首都圏反原発連合(反原連)は10月30日、170回目の首相官邸前抗議行動を行いました。四国電力伊方原発(愛媛県)の再稼働には、地元紙の世論調査でも7割近くが反対しています。この民意を無視して再稼働へ暴走する安倍晋三政権
原発
格納容器外で9・4シーベルト・・福島第1 2号機 & 島根原発 現地調査終わる
東京電力は10月29日、福島第1原発2号機で格納容器に通じる配管がある小部屋を調査した結果、放射線量が最大で毎時9・4シーベルトだったと発表しました。45分程度とどまれば人間が死亡する高線量で、東電は除染に1カ月以上か
規制委 宍道断層を現地調査・・島根原発 長さが焦点に
原子力規制委員会は10月29日、再稼働の前提となる新規制基準の審査を進めている中国電力島根原発2号機(松江市)に近い活断層「宍道(しんじ)断層」の長さについて、現地調査を行いました。調査は審査の一環で30日まで。 1
伊方再稼働 住民投票で賛否を・・愛媛・八幡浜市民が申請
愛媛県八幡浜(やわたはま)市で四国電力伊方原発(同県伊方町)の再稼働の賛否を問う住民投票の実施を目指す「住民投票を実現する八幡浜市民の会」は10月29日、署名活動に必要な代表者証明書の交付などを同市に申請しました。
六ヶ所村 使用済み核燃料プール「満杯に近い」・・貯蔵能力拡大で、原発立地自治体に新たな交付金
青森県六ケ所村にある使用済み核燃料の日本原燃・再処理工場を見る機会がありました。サッカー場なら1000個分にも相当する広い敷地に、ウラン濃縮工場や、原発を解体した時に出る放射性廃棄物を埋設する施設などが建っています。
美浜3号機に注力・・適合性審査 関電社長に規制委
原子力規制委員会は10月26日、美浜原発3号機(福井県美浜町)の審査が資料提出の遅れで来年の期限までに終わらない可能性があるとして、関西電力の八木誠社長を呼んで面談しました。 関電は大飯、高浜、美浜の3原発7基につい
1ミリシーベルト以上被ばく38%・・福島第1 敷地外の防災関係者
内閣府は10月26日、東京電力福島第1原発事故で、同原発敷地外の半径20キロ圏内で被災者救助などの防災業務に従事した福島県警職員と地元自治体の消防隊員、自衛隊員のうち38%が2011年3月末までの約20日間に1ミリシー
愛媛知事の伊方再稼働同意・・とめる会 県庁前抗議 「県民を侮辱」
中村時広愛媛県知事の伊方原発再稼働同意に対し、伊方原発をとめる会は10月26日夕、愛媛県庁前で抗議しました。約90人が参加し、草薙順一事務局長は「あくまでも抵抗を続け、伊方原発の再稼働をやめさせようとの決意を誓い合おう
川内村2地区 長期宿泊決定・・政府 来月から実施
政府は10月26日、東京電力福島第1原発事故の影響で避難指示が続く福島県川内村東部2地区について、解除に向けた長期宿泊を来月1日から3ヵ月間実施することを決めました。区域内の追加除染が今月中に終わるめどが立ったためで、
11・1伊方原発再稼働ストップ・・松山市内で全国集会とデモ
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の再稼働を止めようと、「STOP伊方原発再稼働! 11・1全国集会・in松山―福島をくり返さない」が、11月1日午後0時30分から、松山市の城山公園「やすらぎ広場」で開かれます。主催は、
伊方再稼働 知事の同意・・愛媛 住民無視の避難計画/市民団体や共産党 抗議
愛媛県の中村時広知事は10月26日午前、県庁で四国電力の佐伯勇人社長と面会し、伊方(いかた)原発3号機(同県伊方町)の再稼働に同意すると伝えました。地元の市民団体などは「県民の声を無視した判断だ」と抗議の声を上げました
海側の遮水壁完成・・福島第1汚染水対策 開口部閉じる / 東電が発表
東京電力は10月26日、福島第1原発の港湾部に設置した海側遮水壁の閉合を完了したと発表しました。今後、陸側の地下水位の監視や海水の分析を続け、止水効果を確認したいとしています。 海側遮水壁は、放射性物質で汚染された地
“福島原発生業訴訟 専門家の証言”馬奈木弁護士に聞く㊦・・裁判所の検証手続き実施を
馬奈木巌太郎(まなぎ・いずたろう)弁護士 国と東電の反対尋問ですが、対策を怠っていたことが次々証言されているのに、些末(さまつ)な重箱の隅をつつくような質問しかできませんでした。 国と東電の暴論 再稼働
“福島原発生業訴訟 専門家の証言”馬奈木弁護士に聞く㊤・・被害の特徴実態 明らかに
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(福島地裁、金澤秀樹裁判長)は第14回口頭弁論が終わりました。原告側が求めた専門家5人(別項)に対する主尋問、反対尋問が終了。次回からは原告本人に対する尋問が始まりま
女川原発周辺の医療・介護施設8割 避難計画のメドなし・・宮城県保険医協会アンケート
東北電力女川(おなかわ)原発(宮城県女川町、石巻市)周辺30キロ圏を含む7市町の医療機関や介護施設のほとんどで、原発事故時の避難計画が作成されていないことが、宮城県保険医協会(井上博之理事長)のアンケート調査でこのほど
原発でなく美しい海を・・山口・上関 建設ノー県民集会
「いのちの海を守れ!さようなら上関(かみのせき)原発!10・24反原発デー県民集会」が10月24日、中国電力が原発建設を計画する山口県上関町で開かれました。 県内外から800人が参加し、建設予定地の公有水面埋め立て免
声あげ再稼働止める・・官邸前で抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は10月23日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。安倍晋三政権は、川内(せんだい)原発に続き、伊方原発などの再稼働へ暴走を加速しています。1200人(主催者発表)の参加者から「反対の声を広げ、
伊方原発再稼働・・避難体制なき強行 無謀の極み
愛媛県にある四国電力伊方原発3号機が再稼働の動きを強めています。原子力規制委員会の審査で「適合」と認められ、地元の愛媛県や伊方町の同意が進んでいるといいますが、背景にあるのは安倍晋三政権が電力業界いいなりに再稼働を推進
もんじゅ 分類ミス1387件・・安全重要度 原子力機構が報告書
日本原子力研究開発機構は10月21日、高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で点検間隔などにかかわる機器の安全重要度分類について1387件の誤りが見つかったとする報告書を原子力規制委員会に提出しました。 このため、同
日本の温室効果ガス 132事業所が半分排出・・ 削減は“大口対策”重要
日本が出した温室効果ガスのうち、わずか132事業所の排出が排出量の半分を占めることが環境NGO気候ネットワークの調べで10月22日、分かりました。(グラフ) 温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度によ