原発専業の日本原子力発電が再稼働を目指す東海第2原発(茨城県東海村)について、同社と県、東海村、周辺5市は3月29日、再稼働の際は事前に周辺5市の了解を得るとする安全協定を結ぶことで合意しました。東京電力福島第1原発事
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もんじゅ廃炉計画認可・・燃料取り出しに5年 課題多く、危険伴う/規制委
原子力規制委員会は3月28日、高速聯殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉計画を認可しました。運営する日本原子力研究開発機構は7月から、核燃料の取り出し作業に取り掛かる方針。 計画は廃炉作業を四つの工程に区分し、第1段階
南相馬 柳美里が出会う㉞・・網走駅 ひとり息子との別れ
北海道の網走駅の駅名看板は、縦書きです。 豪雪のため黒ずんだ大きな木の板に、力強い筆文字で「網走」と書いてあります。 縦書きの理由は、網走刑務所から出所してそれぞれの故郷に帰る受刑者に対して、「横道にそれることなく
玄海原発再稼働 不安を置き去り・・強行許されぬ
九州電力が、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働を強行しました。3号機の運転は7年3カ月ぶりで、5月には4号機の再稼働を狙っています。安倍晋三政権は、原子力規制委員会が新規制基準で「適合」とした原発を次々と再稼働させ
反原連が官邸前抗議・・玄海原発今すぐ止めろ
首都圏反原発連合(反原連)は3月23日、首相官邸前抗議を行いました。九州電力がこの日、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使用する玄海原発3号機を再稼働させました。30キロメートル圏にある長崎県の松浦、平戸、
玄海原発3号機再稼働 長崎県内・・反対決議相次ぐ
九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働が強行された3月23日、長崎県内で相次いで「玄海原子力発電所の再稼働に反対する決議」が可決されました。いずれも全会一致です。 平戸市議会の決議では、福島原発の事故について
玄海原発再稼働に抗議・・参院経産委で岩渕議員
日本共産党の岩渕友議員は3月23日の参院経済産業委員会で、同日の九州電力玄海原発3号機の再稼働強行に厳しく抗議し、再生可能エネルギー普及に背を向ける政府の姿勢をただしました。 岩渕氏は、福島原発事故が収束せず、福島県
1万2000人「原発ゼロへ」・・東京 全国集会 安倍政権倒そう
春の雪に見舞われた東京で3月21日、「さようなら原発全国集会」が開かれました。会場の代々木公園には、1万2000人(主催者発表)が集まり、原発ゼロの実現や安倍政権の打倒を訴えました。 作家の落合恵子さんが主催者あいさ
大間原発 建設差し止め棄却・・「安易な判決」原告控訴へ/函館地裁
青森県大間町に建設中の大間原発の建設差し止めなどを求めて、北海道函館市の市民ら1164人が国と電源開発(Jパワー)を訴えていた訴訟で、函館地裁は3月19日、請求を棄却する判決を出しました。原告団は控訴する方針です。
プルサーマル方針 電事連“変わらず”・・原子力委 聴取に説明
「利用目的のないプルトニウムを持たない」との原則を定めた決定の改訂に向けて、内閣府の原子力委員会(岡芳明委員長)はこのほど、電力各社でつくる業界団体の電気事業連合会からプルトニウム利用計画などについて意見聴取しました。
3300人「原発ゼロに」・・熱気の福島県民集会・岩渕参院議員ら激励
「原発のない福島を!」と、東日本大震災・東京電力福島第1原発事故の翌2012年から毎年3月に開催されている県民大集会が3月17日、福島県楢葉町(ならはまち)の天神岬スポーツ公園で開かれました。ふくしま復興共同センターな
3月21日 東京・代々木公園「さよなら原発全国集会」・・作家 落合恵子さんに聞く/「私がやる」と声あげる日に
東京・代々木公園で3月21日に、「さようなら原発 全国集会」が行われます。主催する「さようなら原発1000万人アクション」呼びかけ人のひとりで、作家の落合恵子さんに福島への思いや、原発政策を推進する安倍政権についてイン
福島切り捨て変える・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は3月16日、首相官邸前抗議を行いました。東京電力福島第1原発事故で避難した被災者が起こした訴訟で、京都地裁、東京地裁が相次いで国・東電に賠償を命じたのを受けて、「安倍晋三は原発やめろ」「原発
国・東電に4度賠償命令・・原発訴訟 東京地裁も断罪/「自主避難は合理的」
東京電力福島第1原発事故で、福島県から東京都内などに避難した17世帯47人の住民が、6億円あまりの損害賠償を求めた訴訟の判決が3月16日、東京地裁(水野有子裁判長)でありました。水野裁判長は、国と東電は連帯し、計約59
原発輸出事業費倍増も・・トルコで計画、稼働不透明
官民で進めている原発のトルコヘの輸出計画の総事業費が、安全対策の強化などで当初想定していた2兆円の2倍以上に膨らむ可能性があることが、3月15日分かりました。目標としていた2023年の稼働開始は不遜明に。政府は成長戦略
福島原発事故 国・東電を再び断罪・・京都地裁 自主避難者を広く賠償
東京電力福島第1原発事故で、福島県や宮城県など5県から京都府内へ避難した57世帯174人の住民が、総額約8億5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3月15日、京都地裁(浅見宣義裁判長)でありました。浅見裁判長は、国
規制委 巨大噴火リスク「容認」・・山添参院議員「考え方」に抗議
日本共産党の山添拓参院議員は3月12日、国会内に原子力規制庁を呼び、原発立地の新規制基準に基づく審査の内規「火山影響評価ガイド」に関連して原子力規制委員会が7日に発表した「巨大噴火によるリスクは、社会通念上容認される水
大飯原発再稼働・・国民の声に逆らい続けるのか
東日本大震災で破壊された東京電力福島第1原子力発電所の事故から7年を迎え、住民全員の帰還も原発の廃炉も見通しが立っていないのに、関西電力が大飯原発3号機(福井県おおい町)の再稼働を強行しました。大飯原発は福島事故後いっ
福島第1原発事故 7年・・増え続ける汚染水/見えぬ出口 国・東電は混迷
東京電力福島第1原発事故から丸7年がすぎました。今もなお新たに増え続けている放射能汚染水が、敷地内のタンク群にたまっています。処理途中の汚染水や建屋滞留水を含めると、総量は約113万トンに上ります。出口の見えない汚染水
福島からの避難者は、明日のわが身・・神戸の女性/ひょうご原発訴訟などで避難者と交流
「福島からの避難者は、明日のわが身です。事故になれば彼女たちになりうると思う」。こう話すのは「大飯原発動かすな 若狭湾岸いっせいビラ配布行動」に神戸から参加した小東ゆかりさん。ひょうご原発訴訟などで避難者と交流。「彼女