり水から、国の放出基準(告示濃度限度)の約58万倍の濃度のセシウム137が検出されたことが9月16日までに明らかになりました。同集
エネルギー・・化石燃料関連が大幅増/17年度 予算概算要求の焦点
2017年度の概算要求におけるエネルギー対策特別会計(経済産業省分)は、16年度当初予算比で756億円増の9140億円です。うち優先課題推進枠が1624億円を占めます。 非炭素化に逆行 増額要求で目立つのが化石エネル
中国出資原発を了承・・英政府 対中関係悪化を懸念
【ロンドン=時事】 英政府は9月15日、中国企業が一部出資する英南西部ヒンクリー・ポイント原発の建設計画を了承すると発表しました。7月に発足したメイ新政権は、最終承認を突如保留。中国の関与に対する安全保障上の懸念があっ