福島第1原発の汚染水問題が深刻です。汚染された地下水の海への流出に加え、汚染水をためるタンクからの高濃度汚染水の大量漏えいが発覚。放置してきた安倍内閣も、やっと「東電任せにせず、国として対策を講じる」といいだしました。
原発
福島第1原発 漏えいタンクに事故歴・・地盤沈下で解体→移設→再利用/東電が臨時会見
東京電力は8月24日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水タンクの漏えい問題で臨時会見を開き、漏えいしたタンクに事故歴があることを明らかにしました。当該タンクを含む3基のタンクが、当初は別のエリア(区画)に設置さ
汚染水対策 国が全責任持つ体制を・・党福島県議団が県に申し入れ
東京電力福島第1原発で新たに300トン以上の放射能汚染水漏れが発覚した問題で、日本共産党福島県議団は8月22日、県に対し、国が全面的に責任を持つ体制の確立を求めるよう申し入れました。神山悦子、阿部裕美子、宮川えみ子、長谷
〝地下水放出計画進める〟・・政府の対策委でエネ庁
東京電力福島第1原発事故で貯蔵タンクから300トンもの大量の高濃度汚染水が漏れ出すなど問題が深刻化するなか、経済産業省の汚染水処理対策委員会の第5回会合が8月23日、非公開で聞かれました。しかし、経産省側からはタンク漏れ
福島第1 汚染水、海へ流出か・・排水溝から高濃度検出
東京電力は8月23日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)のタンクから大量の高濃度放射能汚染水が漏えいした問題で、タンク周辺から海にいたる排水溝内から採取した水の分析結果を発表しました。タンクの上流側より下流側で高濃度の
被災者支援法「放置は違法」・・原発被災者19人、国相手に
東京電力福島第1原発事故の被災者を支援する「子ども・被災者支援法」が成立して1年以上過ぎても、国が支援策の基本方針を定めないのは違法だとして、被災者19人が22日、東京地裁に提訴しました。 原告は、国が定めた避難指示区域
福島第1汚染水 タンク底から漏えい・・規制委指摘/同型2基でも高線量
東京電力福島第1原発で貯蔵タンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水漏れについて、8月21日開かれた原子力規制委員会の汚染水対策検討会議で、漏れたタンク底部のコンクリート基礎部が破損し地下に浸透している可能性が指摘されまし
東海村の加速器放射能漏れ・・規制委 「安全管理が不十分」
茨城県東海村の加速器実験施設「J-PARC」の放射能漏れ事故で、原子力規制委員会は8月21日、施設を運営する高エネルギー加速器研究機構と日本原子力研究開発機構が提出した再発防止策などについて、「おおむね妥当」との評価を示
原発輸出 高い代償・・三菱重に米側が巨額賠償請求/事故原因器を納入
放射性物質漏れ事故を起こして廃炉が決まった米カリフォルニア州のサンオノフレ原発に、事故原因となった蒸気発生器を納入した三菱重工業が、巨額の賠償を求められています。米原発会社側は、契約の上限約138億円(約1億3700万ド
甲状腺がん確定18人・・福島県の子 疑いは25人
専門家が検証へ 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県が当時18歳以下だった子どもを対象に実施している甲状腺検査で、18人が甲状腺がんと確定したことが分かりました。6月の発表から6人増えました。福島市で同日開かれた「県民
タンクもれ 汚染水 排水溝に到達か・・「海へ漏出は否定できない」
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で貯留タンクから大量の放射能汚染水が漏れている問題で、漏れた汚染水がタンク群を囲む土のうの外側に流れ出て、30メートル程度先の排水溝に達したらしいことが判明しました。原子力保安検査官の
原発の汚染水漏れ・・国と東電は対策尽くしたのか
東日本大震災での重大事故から2年半近くたっても収束のメドが立たない東京電力福島第1原子力発電所で、新たに300トンもの汚染水漏れが発覚、一部は海に流出した可能性もあり、衝撃を与えています。東京電力は、なぜ大量の汚染水漏れ
汚染水 流出「重大な異常事象」・・福島第1 規制委「レベル3相当」/海洋流出30兆ベクレル
原子力規制委員会は8月21日、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、高濃度放射能を含む汚染水約300トンがタンクから流出したとされる問題で、国際原子力事故評価尺度(INES)の評価で8段階の上から5番目の「レベ
関電再稼働申請 却下を・・住民団体 滋賀県知事に要望
滋賀県の「いのちとびわ湖を放射能から守る輪」は8月20日、嘉田由紀子知事に住民の生命と財産、近畿1450万人の命の水源を守る立場から、関西電力に対し、大飯と高浜の両原発(福井県)の再稼働申請取り下げを求める要望書を提出し
「核燃サイクル」 決別し、内部留保80兆円使い廃炉の決断を・・ ネット番組で小池副委員長
日本共産党の小池晃副委員長は8月19日、使用済み核燃料を全量再処理・再利用する「核燃料サイクル」は必要かを主題にしたインターネット番組「ここがヘンだよエネルギー政策」に出演し、「『(高速増殖炉)もんじゅで夢のエネルギー』
福島第1汚染水対策 詳細なデータ提示を・・党国会議員団 政府から聞き取り
日本共産党国会議員団は8月20日、国会内で経済産業省資源エネルギー庁と原子力規制庁から東京電力福島第1原発で発生した汚染水流出問題についての聞き取りを行いました。 両庁は、いずれも東電提出の資料やデータにもとづく説明に終
タンク汚染水漏れ以前にも 東電教訓生かさず・・政府は再稼働でなく、汚染拡散防止へ全力を
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)のタンクから漏れている放射性物質を大量に含む水の量はこれまでに300トンにのぼることが8月20日、明らかになりました。漏れた汚染水の大半は周辺の土壌に染み込んだといいます。福島
福島第1 高濃度汚染水300トン・・タンクからの漏れ過去最悪
福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で貯留タンクから高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏れ出している問題で、東京電力は8月20日、汚染水の量が推計300トンに達すると発表しました。漏れた汚染水には全部で24兆ベクレルの放射
原発震災は最悪の公害・・福島「地域と環境」教育研究会
公害・環境問題の民間教育研究団体である、「地域と環境」教育研究会が福島県内で8月17日から開いていた研究集会が19日終わりました。全国の教職員ら72人が参加しました。 18、19の両日はいわき市で開きました。同県在住の伊
「大飯」評価会合は継続・・規制委 関電の見解に疑問も
国内で唯一稼働中の原発で、敷地内の破砕帯(断層)が活断層ではないかと指摘されている関西電力大飯原発について、原子力規制委員会の専門家チームは8月19日、現地調査などを踏まえた評価会合を開きました。この日は、結論には至らず