原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員は10月8日、原発再稼働の前提となる新基準への適合性審査の会合で、審査が進行中の6原発10基の電力会社からの資料提出状況リストを示し、事故の発生頻度と影響を計算上評価する「確率論的
原発
井戸水から23万ベクレル・・福島第1 過去最高のトリチウム
東京電力は10月8日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で高濃度汚染水が約300トン漏れたタンク近くの井戸から6日に採取した地下水から1リットル当たり23万ベクレルのトリチウム(3重水素)が検出されたと発表しました。海
「10・13行動」・・共同の力で原発再稼働許さず
原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションがよびかけた「10・13NO NUKES DAY」が13日東京で行われます。 福島第1原発の放射能汚染水問題は深刻な事態にあります。それにもか
浜岡原発 発電機燃料漏れ・・部品の固定不足
運転停止中の中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)で、非常用ディーゼル発電機から燃料の油が漏れた問題で、同社は10月7日、一部の部品を十分に固定していなかったことが原因だったと発表しました。 中部電によると、協力会社の
福島第1 原子炉注水 一時停止・・作業員の誤操作で停電
東京電力は10月7日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の一部の設備で停電があり、1号機の原子炉内に冷却水を注入しているポンプへの電気の供給も止まり、注水が一時停止したと発表しました。数秒後に別の系統のポンプが自動的に
10・13ノーニュークスデイ・・合同会見 原発ゼロへ声集めよう
首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションは7日、衆議院第1議員会館で記者会見し、10月13日の「10・13 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ) 原発ゼロ☆統一行
柏崎刈羽原発 フィルター付きベント(排気)でも 敷地境界で数百ミリシーベルト 全身被ばく・・専門家「立地は不適格」
原発再稼働がいかに住民に被ばくを押し付けるのか―。東京電力が、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を申請している柏(かしわ)崎(ざき)刈(かり)羽(わ)原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機で、炉心損傷後にフィルタ
活断層のない候補地を選定・・指定廃棄物処分場
環境省の有識者会議は10月4日、東京電力福島第1原発事故で飛散した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場候補地を選定するための共通手順を了承しました。付近に活断層や地滑りの恐れがない土地を抽出することなどが柱です。 国は
原発再稼働ノーと1500人・・北海道岩内
北海道電力泊原発(泊村)を対岸にのぞむ岩内町で10月5日、「STOP泊原発の再稼働!さようなら原発北海道集会inいわない」が開催されました。主催は、安保破棄北海道実行委員会も加わる「さようなら原発1000万人アクション北
高濃度汚染水 海に流出・・東電 傾いたタンクに過剰注水/漏れ防げぬ構造
東京電力は10月3日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、汚染水貯蔵タンクから高濃度の放射能汚染水があふれて、外洋に流出したことを明らかにしました。 2日朝から昼すぎにかけてタンクの周りを囲む堰(せき)にたまった水
原発ゼロ実現求める・・政府各省・規制委と交渉
全労連や全日本民医連、新日本婦の会などでつくる原発をなくす全国絡会は10月4日、衆院第2議員会館で、原発ゼロの実現を求めて、経済産業省、環境省、文部科学省、原子力規制委員会と交渉しました。 交渉団長の小田川義和氏(全労連
汚染水対策 全力あげて・・全国漁業協同組合連合会 常務理事(魚政担当) 大森敏弘さん
共産党の東京電力福島第1原発放射能汚染水間題の緊急提言を読みました。国が前面に出る、汚染水が海に流れださないためにあらゆる手だてをとることを原則にする、という2点については賛成です。 福島では9月25日から中断していた試
再稼働は二度とダメ・・反原連 首相官邸前で行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月4日、首相官邸前抗議行動を行い、「再稼働反対」「原発いらない」「すべてを廃炉」と力強く訴えました。福島第1原発で放射能汚染水が海に流出するなど危機的状況にあるのに、原発の再稼働を進める安
汚染水処理設備また停止・・福島第1 タンク間のトラブル 12時間後再開/側溝の放射能、高レベル続く
東京電力は10月4日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、汚染水から放射性物質を減らす「多核種除去設備」(アルプス)の異常を示す警報が鳴り、汚染水処理ができない状態になったと発表しました。処理の停止は先月も発生し、試
避難解除の線量議論・・規制委
原子力規制委員会は3日「帰還に向けた安全 ・安心対策に関する検討チーム」の第2回会合を開き、放射線量の考え方を中心に議論しました。 政府の原子力災害対策本部が、年間20ミリシーベルトを避難解除の基準とす「検討の視点と具体
日本原電の異議却下・・使用済み核燃料への影響を評価で
原子力規制委員会は10月2日、原子炉建屋直下の活断層を認定した日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)について、保管中の使用済み核燃料への影響を評価するよう求めた規制委の報告命令に対する原電の異議申し立てを却下しました。
関電の判断に専門家が異論・・規制委 大飯と高浜の審査
原子力規制委員会は10月2日、再稼働の前提となる新規制基準への適合審査会合を開きました。 関西電力は、大飯原発(福井県おおい町)、高浜原発(福井県高浜町)周辺で、海域にあるFO-A断層、FO-B断層と、陸域の熊川断層
東電前 「再稼働ノー汚染水ストップ」・・「汚染水止めろ!」「伯崎刈羽再稼働するな!」
「汚染水止めろ!」「伯崎刈羽再稼働するな!」をスローガンに、「東電解体!東電本店抗議行動」が10月2日、東京都千代田区の東京電力本店前で行われました。原発に反対する四つのグループが共同でよびかけたもの。400人の参加者(
移送先タンクの水 堰内より高濃度・・福島第1
東京電力は10月1日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、タンク周りの堰(せき)内にたまった水を移送中、移送先のタンクから水をあふれさせた問題で、移送先タンク内の水の全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射
柏崎刈羽 再稼働申請「驚き」・・規制委内で、東電の能力疑問視
原子力規制委員会は10月2日の定例会で、東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県伯崎市、刈羽村)の再稼働に向けて新規制基準への適合性審査を先月、申請したことを受け、審査を実施することを決めましたが、福島第1原発事故を起こ